ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

久しぶりのお出かけ

2007-09-08 18:30:36 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3099_1 台風9号の直撃を受けた次の日に、娘の会社の保養所のある箱根に久しぶりに出かけた。娘が新しく『ハンディキャップズルーム』が出来たので予約してくれたのである。実に、発病以来、6年にして二回目のお出かけである。前の日に私の住んでる地方は台風9号の直撃をを受けて、箱根は降り始めから900ミリの雨が降っていた。なにせ、久しぶりの宿泊旅行。準備からして大変!普段、私は下はジャージを穿いているので、外に出かけるズボンが無い。仕方が無いので発病前に穿いていたGパンを出して穿くことに・・・。しかし!立ち上がるとストンと脱げてしまう。それにしても痩せたものだ。(涙)

Img_3108_1 『どうせ、車椅子に座っているんだから・・・。』の天の一声で全てOK!我が家から箱根までは、通常一時間もあれば着く距離なのだが、ニュースでご存知の方もいるかもしれないが、台風により、海岸線を走る『西湘バイパス』という有料道路が1キロに渡って崩落のため通行止め。よって国道一号線を行く事になった。案の定、道は断続的に渋滞。やっと箱根の入り口の『湯本』近くまで辿りついいたら『国道一号線、土砂崩れのため片側交互通行』の表示と共に前方は大渋滞。私は『勝手知ったる他人の土地』『昔、取った杵柄』で、娘に旧道に廻る様に指示、一路、昔の旅人も通った旧東海道へ。箱根の山道を登るには、4本の道がある。一本は『箱根駅伝』が通る国道一号線。後は両方とも有料道路だが『箱根ターンパイク』と『箱根新道』。そして、旧東海道。その内、ターンパイクと箱根新道は通行止め。旧東海道も道幅は狭いし、通称『七曲り』をはじめとする『ヘアピンカーブ』と急勾配の連続で、ちょっとした賭けであった。案の定、道を登り始めたら遠くに見える山肌に『あんな所に滝があったっけ?』と思うような日光の華厳の滝ばりの滝が出来ていた。不安は的中!坂道はまるで川のように水が流れてくるし、石垣からはまるで水道管が破裂したように水が吹き出ていた。道路の端には、折れた木の枝がたくさん落ちているし、道路の所々、流れた水が運んだんであろう土砂がつもっていた。一番肝を冷やしたのが、カーブを曲がった途端、パトカーとおまわりさんが立っていた事『こんな所でネズミ捕り?!』とドキッとしたが、目の前を見ると巨木が倒れていて道半分をふさいでいた。そんな場所が三箇所ほどあった。私は、倒れる前からおまわりさんとは『相性』が悪いので。(笑)そんなこんなで三時間ほどで着く事ができた。着いたときは、久しぶりの遠出の車の振動と、おまわりさんとの出会い、そして何よりも娘の運転だったこともあり、へとへとであった。(笑)私は温泉には入れなかったが、家族のリフレッシュ、何よりも家内のリフレッシュができればいいと思う。私は、私のために保養所をとってくれた娘の気持ちと、緑をはじめとする良い景色と良い空気を満喫できたことで大満足です。写真は、部屋からの芦ノ湖と、夕食です。私は昨日今日とカロリーを摂り過ぎたので、今日の夕食は『卵かけご飯』です。(涙)