ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今まで その6

2006-01-15 14:10:27 | 日記・エッセイ・コラム

ICUにいる時に思った事が二つある。ひとつは、この病気が家内や娘達ではなく自分でよかった。こんなに辛い思いを家族にさせたくなかった。そしてもうひとつは、『絶対にこの病気を克服するんだ』という事だった。正直に言って、この先どうなってしまうのか等々心の中は不安でいっぱいで張り裂けそうだったが、家族のためにも勿論、自分のためにもこのままで終わりたくないという気持ちがつよかった。最近、ネットサーフィンをしていたら、こんな事が出ていた。『プラス思考は脳にも影響を与える。脳からエンドルフィンというホルモンが活発に分泌され、免疫力が高まる。』とカナダ・モントリオール大学前学長のシマー博士が言っている。『このエンドルフィンという『脳内モルヒネ』の効果、プラス思考によって心の中に『完治の結果』をイメージし、確信する事で脳が身体に命令を下し、病気と戦わせる。』とも言っている。また『ヘッド・ファースト 希望の生命学 春秋社』という本の中でアメリカのカズンズ博士が自らの膠原病や心筋梗塞を克服した経験から『机上の理論ではなく、希望、目的意識、固い決意などは単に脳の中だけの話にとどまらない。それらは電気化学的刺激となって免疫系の働きに大きな役割を演じ、ひいては人体全体の有機的活動に大きくかかわってくるのである。絶対に治すという信念が刺激となって、脳が身体を治癒するための処方箋を書く』という記事が出ていた。後に転院するY市立医大のM医師に言われた『病気を治すのは八割は患者の力だよ。私達は残りの二割で患者さんに協力するんです。』まさにこの事なんだなぁ!と感じて、又やる気が湧いてきた。

コメント (4)
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