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冬の伏見稲荷

2008年01月27日 | 京都 伏見稲荷大社
京都・伏見稲荷大社 





この日、予報では雪。

米原あたりではかなり積もっていましたが

トンネルを抜け京都市内に入ると雪の気配は全くありません、ちょっと拍子抜け。


新幹線を降りJR奈良線に乗ると「伏見駅」は二駅目、あっという間に到着です。

駅を降りると目の前すぐにこの大鳥居があります。

この朱色は京都に行くといたる所にあります、平安神宮、八坂神社・・・

でも伏見稲荷が一番似合うかな~。




鳥居はどこでも真ん中は神様のお通りになる所、この角度から我々は端っこを歩きましょう。




まだ9時前だと言うのに神殿では団体の参拝客がお払いを受けている最中。

隣の舞台(?)では巫女さんによる舞が始まったところです。

(当然、撮影禁止なので画像はありません)

神殿一帯に神聖な雰囲気が漂い始めました。




苔むした萱葺き屋根が雨にぬれて趣のある景色を作っています。




こちら一見、普通の砂利。





良~く見ると小さい四角の物体が見えます。何か???


お正月など混雑する際、砂利が飛び靴や服が汚れる事の無いようこれを固定して砂利全体が歩きやすいよう又、小石が飛び散らないよう工夫がされています。




これから先の伏見稲荷のお山はお狐様と鳥居のオンパレード、

小さなものから大きなものまで取り揃えてあります。

(この角度から見ると笑っているように見えます)





目標は一番上のお社まで。

往復2時間かかりそうです。






「千本鳥居」の出発点。

一般の参拝の皆さんはここで引き返します。





しかしここがお山の出発点。



まるで「鳥居のトンネル」よく写真雑誌のコンテストに登場します。

この手前で韓国の若い子達のグループに遭遇。

どこから来たのか、お聞きすると(クワンジュ)との事、光州かな?

今、東京ではいろんな場所に韓国の人達が来ていますが京都でも

同じようにエネルギッシュな韓国の人達に会うことが出来ます。

この辺で引き返すのでしょうか?。







上っていくほうから見るとシンプルそのもの、しかし

反対側から見るとこんなんです。


この鳥居は立てることに意味があるのではありません。


木で出来ているためほぼ10年ほどで傷み始めます。

その時、同じ場所に再び同じような又は一回り大きな鳥居を立て直すのがお礼の印とされています。

つまり、日々、守っていただいているせいで生活が安定して家業や会社が繁栄し再び鳥居を寄進できるほどになりました・・・・

1回寄進しただけでは何の意味も無いのです。

いつも大きく前進させてもらっているお礼の意味が

「10年ごとに立て直す」ということになるのです。




山のあちこちにこんな立派な社から小さな社までいっぱいあります。

それぞれ様々な神様が祭られています。

日本国中のお稲荷さまの総本山ですからその数、半端ではありません。






途中、小さな子供が一生懸命走って登ってきます、4歳~5歳くらいでしょうか、その後からお母さんが又、一生懸命に歩いてきます。・・・・・・・・

はるか昔、同じような年齢の頃、良く親と一緒にこのお山に何度と無く来ました。

この子と同じように一人だけ一気に走って登り大人達を一人待ったものでした。


まるでタイムスリップしたようにあの時の姿が浮かんできました。



しかし今は体力も落ちこの先、半分近く残し断念です。

帰りの途中、先ほど会った韓国の若者達が一生懸命上ってくるのと出会いました。

詳しい事は分からずに登ってきたのでしょうがこれも何かの縁、

韓国に帰ってからも良い事がありますように!!


下山してから今度は京阪「伏見稲荷駅」に向かうため参道を歩いているとおなじみの「すずめ」が並んでいます。

妙に色艶がよく本物かいな?と疑問が湧いてきます。

でもサンプルにしては出来が良過ぎます。






すずめ・・・・食べるところがあるのかと思うくらい骨だらけ。

何故<すずめ>とお思いでしょうがお稲荷様は五穀豊穣の神様、その稲の穂を食べるすずめは天敵になります。

よって食べてしまおうと乱暴な論理です。




うずら・・・・隣に並んでいますがこちらも同じく骨だらけ。


食欲が湧かないどころかわいそう!




こちら駅のホーム。

狐も鳥居もすべてお稲荷さんそのもの!!

ここまで徹底しなければご利益がないかも。
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