世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

小沢資金問題(7)

2010-02-25 12:50:25 | Weblog

14.陸山会への2億8千万円「寄付」は偽装 池田元秘書供述2010年1月16日15時12分

 小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反容疑事件で、同会が2005年分の政治資金収支報告書に、関連政治団体から2億8千万円の寄付があったように装う虚偽記載をした疑いがあることがわかった。05年分の収支報告を担当した小沢氏の元秘書、池田光智容疑者(32)は特捜部の調べに対し、この2億8千万円が偽装だったことを認めた模様だ。

 陸山会は、実際には04年10月に不動産会社から購入した東京都内の宅地の代金を05年1月に支出したとして記載しており、東京地検特捜部は、05年の時点で十分な資金があったように見せかけるためのつじつま合わせの工作とみている。

 小沢氏12日の定例会見や昨秋の会見で、陸山会の収支報告書の記載について、具体的な疑問には答えないまま「計算上のミスはあったかもしれないが、意図的に法律に反するような行為はしていない」「単純ミスだ」としてきたが、この釈明にほころびが生じた。

 陸山会の収支報告書は事務担当者が作成し、04年分は元秘書で衆院議員の石川知裕(ともひろ)容疑者(36)=同党、北海道11区=、05年分は後任の池田元秘書が担当した。

 陸山会は04年10月29日、原資不明の4億円を使い、東京都世田谷区の宅地を不動産会社から約3億4千万円で購入。関係者によると、この際、陸山会側は不動産会社側に「登記の時期は自由にしたい」と伝え、05年1月7日付で売買を登記。05年分の収支報告書にも、同日に土地を購入したとして約3億5千万円を支出計上した。

 ところが、陸山会が同日時点で保有していた資金は、定期預金以外は約1億4千万円で、土地代金には約2億円足りなかった

 そのため、2日前の1月5日付で、小沢氏が代表を務める「民主党岩手県第4区総支部」から1億3千万円、「小沢一郎政経研究会」から1億5千万円の計2億8千万円の寄付があったように装い、収支報告書に収入として記載した。実際の資金移動はなかったという。

 特捜部の調べでは、石川議員と会計責任者だった公設第1秘書の大久保隆規(たかのり)容疑者(48)が共謀し、04年分の収支報告書には原資となる4億円の収入も、諸経費などを含めた約3億5千万円の支出も記載しなかったとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いが持たれている。

 また、池田元秘書は大久保秘書と共謀し、土地は05年に取得したと偽って05年分の収支報告書に虚偽の支出を計上。さらに07年に小沢氏に4億円を支出したが記載しなかった疑いがある。

 この土地取引をめぐっては、土地代金に充てられた4億円の資金移動と並行して、同じ日に銀行から小沢氏の個人名義で同額の融資を受け、陸山会に転貸するという不可解な資金操作をしていたことが判明。400万円超の余分な金利負担を抱えてまで融資を受けており、土地代金の原資を隠そうとした意図があった疑いが持たれている。

 また、土地の購入原資や、融資書類への署名など、小沢氏本人がかかわった疑いが浮上している。
http://www.asahi.com/special/ozawa_sikin/TKY201001160190.html



陸山会は、2004年10月29日に原資不明の4億円で、世田谷の土地を購入している。

更に、陸山会は4億円の定期預金を作っている。それを担保に小沢一郎は銀行から4億円の融資を受けている。小沢は、その融資を受けた4億円を、再度陸山会に貸し付けている。この時点で、陸山会は、定期預金の4億円と融資を受けた現金としての4億円が存在していた事になる。しかもこの現金の4億円は2007年に小沢のもとに、なんの制約もなく、流れている。しかも小沢の銀行からの借金(融資)は、2005年と2006年にこの定期を解約し返済されている。(NO.24の図参照の事)

ここでは原資不明な二つの4億円が、土地と預金という形に変わっている。これらの4億円二つは、ゼネコンから提供された秘密資金であるために表には出せない。しかしその一つは土地という形で、洗浄されて表に出てきた。そしてもう一つの4億円は、定期預金となっているがまだ裏金だ。しかしそれも融資という形で現金化されて、小沢のもとへ戻っていった。現金となった4億円は、何の印もない表の金となったのである。

このようにして、小沢はゼネコンから提供された二つの4億円を、土地と現金という表の金にしていったのである。

二つの秘密資金の4億円を表に出すために、土地の登記は2005年1月7日と遅らせたのである。登記は銀行からの融資の時よりも後の時期にしておかないと、辻褄が合わないからである。即ち融資された4億円で土地代金を支払った、と言う為である。しかし土地代金は、表に出さない形で既に支払われているから、この融資された4億円で、秘密資金から定期預金→融資資金という形で表の現金へと生まれ変わらせたのである。

しかし、まだ問題があった。2005年1月7日と言う日付の土地の登記と言う現実が残っている。そしてそれには土地代金の支払いが伴い、政治資金収支報告書にも、その旨記載しなければならない。現実の収支報告では、陸山会の金庫に定期預金以外にはその時、1億4千万円しかなかった。これでは土地代金は払う事が出来ない勘定となってしまう。そのため更に、2億8千万円の寄付があったように、収支報告書に虚偽記載することとなったのである。陸山会の金庫には、当然、融資された4億円の現金がある。しかしこれはその時点では表に出せない金で、小沢の懐に入れなければならない金である。だから小沢は、陸山会の収支報告書には定期預金の4億円と借入金の4億円しか記載しなかったのである。
(続く)
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