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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

フィギュア全日本女子フリー

2013-12-23 21:46:39 | スケート


 昨日、女子SPの後に行われた男子フリーの結果は、
1位:羽生選手がSPに続き見事な演技で優勝。代表の1枠目を射止めました
2位の町田選手、3位の小塚選手は選考待ちです。
高橋選手は、足のケガの影響か、本来の演技ができず5位。しかし、これで代表の可能性がなくなったわけではありません。
高橋選手は、世界ランキングやシーズンベストといった3枠目の選考基準は満たしているし、そのどちらでも町田選手と小塚選手を上回っています。五輪までにケガを治してやってくれるかも、ということになれば代表に入る可能性はあります。
町田選手はGPシリーズで2勝。GPファイナルではまさかの大コケでしたが、全日本でいい演技をしたので代表の可能性は大きいでしょう。
小塚選手はGPシリーズが不調で全日本一発勝負という厳しい状況になりましたが、意地の3位表彰台。
五輪はある意味一発勝負なので、こういう「ピークを合わせられる力」は重要です。
女子のフリーもドキドキですが、代表選考の行方もドッキドキですね


女子フリー最終グループは宮原選手から。
冒頭の3回転―3回転を決め、次々とジャンプをこなしていきます。
スピードと流れのある演技です。
後半のコンビネーションも決め、気持ちものってきたようです。
3連続ジャンプ、きれいなスピン、最後のジャンプと、のびやかな滑りでフィニッシュへと上り詰めて行きました。
高得点で190点越え。191.58で、暫定1位に。


2番目は鈴木明子選手。
いきなりの3連続ジャンプを決め、たたみかけるように次々とジャンプが決まります。
スローパートではしっとりと情感を出しながらも、後半のジャンプも次々決めていきます。
表情やしぐさの一つ一つが豊かです。
最後の白鳥のようなスピンはオリジナリティがありますね。
最後の一瞬の表情まで決まった後、感極まって涙が溢れます。
鈴木ワールドがリンクを包みます
215.18でトップに躍り出ます。


安藤選手はスピードのある滑り出しで、3回転―2回転を決めます。
次のジャンプはすっぽ抜けてしまいましたが、2回転半―3回転は決めます。
長い手足を活かした美しいスピン。
ステップも力強さがあります。
ジャンプにミスはありましたが、最後までスピードにのって滑りきりました。
順位は現時点で4位。
ブランクを考えると、よくここまで持って来たという演技でした。もうちょっと時間があったら…と思わせられましたね。


SP6位の今井選手。
明るい音楽にのって、スピードのあるのびやかな演技。
これまではジャンプのことを考えてスピードを落としてしまうところがあったそうですが、今回はそれはやめようと思ったそうです。
前向きな気持ちがジャンプも成功させます。
清々しい演技で、笑顔のフィニッシュ。
181.16で、現時点で3位。そして、鈴木選手の表彰台が確定しました。


村上選手も冒頭の3回転―3回転を決め、流麗に滑ります。
哀切なヴァイオリンのメロディーにのって、情感あふれる美しい演技です。
後半のジャンプも成功、3連続も決めました。
終わった瞬間、力一杯ガッツポーズ。
SPはうれし泣きでしたが、今日は笑顔がこぼれます。
これも高得点。205.52で2位。表彰台は確定です。


最終滑走は真央ちゃん。
最初のトリプルアクセルはバランスを崩し、2つめはすっぽぬけてしまいましたが、今季の真央ちゃんはこの後から得点を積み重ねて行けます。
素人目にも一つ一つの技が高度なのがわかります。
ジャンプでいくつかミスがありましたが、力強く滑りきりました。
勝つための安全策をとるより、二度のトリプルアクセルに挑戦した真央ちゃん。
199.50で3位にとどまりました。
女子の1枠目は鈴木選手が獲得


女子の優勝は鈴木選手、2位は村上選手、3位が真央ちゃんです。
表彰式の後は五輪代表の発表ですが、選考が長引いているようです

いよいよ発表です。シングルは…


【五輪代表】
 男子…羽生選手、町田選手、高橋選手
 女子…鈴木選手、浅田選手、村上選手


高橋選手の名前が読み上げられた途端、会場から歓声が上がりました。
小塚選手は残念でしたが、高橋選手は精神的にも日本勢の支柱になれる存在のようなので、小塚選手の分も頑張ってほしいです。
女子も納得のメンバーですね。特に、若い村上選手が早いうちに五輪を経験するのはいいことだと思います。
ガンバレ、ニッポン