2009年8月30日。
甲子園では阪神が3-1で巨人に勝利。
下柳―矢野のアラフォーバッテリーが1失点で切り抜け、アッチソン―藤川の必勝リレー。
前回の安藤の時も思いましたが、矢野はピンチでベテランらしい巧いリードをするなあ。
攻撃では、鳥谷が先制ホームラン。
すぐに同点に追いつかれますが、金本が勝ち越しタイムリー。
追加点がほしい場面で、鳥谷が2本の浅いフライで好走塁し、本塁に帰ってきます。
これで、巨人に4カード連続で勝ち越し。
今季初めての月間勝ち越し。
ヤクルトの試合が雨天中止になったので、ゲーム差が5に縮まりました。
9/1から、ヤクルトを迎えて3位攻防戦です。
試合の途中で、野球中継が選挙報道に切り替わってしまいましたが、サンテレビがフォローしてくれたので最後まで見ることができました。
F1ベルギーGP決勝も選挙報道のあおりで放送時間がすごく遅くなっていたので、一度布団に入り、目覚ましをかけて起きました。
「てか、選挙について言うことはないんかい?」
民主党さん、おめでとうございます。
みんなが楽しく笑って暮らせる日本にして下さい m(_ _)m
このブログはデイ○ースポーツのようなもので、何があっても阪神ネタ&F1ネタがトップです
予選で大波乱が起きたスパ・フランコルシャン。
決勝でもスタート直後に波乱が起きます。
バリチェロの車が動きません。
ライコネンが大きくふくらみますが、大外からかまして3番手につけます。
すぐに2番手クビサをオーバーテイク。
後方では大クラッシュが起きます
グロージャン、ハミルトン、アルグエルスアリ、バトンがリタイア。
スタートでポジションを落としたトゥルーリが巻き込まれてフロントウィングをいためてしまいました。
早くもセーフティーカー(SC)が出ます。
3周目でSCがコースアウト、レース再開です。
ライコネンがフィジケラをオーバーテイクしてトップに立ちます。
このコースを得意にしているキミ様、去年と同じく鮮やかなオーバーテイクを見せてくれました
このコースはオーバーテイクができるので、あちこちで抜きつ抜かれつのシーンが繰り広げられます。
ベッテルがロズベルグをかわします。
バリチェロは、KERS搭載のバドエル、一貴を抜いて順位を上げます。
レッドブルもブラウンGPも、懸命に貴重なポイントをとりにいきます。
トップのライコネンは快調にとばします。
今回、フェラーリのマシンはガソリンを積んだ状態でのバランスがいいようです。
ライコネンとフィジケラが同時にピットイン。
フォースインディアのピット作業がやや手間取ります。
順位は変わらず。
ウェバーとハイドフェルドがピットレーンであやうく接触しそうになります。
審議の対象になり、ウェバーにピットスルーペナルティーが科せられます。
ウェバー、ポイント獲得に向け痛いペナルティ。
大体1度目のピットインが終わったところで、順位は、
1 ライコネン ←2 フィジケラ ←3 アロンソ ←4 クビサ ←5 コバライネン ←6 ?(自分のメモの字が読めない!;爆)←7 ベッテル ←8 ハイドフェルド
フィジケラがライコネンにぴったりついています。
ライコネンの方が1周早くピットインしなければならないようなので、もっと差をつけなければなりません。
レース中盤で、トゥルーリがリタイア。
またも初優勝の夢がすり抜けてしまったか、トヨタ。
どうやら1ストップ作戦のアロンソがピットイン。
直前に、「ソフトタイヤをつけるから、速く出ないとだめだよ」というチームラジオが入ります。
ところが、ピット作業にミス。左フロントタイヤがはまりません
アロンソは大きくタイムロス、14番手でコースに復帰。
結局、アロンソはリタイア。
ベッテルが4番手まで上がってきました。
3番手のクビサを追い上げます。
バリチェロもポイントを狙える位置です。
ライコネンはフィジケラに0.8秒差でついてこられていましたが、1秒2まで差を広げます。
しかも、1周違いではなく、2台同時にピットイン。
どちらもミスなくコースアウト。順位変わりません
フェラーリ、フォースインディア、どちらの読みが違っていたのかわかりませんが、ライコネンが少しでも差を広げたのが功を奏しました。
タイヤもライコネンはソフト、フィジケラはハードです。
しかし、フィジケラはまた差を縮めてきます
ベッテルはピットインまでにクビサにどこまで差をつけられるかが、表彰台に乗れるかどうかのポイントです。
19秒の差をつけてピットイン。静止時間は6秒4。
ベッテル逆転
ベッテルは8番手スタートから表彰台圏内にとびこみました。
チームメイトのウェバーはロズベルグと8位争い。1ポイントをめぐって熾烈なバトル。
バリチェロが7番手まで上がってきています。
しかし、エンジンから煙が上がります。
残り2周ですが、このコースは1周が長い。
後ろからロズベルグ、ウェバーが差を詰めてきます。
ピットからチームラジオが入ります。エンジンには問題がなくオイルが洩れているだけだと思われるので大丈夫だということです。
ライコネンとフィジケラの差は0.9~1秒。
見ているのが苦しいです。
動悸、息切れ、目眩 (@_@;)
スパの長さが恨めしい
去年もこうやって心臓が潰れるような思いで見てました。
あの時はハミルトンとのトップ争い。
そして、最後の最後で…
今年は…
キミ様優勝、キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!
。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。 ← 嬉しすぎて、号泣
選挙がなんだ! 政権交代がなんだ!
今日一番大事なニュースはこれだ
「ちょっと取り乱しておりますが、許してやって下さい 」
リザルト
ライコネン(フェラーリ)
フィジケラ(フォースインディア)
ベッテル(レッドブル)
クビサ(BMW)
ハイドフェルド(BMW)
コバライネン(マクラーレン)
バリチェロ(ブラウンGP)
ロズベルグ(ウィリアムズ)
9 ウェバー(レッドブル)
10 グロック(トヨタ)
11 スーティル(フォース・インディア)
12 ブエミ(トロ・ロッソ)
13 中嶋一貴(ウィリアムズ)
14 バドエル(フェラーリ)
※ アロンソ(ルノー)、トゥルーリ(トヨタ)、 バトン(ブラウンGP)、グロージャン(ルノー)、 ハミルトン(マクラーレン)、 アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)はリタイア
トップでチェッカーを受けたのはキミ様。
トリはバドエル。フェラーリが最初と最後をしめました。
完走だけはする男、ルカ・バドエル(爆)。
ウェバーは優勝した時、コックピットできゃあきゃあ叫び、ハミルトンはパルクフェルメで大はしゃぎでしたが、キミ様は喜び控えめ。
まあ、狂喜乱舞するキミ様は想像しにくいですが…
でも、レース後の会見の時の表情は嬉しそうでした
キミ様コメント
「僕とチームとって素晴らしい勝利だ。表彰台のどこにいてもシャンパンの味はおなじだけど、勝ったときの気分は明らかに異なる。
このトラックにはドライバーが望む全てがあるし、ここで運転するのは楽しい。でも、なぜ僕がここで4回も勝っているかに特別な秘密はないよ。
少なくとも1レースは勝ちたかったし、僕たちはそれを成し遂げた。クルマは集団の中でベストではないけど、僕たちは全てをまとめることができたし、この結果はチームのあらゆる努力によるものだ。
うまく逃げたけど、ルーベンスが僕の前でスタックして、彼を避けなければならなかった。そのあと1コーナーとストレートエンドでなんとか順位を2位にあげることができた。
セーフティカーの後ろで、リスタートでフィジケラに仕掛けるために主にタイヤとブレーキの温度を保つことを考えていた。それで彼をかなり簡単に追い抜くことができた。
最初のピットストップでソフトタイヤのままでいた方が良かったかもしれないけど、後から言うのは簡単なことだ。
最後の部分で、ジャンカルロを退けられないかもしれないと思ったので、スタヴロのストレートで身を守るためにKERSの使い方を少し変えたて、なんとか前に留まることができた。
僕たちのクルマは特に縁石で良くないのでモンツァは難しくなるだろうけど、全力を尽くすつもりだ」
フィジケラ・コメント
「再び素晴らしい日になったし、今日は驚くべき結果だ。スパに来る前、あなたが全チームに8位でフィニッシュできたら満足かと聞いたなら、僕たちは素晴らしい結果だと言っただろう。2位は夢のようだし、本当に素晴らしい。
実際、正直に言えば、僕たちはレースに勝てると感じていたので少し落ち込んでいる。リスタートでキミが僕を追い越していったセーフティカーは不運だったし、KERSで僕をオーバーテイクした。実際、彼の後ろで僕の方が速かったけど、KERSによってロングストレートで速くなるのは不可能だったので追い抜くことができなかった。でも、トラックとファクトリーにいるみんなからこのファンタスティックな結果を取り上げることは出来ない。
昨日のあと、僕はポイントを獲る自信があったし、それはチャンピオンシップと来るべきレースに向けてポジティブなことだ。みんなにとても感謝している」
とれそうでなかなかとれなかったフォースインディアの初ポイントは、2位表彰台という劇的な形でもたらされました。
一貴くんの今季初ポイントもきっとこういう形になると思います。
ライコネントとフィジケラのトップ争いも見応えがありましたが、バリチェロとレッドブル勢のポイントをめぐる攻防も迫力がありました。
バリチェロは最後、車から火を噴きながらも 7位2ポイントを死守しました。
8番手から表彰台に上がったベッテルも素晴らしかったです
ウェバーも最後まで諦めずに8位を狙っていましたね。
それでは、今日は大判、歓喜の表彰台です。
2009年8月30日は忘れられない特別な日…