BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

全日本フィギュア女子フリー

2015-12-27 21:20:13 | スケート


 今年も華やかでハイレベルなフィギュア全日本選手権が開幕しました。
わたしは男女ショートも男子フリーも、帰ってきたらもう終わっていた状態で、わずかに羽生くんのフリーの演技が見られたのみでした
真央ちゃんはGPファイナルで体調が悪そうでしたが、まだ回復していなかったのかな。SP5位でしたね。
フリーの前の6分間練習ではいい動きをしていたように見えましたが…

最終グループ第一滑走は、SP1位の宮原選手。
実績を重ねて、すごく自信をつけたことが感じられる演技でした。
一つ一つの要素をしっかりこなし、会場を引きこむ情感あふれる演技でした。
高得点で現時点1位。

SP2位の本郷選手。
冒頭の連続ジャンプを決めます。
一つ転倒がありましたが、会場の手拍子を呼ぶステップ。
その後のジャンプは次々決め、後半も独特のステップで見せ場があります。
得点は高かったのですが、全日本はなにしろハイレベル。これでも現在3位。

そして、真央ちゃんです。トリプルアクセルは転倒。
このところ、最初のアクセルが失敗すると後も崩れてしまうことが多かったですが、今日は切り替えている感じ。
後半のジャンプも次々決まります。
スピンの美しさや、音楽と動きの一致などは、真央ちゃんならではですね。
演技後は、ちょっと切なそうな笑顔。
コンディションが悪い中でできる限りのことをやれたという感じでしょうか。
この時点での3位に入ります。

最終滑走はSP4位の村上選手。
苦しい時期が続いていた村上選手ですが、SPではジャンプが決まってうれし涙。
フリーでもスピードのある村上選手らしい演技でしたが、どうも、予定していたプログラムと実際の演技の内容が違ってしまったところがあるようです。
演技が終了したとたん、「あれ?」という顔。
総合の順位は6位。


最終順位は、

1位 宮原聡子(連覇)
2位 樋口新葉
3位 浅田真央
4位 本郷理華

ここまでが女子シングル世界選手権出場圏内です。
ジュニアから全日本に出場した選手も二人最終グループに残り、いい演技を見せて暮れました。
全日本は本当にハイレベルですね。


世界選手権代表

羽生結弦、宇野昌磨
宮原知子、浅田真央、本郷理華



フィギュアGPファイナル女子フリー

2015-12-13 20:49:16 | スケート


 
滑走順は、アメリカ勢→日本勢→ロシア勢。それぞれ2人ずつという順番です。
第一滑走のワグナー選手は、SPは不本意な演技だったようですが、フリーは本来の力を出した会心の演技でした。
ゴールド選手は、SPに続き、やや不完全燃焼気味というところでしょうか。

日本勢はまず宮原選手。
美しい流れの中で前半のジャンプを決めていきます。
こういう優美な曲があっているのかな。体を大きく使ったスピードのある演技です。
後半のジャンプも決めます。
フィニッシュのスピンも美しい!
ため息が出るような「宮原ワールド」を作り出しました。
140・09のパーソナルベストでトップに躍り出ました。総合得点もパーソナルベストです。



次は真央ちゃんです。
トリプルアクセルがステップアウト、次のコンビネーションが単独のダブルジャンプになりましたが、トリプルルッツはとんだかな。
後半の3連続、トリプルループも決まります。
ジャンプがいくつかすっぽ抜けてしまったので、ちょっとのれなかったかなという印象。
125・19で現在総合4位。

ラジオノワはミスもありましたが、元気のいい、生き生きとした演技でした。あと一人を残して2位。

いよいよ、SP首位のメドベデワです。
ユニークな出だしから、3回転―3回転を決めます。片手を上げているので加点要素。
この選手は手足がすらりと長いので、スピンがすごく見栄えがします。
ステップも長い間片足だけで立っていたりと、難度の高さがうかがえます。
後半のジャンプも次々決めていきます。コンビネーションもあったので得点が大きいです。
本人も手応えがあったのか、ガッツポーズ。
文句なしの1位。シニアデビューイヤーでの優勝は、真央ちゃん、キムヨナ選手に続く快挙です。

宮原選手は銀メダル。
これを自信にして、ますます飛躍してくれそうですね。
真央ちゃんは6位と残念でしたが、よく考えたら今年は復帰イヤーなんですよね。
真央ちゃんだから、ファイナルに出てもあたりまえみたいに思われてしまいますが、ブランクの後で世界最高難度のプログラムを組み、ここまでくるのはすごいことだと思います。
二人ともお疲れ様
シーズンはまだ続くので、体に気をつけてがんばって下さい



フィギュアGPファイナル女子SP

2015-12-12 20:56:48 | スケート


 GPシリーズ上位6人のみが出場できるGPファイナル。
昨日の男子SPは羽生選手のだけ見ることができましたが、もう「神」ですねえ。
自分が打ち立てた大記録を自分であっさり破ってしまうところがすごすぎます

女子はGPシリーズ6大会の優勝者が全て異なるという史上初の展開。
まさに真の世界一決定戦ですね。
日本からは、真央ちゃんと宮原選手が出場します。

真央ちゃんは3番滑走。
このSPは出だしの表情とポーズがキュートで素敵。
最初のトリプルアクセルはやっぱりドキドキしてしまいます。
今回は成功!
ルッツジャンプがシングルになってしまいましたが、その後のレイバックスピンが綺麗。
ルッツジャンプはすぐ踏切違反を取られるので、意識してしまって難しいんですよね。
つなぎの部分でも会場から声や拍手が出ました。
圧巻のステップからフィニッシュ。
得点は69.13で、69.43のラジオノワに次ぐ2位。

 

続いて、GPファイナル初出場の宮原選手。
冒頭の3回転―3回転を決めます。
大舞台で次々と結果を出した自身からくる安定感。努力が花開いた表現力で、見ている者をひきこみます。
今日出場の選手の中で初めて大きなミスなく、最後までスピード感のある演技でした。
得点は意外に伸びず、68.76。
真央ちゃんに続いて現在3位です。

SP首位は初出場のメドベデワ選手。
16歳とは思えない、優美で情感あふれる演技です。
演技の前半にジャンプがなく、全て後半にもってくるという独特の構成です。
ジャンプが後半と言うことは得点が1.1倍。それを全て成功させます。
74.58という高い得点で抜けだします。


SP順位

1位 メドベデワ
2位 ラジオノワ
3位 浅田真央
4位 宮原知子
5位 ゴールド
6位 ワグナー


メドベデワには少し差をつけられましたが、フリーで巻き返しは可能。
後は僅差なので、二人ともがんばれ~



フィギュアNHK杯女子フリー

2015-11-28 21:22:39 | スケート


 SP4位の真央ちゃんが巻き返すか、1位の宮原選手がGPシリーズ初優勝を飾るのか。
ドッキドキのフリーです。

先に滑ったのは真央ちゃん。
SPのキュートさとはうってかわって、しっとりと演じます。
冒頭のトリプルアクセルが途中でほどけてしまい、次のコンビネーションも2つめがダブルに。
トリプルジャンプでも一つミスがありましたが、難度の高いプログラムを最後まで優美に滑りきりました。
大会前のインタビューでは、ジャンプより全体の表現を大切にしたいと言っていた真央ちゃん。
もちろん、ジャンプが成功するに越したことはありませんが、ジャンプ以外の要素や、全体の流れの良さなどでレベルの高さを見せつけたのではと思います。
もちろん、この時点でトップ。

アシュリー・ワグナーは全体を綺麗にまとめたのですが、ジャンプの着氷の乱れなどがあって、真央ちゃんを上回れません。
残りは2人なので、ここで真央ちゃんの表彰台が決まりました。

コートニー・ヒックスは転倒などもありましたが、ダイナミックな演技で真央ちゃんを上回り、この時点でトップに。

いよいよ最終滑走は宮原選手です。
彼女もフリーは優美な曲で、SPとの違いを見てほしいとのこと。
いきなり3連続ジャンプを決めます。次の3回転も成功。
SPを1位で折り返すと、案外フリーでプレッシャーがかかってしまうものですが、宮原選手はのびのびと演技しています。
その後のジャンプも次々決めていきます。
最後のコンビネーションも決まり、スピードにのってラストへ。
表情も豊かです。最後は綺麗なスピンでしめくくりました。
パーソナルベストで、NHK初優勝

NHK杯の表彰台は…

1位 宮原知子
2位 コートニー・ヒックス
3位 浅田真央

真央ちゃんと宮原選手はGPファイナルにも進出が決定しました。
真央ちゃんは、今回は思うような演技ができなかったようですが、それでも表彰台に上ってしまうのはさすがですね。
宮原選手は自信と努力でぐんぐん伸びている時期のようなので、ファイナルでものびやかな演技を見せてほしいです。
二人ともがんばれ~

フィギュアNHK杯女子SP

2015-11-27 21:32:19 | スケート


 突然冬に突入したような一日でしたね。
わたしの地域では、幸い、寒かったけれど、荒れたという感じはありませんでした。
でも、あちこちで雪が降ったりしてたみたいですね。

今日はNHK杯。氷の上でも華やかな戦いが繰り広げられます。
お医者さん2軒掛け持ちの日なので、NHK杯が放送されている時間帯にゆっくり見ることはできませんでした。
夕飯の後片付けとお風呂の合間にちょっと見る時間がありましたが、なんと、それが真央ちゃんの番。
わたしと真央ちゃんて、運命の赤い糸で結ばれているのかしら~(←ウソです

今季のショート、ちょっと小悪魔的な表情で始まる演技がキュートですね。
冒頭のトリプルアクセルは転倒。
でも、すぐ切り替えて、次の3回転―3回転のコンビネーションは成功。
スピンなどは綺麗でしたが、後半のジャンプはすっぽぬけてシングルになってしまいました。
真央ちゃんとしては不本意な演技だったと思いますが、他の要素がみんなレベルが高かったように見えました。
特にステップはダイナミックでありながら細やかで、真央ちゃんの技術の高さを感じます。
62.50点で、4位。

お風呂から出てきたところで、ちょうど宮原選手の演技の後半を見ることができました。
昨年の全日本で優勝し、世界選手権でも2位に入った宮原選手。
「次のエースはわたし」という自信と風格が出てきたような感じがします。
今日も安定感抜群の演技で、69.53を出し、SPで首位に立ちました。

真央ちゃんにはぜひフリーで巻き返してほしいし、宮原選手もSP1位のプレッシャーに負けないでほしいと思います。
二人ともがんばれ~



フィギュア中国GP女子フリー

2015-11-07 21:22:53 | スケート


 SPは日本勢が1-2を飾った中国GP。いよいよ、勝負のフリーです。
ロシア勢はフリーでもミスが出ます。
二人とも、一年で身長が7~8㎝伸びたそうなので、バランスがとりにくいんでしょうね。
これで、日本勢が本来の滑りをすれば…という状況です。


まずは本郷選手。
冒頭の3回転―3回転がきれいに決まります。
次の3回転も加点要素ありできまります。
3つめのコンビネーションを決め、タップダンスのイメージのステップ。
海上から手拍子が起こります。
後半の3連続ジャンプも成功
1つ着氷が乱れたのもありますが、最後まで全身を大きく使ったスピードのある演技。
終盤のステップでは、どよめきも起こります。
演技が終わると共に、おおきな拍手が起こります。
またも自己ベスト更新で、暫定1位。
試合に出る度に自己ベストを更新していく本郷選手。本当にメンタルが強いですね

 

最終滑走はSP1位の真央ちゃん。
トリプルアクセルが鮮やかに決まります。
本人が言うとおり、「もう特別ではない」みたい(^^ゞ
次の3回転―3回転では転倒、トリプルルッツは2回転に。
ここはソチまでの真央ちゃんにはなかった演技なので、シーズンの中で詰めていくところなんでしょうね。
後半の4連続は1つだけすっぽぬけたのがありました。
でも、圧巻のステップがあります。
きれいなスピンで演技終了。

失敗もありましたが、それを補ってあまりある素晴らしい演技で、真央ちゃんが優勝です
日本勢の1-2フィニッシュです。

コツコツと昨日の自分を越えてきた本郷選手。
休養明けで一気に難度を上げてきた真央ちゃん。
次の大会もがんばれ~



フィギュア中国GP女子SP

2015-11-06 21:51:40 | スケート


 フィギュアGPシリーズ中国大会。
浅田真央ちゃんが1年半ぶりに競技のリンクに帰ってきました。
真央ちゃんのショートはとても難易度が高いそう。
復帰早々、こういうプログラムを組んでくるのが真央ちゃんですね^^

ジャズのメロディにのって、演技が始まります。最初の表情からいきなりいいですね
冒頭のトリプルアクセル、見事に決まりました。
すぐ後の3回転―3回転も決まります。
後半のトリプルジャンプは一番難しいルッツ(たしか、エッジのどっち側で踏み切ったとかうるさくいわれるやつだったんじゃないかな)も成功。
ジャンプが全て決まったら、軽やかかつ優雅なステップ。
帰ってきた真央ちゃんには「大人の演技」という言葉がよく使われますが、まさにそんな感じ。
ソチまでは、ちょっと悲壮な雰囲気が見えることがありましたが、今は高度な演技なのにゆとりが感じられます。
練習よりも本番の方がはるかによかったのも真央ちゃんらしいですね(^_^)
71.73という高得点で、もちろん暫定1位です。

 

もう一人、わたしが注目しているのが、本郷理華選手。
ポスト・ソチグループの中では宮原選手が一番注目されているようですが、わたしは個人的にこの選手を楽しみにしています。
シニアデビューのGPシリーズで優勝。GPファイナルにも進出し、大舞台で次々に自己ベストを更新していく強さがあります。
手足が長いので、演技が見栄えするのも強味。
今シーズンは、鈴木明子さんに振り付け指導を依頼したそうです。
課題だった表現力が、鈴木ワールドを取り入れて磨かれたでしょうか。

曲は、「シルク・ド・ソレイユ キダム」。
冒頭の3回転―3回転を決め、きれのいい前半部。
曲調が代わり、トリプルルッツ、ダブルアクセルも決めていきます。
大きく体を使ったステップ。
最後のスピンも体の線がきれいに出ていたように思えます。
得点は65.79。パーソナルベストで現在2位。

残るはロシア勢。
ラジオノワはジャンプに意外なミスが出ます。
冒頭のコンビネーションが単発になってしまい、後半のジャンプを無理矢理コンビに。
こういうところはさすがですが、ちょっと乱れてしまいました。
さらに、最後のジャンプがシングルになってしまいました。
SPではシングルジャンプは0点になってしまうので、得点が50点台になってしまい、暫定5位。

パゴリラワもジャンプとスピンでミスが出ます。
上手くいったところはいい演技ですが、ミスが響いて得点が伸びません。


SPは、真央ちゃん、本郷選手の日本勢1-2になりました。
フリーもがんばれ



真央ちゃん復活

2015-10-03 20:48:39 | スケート


 今日は、真央ちゃんが553日ぶりに競技に戻って来た日です。
ソチ五輪の後、休養をとっていた真央ちゃん。
再び厳しい競技の世界に戻ることを決意して、今夜の国別対抗戦に出場することになりました。
日本、北アメリカ、ヨーロッパで、フリーの演技のみの得点合計で勝敗が決まるようです。

日本の女子は、宮原選手と真央ちゃんです。
宮原選手も全日本で初優勝して自信をつけたようで、のびやかで正確な演技を見せてくれました。
真央ちゃんのプログラムは「蝶々夫人」。
いきなりトリプルアクセルをきめました。何でも、以前より楽にとべるようになったとか(^^ゞ
続くコンビネーション、トリプルジャンプも決めます。
構成も高難度だということですが、以前のようにこれでもかこれでもかと技をぎゅうぎゅう詰め込んでいる感じはしませんでしたね。
落ち着いて、ゆったりと、のびのびとすべっている感じです。
演技が大人っぽくなった感じで、日本女性の愛と悲しみを表現してくれました。
得点も高得点(141.70)で、あと一人を残した時点でトップです。

最終滑走はトゥクタミシェワ選手。この選手もトリプルアクセルをとびます。
しかし、今日はミスが出て、得点は120点台でした。

合計得点で、チームジャパンが優勝

シーズンは始まったばかりなので、これから華麗な戦いが繰り広げられていくことでしょうが、真央ちゃんがパワーアップして帰ってきた感じなのがすごく嬉しいです
またスケートから目が離せないシーズンになるのかな



フィギュア世界選手権女子SP

2015-03-26 21:18:22 | スケート


 フィギュア世界選手権が始まりました。
真央ちゃんが休養に入ってから何となく力が抜けちゃったので、まったりとたまたま見た選手のを書いていきます。

TVをつけた時、ちょうど村上選手の演技が始まるところでした。
ポスト浅田真央の期待のかかった村上選手ですが、ここのところジャンプに苦しんでいました。
特に、回転不足を取られることが多かったので、全日本選手権後はジャンプを一から見直してきたそうです。
その甲斐あって、冒頭の3回転―3回転をはじめ、ジャンプが次々に決まります。
もともと実力のある選手なので、曲に合わせた細やかな表現も綺麗
演技後は、久々の佳菜子スマイルが弾けました。
得点も、シーズンベストを叩きだし、最終グループを残してトップに立ちました。



最終グループの第一滑走はトゥクタミシェワ選手。
なんと、トリプルアクセルを軽々と決めます
おー、こんな選手が出てきちゃったんですね。
演技構成は真央ちゃんとわりと似ていて、最後にコンビネーションジャンプを持ってきます。
高さのある3回転―3回転を決め、快心の演技だったようです。
77.62という高得点が出ます。

全日本選手権で優勝した宮原選手。
はっきりした色の青い衣装が本人にも、曲にも合っています。
モーツァルトの「魔笛」にぴったり合った軽やかな演技。ジャンプも決めます。
曲想の変化にも演技がぴったりあっています。
このところ好調といわれていたそうですが、好調のままに安定感のある演技を見せます。
彼女もシーズンベストで上2位にとびこみます。
3位に村上選手、4位に本郷選手と続いています。

本郷選手がわりと好きなんですが、演技が見られなくて残念です。
ロシア勢は相変わらずすごいですが、日本勢もそれに次ぐぐらいの位置につけてくれているようですね。

SPの順位は、

1 トゥクタミシェワ(ロシア)
2 ラジオノワ(ロシア)
3 宮原知子
4 村上佳奈子
5 本郷理華

村上選手が復活してくれてよかった。フリーもがんばれ

 

フィギュア全日本選手権女子フリー

2014-12-28 21:13:20 | スケート


 誰が優勝しても初優勝という、女子フリーです。
最終グループの第一滑走は、SP1位の本郷選手。
SPで1位になると、フリーでのメンタルの持っていき方が難しいのですが、本郷選手は「守るつもりはない」と言っていたので、そういう気持ちなら大丈夫かなと思っていました。
序盤のコンビネーションを成功させ、大きなミスなく「カルメン」を演じてゆきます。
GPファイナルに繰り上げ出場した時、本郷選手は、ロシア勢と自分の違いはジャンプ以外の要素でどれだけ得点できるかだと感じたそうです。
そこから全日本まで、ジャンプ以外の要素を磨いてこの大会に臨んだようです。
高得点を出して、一気に暫定トップに。

続いて、13歳の樋口選手。
冒頭のコンビネーションが単独になってしまいましたが、立て直し、後半で予定していた単独ジャンプをコンビネーションにしました。
定評のあるスピードのある演技で2位につけます。
しかし、本人は最初のジャンプの失敗がよほど悔しかったようで、インタビューは悔し涙を流しながら答えていました。
この負けん気の強さ、そして結果オーライで満足しない向上心。きっと上手くなるだろうなと感じました。

最終滑走はSP2位の宮原選手。
前半の3連続ジャンプは回転を押さえ、後半の得点が1.1倍になるところの3連続ジャンプでトリプルをつけるという攻めの構成です。
表現力も素晴らしく、逆転で初優勝です。

女子の表彰台は、
 1位 宮原知子
 2位 本郷理華
 3位 樋口新葉


見ていて印象的だったのは、選手達の気持ちの強さ。
どの選手も、プレッシャーの中で守りに入らず、どんどん攻めていました。
この強い気持ちを忘れなければ、みんなどんどん伸びていくだろうなと頼もしく感じました


世界選手権代表
男子…羽生選手、小塚選手、町田選手
女子…宮原選手、本郷選手、村上選手

個人的には、小塚選手の復活が嬉しいです。
村上選手は、これまで積み重ねた経験を生かして、世界選手権では佳菜子スマイルを見せてほしい