BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

プレミアリーグ最終戦

2007-03-31 17:12:51 | バレーボール
     かなり無理がありますが、オールバック
     

 いよいよプレミアリーグ・レギュラーラウンドも最終戦。初戦で苦杯を喫した武富士にリベンジし、有終の美を飾ってほしい

東レ 3  2 武富士
    20-25
    25-27
    25-23
    28-26
    15-9

東レスタメン:佐藤、向井、西脇、荒木、大山未希、木村 リベロ;濱口

やったぁー フルセットの末、見事リベンジ、リーグを有終の美で飾る勝利です
そして、今日は、加奈さんが、加奈さんが、ワンポイントじゃなかったんだよぉぉ~。第3セットからスタメンで登場です。
「そんなに打って、大丈夫なの?」とハラハラしながらも、Vスコの前で、「加奈さん、行けぇ~、加奈さん、決めて~」と叫びっぱなしでした。

2セットを奪われ、第3セット終盤、わずかながら東レがリード。
加奈さんのサーブミスで、25-23になりましたが、サオリンがすかさず決めてくれました。さあ、こっからいくぞ~

第4セット、序盤は東レがリードしましたが、武富士も追いすがってきます。チエさんが、アタックにブロックに大奮闘。
でも、東レも今日はみんな決定率いいです。スパイク賞がかかったメイさんも冴えているし、ダンさんもサオリンもよく決めています。
そして、加奈さぁ~ん!
21-21と同点になった時、加奈さんのスパイクで1点リード!
サオリンのサーブミスをすかさず取り返す(さっきのセットの逆ね)24点目!
エステスのスパイクで25-24となった後、再びジュースに戻す25点目!
ここでセッターが未希さんからミチさんに代わりますが、ミチさんのトスもすぐに決めます、26点目!
26-26とまたもジュースに持ち込まれますが、加奈さん、サオリンの連続得点でこのセットも東レがとりました。
さあ、もう、こうなったら勝つしかない

第5セット
序盤から東レが走ります。
加奈さん、ブロックポイントも出ます!
最後はチームを引っ張ってきたキャプテンのダンさんが決めて15-9。
苦しかったシーズンを勝利でしめくくりました
いいぞ、東レ、やったぞ、東レ

5セット全てコートに立った加奈さん。肩の具合がちょっと心配ですが、あのドスーンというスパイクの迫力がVスコからも伝わってくるようでした。
ああ、やっぱり大砲がいるっていい(←感無量)
ここ、というところできっちり決めてくれて、さすがのエステス選手もかすんでみえます…って、Vスコだから見えませんが。

最高にハラハラドキドキして、最高に嬉しかった、間違いなく、この試合が私にとって、ファンが選ぶ(?)今季最高のゲームです

銀の騎士(3)

2007-03-30 16:40:39 | Angel ☆ knight


 組織犯罪対策課の刑事が銀の騎士に襲われた。
衝撃的なニュースは、シティ警察より先にメディアに流れた。『銀の騎士』が、繁華街へ続く一本道に倒れたジュリアーニ刑事の写真付メールを送りつけたからだ。
メールには、ジュリアーニがその日本部長から直々に、マフィア系クラブでの派手な遊興を厳重注意されたにも関わらず、反省の色もなく行きつけのクラブに向かおうとしたので、『銀の騎士』が制裁を加えたと書かれていた。
文章には必ずしも正確といえない箇所もあるが、問題はジュリアーニがスターリングに呼び出された事実が『銀の騎士』に筒抜けになっていたことだ。病院で意識を取り戻したジュリアーニは、ライトを消したオートバイが急接近してくるや、突然ビームサーベルで斬りつけられたと話しているので、『銀の騎士』が本人から呼び出しの事実を聞き出したのではないことがはっきりした。では、どこから洩れたのか?
ニュースでは、ジュリアーニと麗花を争っている客の一人、JJ0231がインタビューに答えて、ジュリアーニの横暴な振る舞いをまくしたてていた。最近、IT関連の若手起業家達の間では、メールアドレスやログインIDをビジネスネームに使うのが習慣になっている。
JJらがシティ警察のコンピューターをハッキングした可能性も調べられたが、科学技術室のアレフは、その形跡はないという。
―内部情報を漏らした奴がいるってことか?
口に出したくはない疑問が、署内の空気を重苦しくした。

 エルシードに続いてランスロットが病室に入ってくるのを見て、ジュリアーニは露骨に顔をしかめた。嫌な奴が来た。こいつに供述を録取されるなんて、屈辱的な気分だ。
ランスロットは、組織犯罪対策課の中では浮いた存在だった。身だしなみにうるさいベーオウルフ課長に、しょっちゅうシャツの着方がだらしないの、ネクタイが緩んでいるのとどやされても、まるで改めようとしない。そのくせ、課長が暗黙裏に推奨しているマフィアとのギブアンドテイクには極端に消極的で、おそらく課の中で一番厳しい取り締まりをする。しかし、他の連中と違い、マフィアにたかるような真似もしないので、構成員の間に妙な人望があり、ここぞという時に重要な情報を得ているらしいのも癪の種だ。
―ロードマスターとシルフィードに乗れるからって、お高くとまりやがって。
ジュリアーニは決まり悪さのあまり、いささか的外れな非難を胸裡に浮かべた。ヤード在籍中にロードマスターのライセンスを取得したのは、ランスロット、オリビエ、エルシードの三人だけ。シルフィードと両方となると、ランスロットただ一人だった。それなのに、ランスロットが救助セクションに入れなかったのは高所恐怖症だからだと聞いたことがある。シルフィードに乗って成層圏を飛ぶのは平気な癖に、ビルの屋上や断崖絶壁の上はダメなのだという。
対テロセクションにも入れなかったのは、小柄だからだろう。コマンダー・ユージィンになってから、身長175㎝以下の人間は一人も採用されていない。もちろん、公式にそんなことを認めているわけではないが、身長以外に落とされる理由が見当たらない人間を、おれも何人か知っている。おそらく、上背があってリーチが長い方が戦闘には有利だからだろう。こいつは、ダブルでライセンスを取得しながら、どちらのセクションにもはねられてしまったわけだ。
ジュリアーニはそう考えて、わずかに溜飲を下げた。
彼のランスロットに対する反感を察したのか、質問はもっぱらエルシードがした。いい女だな。ジュリアーニの目は、彼女の豊かな胸に釘付けになった。オリエンタルといってもミドル・イースタンだから、イースト・エイジアンの麗花とはかなり趣が違う。刑事特捜班のリーサル・ウェポンといわれているらしいが、胸の谷間で犯人を窒息させでもするのか?
エルシードに訊かれるままに、ジュリアーニは昨夜の状況を話していった。
坂を三分の一ほど下ったところで、黒いシルエットに気づいた。彼我の距離は50メートルほどだったか。それがオートバイだとわかった時には、黒い影がすぐ目の前まで迫っていた。瞬間移動したかのようなそのスピードに目を見張った瞬間、まごうかたなきビームサーベルのレーザーの刃が閃いた。
「ビームの色は何色でしたか?」
「ルビーだ」
ビームサーベルのビームは、出力が低い方から、オレンジ、ルビー、ヴァイオレット、ブルーと色を変える。ビームの長さは出力に反比例し、捜査官は犯人を逮捕する際、オレンジかルビーのビームをスタンガンのように使うことが多い。出力が低くてもビームが通過した場所によっては生命の危険を生じることがあるが、『銀の騎士』は巧みに急所を外していた。
「シルエット以外に何か見えたものはありませんか?」
「ないな。あのあたりは街灯もないし…だが、ビームの光でカウリングがちらっと見えた。黒っぽい色だったとしかいいようがないが」
「ここからは少し体力のいる作業になりますが、休憩をとりますか?」
「いや、大丈夫だ。続けてくれ」
エルシードはモバイルとタッチペンをジュリアーニに渡した。
「ここに、あなたが見たシルエットをできるだけ正確に再現して下さい」
「わかった」
エルシードの後ろでレコーダーを操作していたランスロットが、スイッチを切って一歩こちらに近づいた。

 ジュリアーニが作成したシルエット・モンタージュは、午後の捜査会議で、捜査員達に見せられた。
ヘルメットのシルエットは、ジョーイを襲った犯人が被っていたものと酷似していたが、オートバイの方はロードマスターとは似ても似つかない形状だ。
「いや、ロードマスターでしょう」と言ったのは、ランスロットである。例によってシャツの襟元をはだけ、ネクタイがその下にだらんとぶらさがっていた。
「ジュリアーニ刑事は『信じられないスピード』とか『瞬間移動のような』という言い回しを何度も使っています。普通のオートバイなら、そんな印象は受けなかったでしょう。それに、現場はシティ警察本部にも近い場所でした。追跡を受けた場合に備えて、逃げ足の速いロードマスターを使用したはずです」
「しかし、このシルエットは…」
「ロードマスターには、警察業務に必要な機器が多数搭載されています。それを全部とっぱらえば車体は相当スリムになります。あとは外郭ボディを外して市販のカウリングに変えれば、一見して普通のオートバイと見分けがつかなくなるでしょう」
「でも、現実問題、そんな改造が可能かな」
強行犯課課長のヴァレリーが言った。彼もロードマスターのライセンス保持者である。ロードマスターは高性能なだけにデリケートなマシンだ。下手にいじれば、それこそ動かなくなってしまう。
「ロードマスターが強奪されてからジュリアーニが襲われるまで、約24時間。そんな短時間にそれだけの大改造を施せる?」
「まあ、事前に何度もシュミレーションを繰り返して、改造に必要な設備や材料が整っていれば、あるいは…」
「わたしは無理だな。優秀なメカニックがいればともかく」
エルシードが言った。
「そうだなあ。ランスが言うような改造を施すとなると、よほどマシンのメカニズムにも精通していないと」
ヴァレリーの言葉に、対テロセクションの隊員から声が上がった。
「そういえば、いたな。目を悪くしてライダーからメカニックに転向した奴が」
「劉水央(リュウ・ミズオ)か? そういや、メカニックになってからも、身体要件を緩和しろって、コマンダーにせっついてたっけ」
ナイトとエンジェルは目を見交わした。
「メモリーカードの中に、その人物のデータはありませんでしたね」
「ええ、オペセンに聞きに行ってみましょうか」

 「劉水央ですか? ええ、候補者リストには入っていません。身長が170㎝しかありませんから」
オリビエは、本部オペセンを訪ねたナイト達に言った。
「10㎝違えば、肩やウエストの位置がジョーイ巡査と同じにはなりませんし、ロードマスターのセッティングも変わってきます。乗れないほどではありませんがペダルの位置が違うのでかなり扱いにくくなります」
「それでも、ジョーイ巡査を襲ったような方法でロードマスターを奪うことは可能かしら。身長は、上げ底ブーツなんかで誤魔化すこともできるでしょう?」
エンジェルが言うと、オリビエは小さく頷いた。
「それは、不可能ではないと思いますよ。ジョーイは完全に不意打ちをくらっていましたからね」
「オリビエさん。申し訳ありませんが、ライダーとメカニック、双方の経験を有する退職者を検索して頂けませんか? 体格は違っていても構いません」
「わかりました」と、オリビエはサングラスのブリッジを押し上げて、パソコンに向かった。

ライダーからメカニックに転向した者は思いの外少なかった。新たにメモリーカードを作成するまでもなく、エンジェルとナイトはその場でデータを一覧することにした。全員旧仕様車の乗務経験しかなく、メカニックとしてではあれ仕様変更後のロードマスターに触れていたのは、先刻捜査会議で名前が上がった劉水央だけだった。
「旧仕様車にしか乗ったことがなくても、メカニックとしてマシンに触れていれば、新仕様車を乗りこなせると思いますか?」
「できるでしょうね。仕様変更によってライダーの負担が軽減されて、操縦はむしろやりやすくなっていますから」
「劉水央は目をやられてライセンスを喪失したということですが」
オリビエは頷いた。二人は同じ作戦で負傷したのだそうだ。
「水央とぼくは暗視装置(ノクトビジョン)を装着して、テロリストのアジトに侵入しました。対テロセクションでは、戦闘が予想される現場では、潜水艦のアクティブ・ソナーと同じ超音波タイプのノクトビジョンを使います。赤外線照射タイプや光量増幅タイプでは、他の熱源との識別が難しかったり、強い発光でコンデンサーが焼き切れたりしますからね。ところが、敵はぼくらに強力な超音波を浴びせてきた」
先頭に立って進んでいたオリビエと水央はひとたまりもなくその目つぶしをくらってしまった。失明こそしなかったものの、ロードマスターの視力要件を充たすところまでは回復しなかった。
ライセンスを失ったオリビエは、本部オペレーションセンターに転属し、水央はメカニックになった。
「劉水央はメカニックに転向後も、身体要件を緩和するようコマンダーに要請していたんですか?」
「ええ。ぼくも一緒に意見書を書いたり直談判に行ったりしましたよ。視力が0.8か1.0かというような形式的な数値ではねるのではなく、実際にロードマスターを操る能力の方を厳格にテストして、その成績で判断すべきではないかと。視力や聴力が低いせいで操縦に支障が出る人間なら、そのテストで自然にふるいおとされるはずです」
しかし、コマンダー・ユージィンも前任の本部長もまるで聞き入れてくれなかったと、オリビエは言う。それどころか、ユージィンは本来条件に含まれていないはずの身長にまでこだわるようになった。水央が退職を決意した原因の一つはそれだったのではないかと、オリビエは言った。
「劉水央の、ライダーやメカニックとしての腕はどうだったんですか?」
「どちらもAクラスでした。ライダーの中には乗るだけ乗って整備はメカニックに任せきりという者もいますが、水央はライダー時代からメカニックと一緒になって油にまみれていました。本当にロードマスターを愛していたんです。だから、メカニックになってからもいい仕事をしていましたよ」
「聞けば聞くほど『銀の騎士』像にはまるようですね。もちろん、捜査に予断は禁物ですが」
ナイトが言うと、オリビエは苦い笑みを浮かべた。
「彼は理想主義者でした。スラム出身で苦労したので、その分、世の中を正したいという気持ちが強かったんです。警察機構の矛盾にも、人一倍傷ついていたんじゃないでしょうか。その意味では、あの3つの要求はとても水央らしいかもしれない。もちろん、彼が『銀の騎士』だなんて思いたくないですが」

エンジェルとナイトは劉水央の住居を訪問した。水央は不在だった。
隣人に訊ねると、そういえばここ何日か見かけていない、という返事だった。
郵便受けにはダイレクトメールが何通か入ってだけで、新聞は溜まっていない。二人は近隣の新聞販売店を回ってみた。水央はデイリーニューズと契約しており、旅行するので配達を止めてくれと申し出ていた。
配達停止日は、ロードマスター強奪事件の前日だった。

 「おい、どこへ行くんだ? 倉庫はあっちだぞ」
リアシートの刑事が声を上げたが、ランスロットは細い搬送路を奥へ奥へと進んでいった。通路はロードマスターがぎりぎり通り抜けられる幅で、記憶の中の映像と寸分違わなかった。
どんつきのフェンスに到達すると、ランスロットは、「やはりな」と呟いた。フェンスの一部が焼き切られて、ロードマスターがそのまま通り抜けられそうな穴が開いている。
ランスロットはロードマスターから降りると、切断されたフェンスの先端をたんねんに検分した。その一本に白い塗料が付着しているのを見て、彼はわれ知らずため息をついた。
「鑑識を呼んで、この塗料がロードマスターのものかどうか調べて下さい。もしそうなら、2区をどんなに探しても、『銀の騎士』はいない」
「2区にいないって…じゃあ、奴はどこへ行ったんだ?」
盗犯課の刑事が訊ねる。
「この道が続いている先ですよ。第16方面区です」

(続く)

↓ 時事(?)小ネタあります

時事ネタ2

2007-03-30 16:39:11 | Weblog
       
「世の中にたえて野球のなかりせば 春の心はのどけからまし~」
「思い切りパクッてんなあ」
「『本歌取り』と言ってよ」

 パ・リーグに続き、いよいよセ・リーグも本日開幕!
今の若い人達はスポーツの好みもかなり多様化しているようですが、わたしの世代はまだまだ「日本のスポーツは野球と相撲!」という刷り込みをされているので、毎年プロ野球が開幕するこの時期になると、何となくソワソワムズムズ
ああ、また岩隈選手や阪神の勝敗に一喜一憂しなきゃならない季節がやってきたわ
クマたんの迷歌の本歌は「野球」ではなくて「桜」ですね。
昔から桜を愛でてきた日本人。風が吹いたり雨が降ったりするたびに、自分達がお花見に行く前に散ってしまうんではないかとハラハラドキドキしていたんでしょうね。こんなものなかったら、安らかに暮らせるのに…
でも、やっぱり好きなものにドキドキさせられる方が楽しいんですよね

銀の騎士(2)

2007-03-29 17:21:18 | Angel ☆ knight
   
     「わたし、天然じゃないわよ」

 雪はとうに細かい雨に変わり、ロードマスターのキャノピーに無数の水滴をつけた。水滴は、ロードマスターが走り出すと、特殊コーティングされたキャノピーの上方に流れ出す。ロードマスターが作り出す気流に押し流されるのだ。
エルシードとランスロットは、それぞれリアシートに盗犯課の刑事を乗せて、事件の起こった第二方面区の聞き込みに向かった。
エスペラント・シティは、市の中心部から放射状に伸びる幹線道路(スポーク)によって、16の方面区に分けられている。スポークとスポークの間の扇形の区域は、北から時計回りに、第1方面区、第2方面区、第3方面区…となっている。シティ警察の各部署も、たいてい方面区ごとに担当が分かれていた。
海岸線に延々と連なる倉庫街を、二台のロードマスターは滑るように走って行く。事件現場に一番近いインター付近で目撃証言がふっつりと途切れてしまったところを見ると、『銀の騎士』はこの倉庫群のどこかにロードマスターの隠し場所を用意していたのかもしれない。倉庫の間には迷路のような搬送路が網の目状に入り組んでいた。
「まさか、この倉庫全部令状取ってガサかけるわけにもいきませんしね」
ランスロットが言うと、リアシートの刑事も苦笑を洩らした。
「そんな令状、裁判所も出さんだろう。もっと特定してこいって言われるのがオチさ」
自分達に割り当てられた番号の倉庫が近づいてきた。ランスロットはロードマスターをその倉庫に続くレーンに入れた。

エンジェルとナイトは、本部オペレーションセンターのオリビエから、『銀の騎士』の候補者リストが入ったメモリーカードを渡された。ロードマスターのライセンスを有する退職者の中から、ジョーイと背格好の似た人物を洗い出してあるという。
『銀の騎士』はフルフェイスのヘルメットで頭部をすっぽり覆い、レーサーのような皮ツナギと手袋、ブーツで体を完全にカバーしていた。人相はもちろん、人種、性別、年齢、一切が不明である。
「ジョーイ巡査は身長が180㎝ありますから、女性や高齢者は何人か除外されました。対テロセクションは大柄な隊員が多いので、あまり人数は減りませんでしたけどね」 オリビエは言う。それが彼のファッションなのか、室内なのに濃いブルーのサングラスをかけている。
彼はこの日非番だったのだが、夕刻になって呼び出されてリスト作りに加わったそうだ。検問と足取り調査がいずれも功を奏さないので、にわかに本部オペセンが忙しくなったようだ。
「180㎝というと、あなたぐらいですか?」 ナイトが訊いた。
「そうですね。ぼくは182㎝ですから、目安にして頂いていいと思います」
リストには、現在3つの優先キーが設定されているという。
「一つは、新仕様車の乗車経験がある者です。ロードマスターは8年前に一度仕様変更され、コックピットのデザインも若干変わっています。基本的な操作は同じですが、旧ヴァージョンにしか乗ったことがない者だとやはり戸惑うでしょう」
2つ目は住所キー。現場を中心に同心円上のエリアを8つ設定し、その番号を付加しているという。これは「近場主義」といわれる捜査の原則に関連する。
「3つ目は、『銀の騎士』の要求の内容から、病気やケガで身体要件をクリアできなくなり、現役中にライセンスを失った者をチェックしてあります」
検索キーは、捜査が進展して手がかりが増えれば、その都度増やすことができるという。メモリーカードをモバイルにセットすれば、「候補者」の顔写真と履歴を見ることができる。
「あら?」と声を上げるエンジェルに、オリビエは、
「向きが逆ですよ」と言った。
「あ、こっち向きに入れるのね」
「検索キーというのはどうやって使うんですか?」 ナイトが訊く。
「ちょっと、2、3件スクロールしてみて下さい…あ、これですね。データの文字色が違ってアンダーラインが引いてあるでしょう。これがキーの立っている項目です。ここをクリックすると、同じ条件を持つ者のアクセスナンバーと名前が表示されます。クリックすると、個々のデータへとびます」
エンジェルの瞳が見開かれた。
「顔が大きくなったわ」
オリビエはモバイルを受け取って、画面いっぱいに拡大された顔写真を元のサイズに戻すと、アンダーラインが引かれた項目をクリックした。
「どうして、さっきは写真が大きくなったのかしら」
「さあ…おそらく何かの拍子に画像をクリックしてしまったんでしょう」
「この名前をクリックしたら個人データが出るのね?」
「そうです」
「あら?」
「どうしました?」
「画面が四分割になったわ」

 仕事を終えたオリビエがバックアップセクションを覗くと、ウルフとジュンが、エルシードとランスロットのロードマスターをセッティングし直していた。
対テロセクションと交通局のロードマスター隊にはそれぞれ専属のメカニックがいるが、刑事局のロードマスターはバックアップセクションが整備を担当している。
「これから気温が上がりそうだからセッティングを変えた方がいいって言いに来たんですが、必要なかったみたいですね」
オリビエの言葉に、ウルフは反射的に胸に手を当て、ジュンは先端にフックのついた義手の付け根をさすった。任務中に負傷したその箇所の具合で、二人は正確に天気予報ができるのだ。
「おまえも古傷で天気がわかるようになったのか?」
食事を終えて戻ってきたランスロットが、背後からオリビエに声をかけた。この後、またエルシードと共に聞き込みに出かけるのだ。彼とオリビエは訓練所(ヤード)の同期生だった。
「ぼくのは単なる視力の低下だから、そんなのはわからないよ」
オリビエは笑いながら首を振った。
「本部長がね。夕方から膝が楽になってきたから、念のためバックアップセクションに伝えてくれって」
「それで、わざわざ寄ってくれたのか。ありがとうよ」
「よけいなお世話だったみたいですけどね。じゃあ、お先」
「お疲れ。気をつけて帰れよ」
ウルフの声に送られて、オリビエは職員通用口の方へ歩いていった。

 組織犯罪対策課のジュリアーニ刑事はくさりきって家路についた。
最近、マフィアの経営するクラブで派手に遊びすぎているのではないかと、本部長室に呼び出されて注意を受けたのだ。
スターリングは、気になることがあると直接署員を部屋に呼んで話を聞く。警察内部の問題点を見過ごさないためだそうだが、偉いさんにはもっと他に仕事があるのではないかとジュリアーニは思う。
それに、対テロセクションの隊員だったことがあるなら、もう少し現場の事情をわかってくれてもよさそうなのに、やはりエリートはエリートだ。マフィアの内部情報―派閥の構成や力関係、他の組織との敵対あるいは同盟関係などは、正攻法の捜査ではなかなかつきとめられない。時々取り締まりの情報を漏らしてやるかわりに極秘情報を耳打ちして貰う程度のことは、癒着のうちにも入らない。
クラブに遊びに行くのも、単なる遊興ではない。組織内部の雰囲気が、ああいう場所では肌で感じ取れるのだ。もちろん、気に入りのホステスがいることは否定しないし、料金は向こう持ちだ。一般客よりも自分の指名の方が優先されるので、麗花(リーファ)が別のテーブルについている時は、強引に自分の席に呼ぶこともあった。どうやら、それを逆恨みした客の何人かが、はらいせにシティ警察ホームページの「ご意見箱」に投書してきたらしい。
たまたま、『銀の騎士』なる窃盗犯が組織犯罪対策課の癒着ぶりを批判していたので、本部オペセンは手がかりを求めて同課に対する苦情を検索したらしい。その結果、ジュリアーニの名前が多数見受けられたので、スターリングは、『銀の騎士』の心当たりもかねて、彼に話を聞くことにしたようだ。
たく、交通局のドジ野郎や、強行犯課がもたもたしているせいで、とんだとばっちりだ。
二股に分かれた下り坂の前で、ジュリアーニは足を止めた。右へ降りれば自宅方向。左は繁華街へ向かう道だ。本部長に注意されたばかりだが、麗花を思うといてもたってもいられない気持ちになった。雨は既に上がり、立ちこめる湿気が妙に生々しかった。
HPに投書してきた奴らが誰かは大体見当がつく。最近急成長したヴェンチャー企業の若手経営者達だ。老舗の高級クラブにはもう飽きたとばかりに、マフィア系クラブに顔を出すようになった。のぼせ上がった若造共が、危険の香りのする場所に足を踏み入れたり、警察官に喧嘩を売るような真似をして、いきがっているのだ。
自重などとんでもない。今夜は少々、あいつらをシメてやらなければ、とジュリアーニは思った。世の中には敵に回してはならないものがあることを思い知らせてやる。
ジュリアーニが左の道を降り始めると、坂の下から黒い影が近づいてきた。ライトを消したオートバイだと気づいて、とっさに脇へよけようとしたが、影は信じられないスピードでもう眼前に迫っていた。ルビー色のレーザービームが闇に閃く。ビームサーベルに袈裟切りにされて、ジュリアーニは暗い路上に倒れ伏した。

(続く)

銀の騎士(1)

2007-03-27 16:28:52 | Angel ☆ knight


 桜の花びらが風に乗ってここまできたのかと、スターリングは宙に舞う白いものに手を伸ばした。それはてのひらでしゅっと消え、見る間に季節はずれの雪が霏霏と風吹き始めた。
頭にも肩にも白い雪片を留まらせてエスペラント・シティ警察本部の門をくぐると、守衛が、
「いやぁ、まさか雪になるとはね、本部長」
と声をかけてきた。
最上階の執務室に着くと、体についた雪はすべて細かい水の滴に変わっていた。大きくとった窓からは川岸の桜並木が視界に入る。極東の桜のように花だけが八重で咲き誇る品種ではないが、市民は毎年花見に訪れる。冷たい風にあおられて、桜の花びらも雪と一緒に舞い散っているようだ。
いつのまにか底冷えしだした空気に、膝の古傷が痛み出した。対テロセクションの隊員だった頃、テロリストが占拠したビルから人質を救出する際に負傷したのだ。人質を窓から救助スロープにのせていて両手がふさがっているところを、大口径の銃で撃たれた。足がちぎれるかという大怪我だったが、執刀したドクター・リュティシアが、何時間もかけて元通りにつないでくれた。縁とは不思議なもので、二人は後に結ばれ、今では評判のおしどりパートナーだった。
ぎくしゃくと足を折り曲げて椅子に体を納めると、待ちかまえていたように緊急回線が鳴った。交通局ロードマスター隊の片桐(カタギリ)隊長からだ。部下のジョーイ巡査がパトロール中に環状道路でロードマスターを奪われたという。
「すぐに非常検問を張りましたが、犯人はまだ捕まっていません」
スターリングは、ジョーイから直接話を聞くことにした。

片桐隊長に連れられて本部長執務室にやってきたジョーイは、蒼白な顔で唇を震わせていた。痛々しいほど責任を感じている様子だ。
「犯人に暴行を受けたと聞きましたが、体は大丈夫ですか?」
ジョーイはいたわりの言葉が意外だったのか、はっと顔を上げた。
「大丈夫です。本当に…申し訳ありませんっ!」
「そこに座って詳しい状況を聞かせて下さい。起こってしまったことは仕方ありません。今は一刻も早くロードマスターを取り戻すことです」
「はい」と頷いて、ジョーイは状況説明を始めた。

ジョーイがその人物を見つけたのは、十六車線の環状道路の外回り8号線、つまり一番外周を走る道路だった。オートバイに乗っていてトラブルに見舞われたらしく、路肩にバイクを停めて悄然とガードレールにもたれていた。ジョーイがロードマスターを路肩に寄せると、そのライダーは助けを求めるように彼を手招きした。フルフェイスのヘルメットのシールドは、こちらからは全く顔が見えない特殊加工が施されている。このようなヘルメットは、侵入盗やレイプ犯、ストーカーなどが顔を見られないよう使うことがあるので販売禁止になっているはずだ。ジョーイは、ヘルメットをどこで購入したのかも聞き出さねばと思いながら、ライダーに近づいていった。
「そのヘルメットを見た時にすぐ、犯罪の故意を察するべきだったんです。なのに、ぼくは、そいつはオートバイがトラブってしょげ返っているものと思い込んでしまった。それが油断でした」 ジョーイは膝の上で拳を握りしめた。
ジョーイが無防備に近づいて行くと、ライダーもガードレールから体を起こして、ジョーイと真正面に向かい合う体勢になった。その瞬間、鳩尾に拳がめりこみ、金的も蹴り上げられて、ジョーイは路肩にくずおれた。意識は失わなかったが、ライダーが自分のロードマスターに飛び乗り、風のように走り去るのを、なすすべもなく眺めていなければならなかった。ようやく身動きができるようになると、ジョーイは時刻を確認して、事件を通報した。ロードマスターを下車した時に時計を見てから、23秒しかたっていない。電光石火の早業といってよかった。
「ということは、そのライダーはロードマスターの操作に全く手間取らなかったということですね」 スターリングは言った。
ロードマスターは車両分類上は自動二輪車とされているが、オートバイの概念を遙かに超える性能を有している。そのため、これに乗るためには特別なライセンスが必要で、航空機のパイロット並みの身体条件も要求される。オートバイの免許をもっているからといって簡単に動かせる代物ではない。
「犯人の体格は、あなたに比べてどうでしたか?」
とスターリングが訊いたのは、ロードマスターはレーシングマシンのように、乗り手の体格や癖に応じてセッティングしなければならないからだ。他人用にセッティングされたものでも乗れないことはないが、あまりにも自分のセッティングとかけ離れていると、乗りにくいこと甚だしい。
「向き合った時、肩とウエストの位置がほぼ同じでしたから、身長は同じくらいです。体重もそう変わらないんじゃないかと思います」
「なるほど。偶然にしてはできすぎている気がしますね」
犯人はロードマスターの操作方法を知っているだけでなく、乗り手に合わせてセッティングされていることも知っていて、自分と体格の似たジョーイを狙ったようだ。
(そんなことができるのは、警察官…?)
スターリングは背筋に冷たいものを感じた。

 「…というわけで、あなた達にも強行犯課と一緒に捜査に加わって貰いたいの。ロードマスターに乗れる人間は一人でも多い方がいいし、あなた達なら自動車窃盗のノウハウもあるでしょう」
刑事局長の麻上永遠子(アサガミ・トワコ)は、刑事特捜班のエルシードと、組織犯罪対策課のランスロットに言った。シティ警察でロードマスターのライセンスを有しているのは、対テロセクションの隊員全員と、交通局ロードマスター隊の隊員、その他任意にライセンスを取得した他の部署の警察官だ。エルシードもランスロットも、任意でライセンスを持っている。
「事件の報告を受けて、交通局がすぐ検問を張ったんだけど、今のところ引っ掛かった者はいないわ。あなた達は、盗犯課と合流して足取り調査を行ってちょうだい」
ロードマスターは目立つ乗り物だ。戦闘機のようなキャノピー。威風堂々とした純白のボディ。目撃証言を辿れば、容易に犯人の行方を追えるはずだ。
「犯人を追跡する時は用心してね。ビームサーベルも一緒に奪われているから」
永遠子は言った。ロードマスターには、ビームサーベルを納める鞘のようなものがついている。下車する時には抜き取って腰のホルダーに移すのが規則だが、反則キップを切ったり、レッカー車を呼ぶ程度の時は、ついそのままになってしまうようだ。ジョーイも、ビームサーベルをロードマスターに置きっぱなしにしてしまったらしい。
エルシードとランスロットがオフィスを出て行くと、また永遠子の電話の緊急回線が鳴った。
「はい、麻上…何ですって? 犯行声明?」
永遠子は空いた片手でテレビのリモコンを取り、スイッチを入れた。ニュース速報が、ロードマスターを奪った犯人から送られてきたメッセージメールを読み上げているところだった。

『わたしは銀の騎士。警察内部の腐敗と矛盾を正し、エスペラント・シティ警察を真に正義を執行する機関にするために行動を起こした』

「ちょっと、勘弁してよね」 永遠子は額に指を当てた。

「…というわけで、あなたたちにも捜査に加わって貰うことにしたわ。強行犯課と対テロセクションの調整を上手くとりながら、銀の騎士を捕まえてちょうだい」
永遠子は、刑事特捜班のエンジェルとナイトに言った。
「この事件をテロと見ていらっしゃるんですか?」
「そこが何ともいえなから、あなた達に入って貰うのよ。今後の展開に柔軟に対応できるようにね」
『銀の騎士』の要求は3点。組織犯罪対策課長ベーオウルフ捜査官の懲戒免職、昇格制度の根本的な見直し、ロードマスター及び救助隊機シルフィードの身体条件の見直しである。
悪徳警官ベーオウルフが課長に就任して以来、部下の捜査員も上にならってマフィアとの癒着が度を超えるようになった。即刻諸悪の根元であるベーオウルフを免職にして、組織犯罪対策課の浄化をはかれ。目先の点数稼ぎではなく、熱意を持って誠実に職務を遂行する者が報われる昇格制度を作れ。現在、ロードマスターとシルフィードのパイロットに要求されている身体条件は、形式的で不合理に厳格である。真にすぐれたパイロットになれるはずの人間がふるい落とされないよう、要件を作り直せ、というのが『銀の騎士』の言い分だった。
「これらについて長官と本部長が話し合いに応じるなら、面会の日時と場所を指定すると言ってきたわ。長官ははねつけたけどね」
「それでは、『銀の騎士』は次の行動を起こすのではありませんか?」
「ええ、起こすでしょうね。それも、警察をターゲットにして」
永遠子の言葉に、ナイトはごくりとつばをのみこんだ。

(続く)

スポーツ・ア・ラ・カルト

2007-03-25 18:25:04 | スポーツ
         モアイくんとカムイくん 
    

     「どうして、ぼくもこんな髪型…?」
     「まあ、つきおうてぇや」
     「モアイくんて、大阪の人?」

 アフロにしたモアイくん。実物では難しいので、絵でやってみました。カムイくんもおつきあいで2つくくりです。二人で仲良く東レの応援!

東レ 3  0 日立佐和
    25-21
    25-23
    25-17

東レスタメン:向井、西脇、木村、佐藤、荒木、中道 リベロ;濱口

これ以上順位を落とさないためには絶対負けられない試合でしたが、見事なストレート勝利
久々に胸がスカッとしました
順位も6位に上昇
今日はサーブで相手を崩せたようですね。守備もサーブレシーブだけでなく、ブロックフォローもしっかりやって切り返していったようです。
やはり、勝っている時はサオリンの守備の負担が少ない気がします。同じ3セットでも、きのうはサーブレシーブの受数が36本、今日は18本でした。
残るはあと1試合。悔いのない戦いをして下さい

 日本 2  0 ペルー
どちらも俊輔選手のFKからの得点です
昨日はやるべき人がやってくれたという感じでしたね。見ていて気持ちが良かったです。

 シンクロチームフリーは銅メダル。やたら水飛沫をたててたロシアより良かったような気がするんですが…順位はともかく、もうちょっと、9.8や9.9が出てもよかったような。素人が見るのとはまた違うんでしょうね。
連日メダルを獲得してくれたマーメイドジャパン。お疲れ様でした。美しい演技をありがとう

 感動のフィギュア女子フリー。アジア勢が表彰台独占でした。
真央ちゃんの演技をあんなにドキドキしながら見たのは初めてです。途中からどんどん表情が楽しそうになっていって…でも、終わった途端涙。一緒に泣きそうでした。SPで、ジャンプの失敗の後、最後まで丁寧に演技をしたこともフリーにつながったと思います。
SP、フリー、両方とも自分の力を出し切るのがいかに難しいかを感じさせられた今大会でしたが、ただ一人、それができていた安藤美姫選手。納得の金メダルですね。
3位のキム・ヨナ選手は、とても可憐で品がありますね。今はとにかく、腰をしっかり治してほしい。

強く、美しい選手達に元気を貰って、新しい1週間のスタート

スポーツ・ラッシュ!!

2007-03-24 17:20:42 | スポーツ
      出番を待つ真央ちゃんの気分
   

 シンクロにフィギュアに、お忙しい日々を送っておられる人も多いと思いますが、今日は最高に盛りだくさん
パ・リーグ開幕、プレミアリーグ、シンクロ・チームフリー決勝、フィギュア女子フリーに、サッカーまであります。
ああ、どうしたらいいの? テレビは一台、目は二つ
しかし、こういう時こそ平常心で、まずはいつも通り、東レの試合結果から。

東レ 0  久光
  24-26
  22-25
  22-25

東レスタメン:向井、西脇、木村、佐藤、荒木、中道 リベロ;濱口

ストレート負けではありますが、首位久光を相手に内容の濃い試合だったようです。
Vスコでも、なかなか画面が変わらないと、「今ラリーなのかな?」と想像するのですが、戦評を見ると、実際好レシーブでラリーの連続だったようです。
結果はチームの勢いの差が出てしまった感じですが、スコア以上の白熱した戦いを繰り広げた選手達に
今日は未希さんがベンチ入り。途中交代でコートにも立ちました。
加奈さんもワンポイント出場。
明日は  日立佐和。ある意味、今日以上に負けられない試合です。
頑張れ、東レ

 パリーグ開幕
右肩痛から復活した岩隈選手が開幕投手だったんですが、残念ながら黒星発進になってしまいました。3回、フォアボールの後の連続ホームランが痛かったか。
でも、シーズンは長い。今日は厄落とし 前を向いて行こう

 今までのメンバーだったら、私にとってはどーでもよかったんですが、今回は大好きな中村俊輔選手がオシムジャパンに初招集。先発も濃厚ということで、これは見なければなりません。フィギュアが始まる前にゴールを決めてほしい

 金メダル、複数メダルの期待がかかるフィギュア女子。大人の風格が漂い出した安藤選手はフリーも昨日の調子で! 真央ちゃんも実力を発揮すれば十分メダルが獲れると思います。点差は気にせず、自分の滑りをしてほしい。
マーメイドジャパンも今夜が集大成。スペイン、中国はもちろん、ロシアにも負けるな

もちっとおにぎりパン

2007-03-22 17:26:14 | Weblog
     

 これも、とある休日の昼下がり。
テーブルの上に、「これを食べなさい」という感じで置いてあった

「もちっとおにぎりパン」

もちなのか、おにぎりなのか、パンなのか

袋に書いてある説明を読むと、「お米入りのもっちりとした生地に明太子ポテトサラダを包み、おにぎり風に焼き上げた」
やっぱりわからん
これは食べてみるしかないでしょう。袋を少し開けてレンジで10秒温め…

     

これができあがり。おにぎりというより豚まんのようです。
飲み物も悩みました。
パンというなら、コーヒーか紅茶? でも、どうも和風テイスト。
結局お茶にしました。
見た目通りもちもちっとした生地に明太子ポテトがマッチして、おいしかったです。和風ベーグルという感じ? あんまり「おにぎり」という感じはしませんでした。
いやー、世の中には色んな食べ物がありますねえ

水の舞、氷の舞

2007-03-21 18:26:38 | スポーツ
          スケートといえば北極クマたん
     
「めめさんとスケートに行けるように、ペアの練習をしていまーす」

 いよいよ「世界フィギュアスケート選手権」が始まりましたね
シンクロとかぶっている時間帯があるので、チャンネルサーフィンに忙しい方も多いのでは? どちらも華麗な舞にうっとりですね
フィギュアの初日はアイスダンスとペア。シングルとはまた違う大人の魅力がある競技ですね。セクシーだったり、しっとりした情緒が感じられたり…
今回は、アメリカやロシア代表として参加した日本人選手もいます。日本代表ではなくても、日本人選手が認められて活躍してくれるのは嬉しいです。SPで首位に立った中国ペアの演技は、二人の歴史を感じさせてくれる見事なものでした。
今日は男子SP。高橋選手、織田選手、いずれも期待ですね。
そして、今まさに百花繚乱の女子シングルが待ちきれない
マーメイドジャパンも、連日のメダル獲得
スペイン、中国など強敵が次々に表れて、ハラハラドキドキ。プレッシャーのかかる中、選手はよく自分達の力を出してくれていますね。
シンクロも、フィギュアも、ロシアの選手はとても優美。流れるような動きは、バレエ大国でもあるからでしょうか。特に、手の動きがバレリーナみたいでとても綺麗。技術以前に観る者をうっとりさせてしまうものがあります。
そんな世界のライバル達と堂々と渡り合う日本人選手達。メダルが獲れる力があるって本当にいいなぁー。観ていて面白さが違います
水中でも氷上でも、頑張れニッポン

マリー・アントワネットな昼下がり

2007-03-20 18:22:43 | クマでもできるシリーズ
     
「パンがないからケーキ食べよっと」
「キョコたん、オープントースト作ってあるから、これお食べ」


 とある、休日の昼下がり。
何か食べようと思って台所を探したけれど、何にもない。
ご飯も、インスタントラーメンも、何にもない。
冷蔵庫に残り物のケーキが一つ入っているだけ。 これは、

「パンがなければお菓子を食べなさい」

という、マリー・アントワネットな状況

幸い、冷蔵庫に冷凍した食パン(こうすると日持ちするんですよ)があったので、「クマでもできる簡単オープントースト」を作ることにしました。

クマでもできる簡単オープントースト
1 食パンを4つに切る
2 バターを薄く塗って、刻んだピクルスを並べる
3 炒めたベーコンをのせてオーブンで焼く(1000Wで約2分)
4 タバスコをふって召し上がれ 

ベーコンのかわりに、ハムやとろけるチーズでもおいしいです。
私は4つに切った食パンのうち、2切れだけこれにして、あとの2切れは何も載せずにトーストして、ジャムやマーマレード、ハチミツなどを塗って食べてます。
お好きなものを載せて召し上がれ