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小林可夢偉、フェラーリからWEC参戦

2013-03-22 21:11:59 | モータースポーツ


 今季、F1のシートを獲得できなかった小林可夢偉ですが、今季フェラーリからWEC(世界耐久選手権)に参戦することを発表しました。
フェラーリでアジア人ドライバーが走るのは、史上初めてのこと。
デビューレースは、4月14日にイギリス・シルバーストンで行われるシルバーストン6時間耐久レースです。
GTEプロクラスに、AFコルセというチームから参戦します。



こうくると、「もしかして、近いうちにフェラーリのF1チームで走ることになるのでは」という期待を抱いてしまいますが、そのあたりは微妙なようです。
たしかに、フェラーリは名門チームなので、これと見込んだドライバーでなければ、どんなカテゴリーでも走らせたりはしないでしょう。
F1以外のカテゴリーであっても、フェラーリに選ばれたということは、可夢偉選手の実力が認められといっていいと思います。

ただ、フェラーリが「いずれはF1で走って貰う」とまで思っているかどうかは、今の時点ではまだわかりませんし、一度F1から離れたドライバーが再びF1に戻ってくるのは大変なことのようです。
今季、F1に復帰したスーティルは、「他の居場所を見つけた」と思われないために、あえて昨年は浪人という選択をし、マネージャーと共にF1が開催されている会場に何度も足を運んだそうです。
スーティルなら1年のブランクはさほど問題にならず、それよりF1から忘れられる方がマイナスと判断したそうです。

アロンソは、「うちにはベドロ・デ・ラ・ロサというテストドライバーもいるし、一度F1を離れてから復帰するのは難しい」と、否定的なコメントをしています。
浜島裕英氏(ブリジストンがF1のタイヤだった時の人かな?)も、一度F1を離れて、戦闘力のあるチームに復帰するのは(世界チャンピオン経験者でもない限り)難しい。どんなに弱小チームでもいいから、F1に残ってほしかった、という趣旨のコメントをしています。



でも、先のことは誰にもわかりません。
仮にフェラーリが、可夢偉をF1ドライバーにするつもりがなかったとしても、今後の可夢偉の活躍次第では、考えが変わる可能性もあります。
また、フェラーリでなくても、他のチームからオファーがくることもあるでしょう。
今は、可夢偉選手の新たな旅立ちを応援したいと思います。
赤い跳ね馬可夢偉くん、ガンバレ~