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V1_LED_Light 電池の性能

2013年12月18日 | electro_craft
外はみぞれが降っているので,家にこもってCREEのLEDにブリーダー抵抗で電池を繋いでみました。抵抗は1Ωをパラにして,0.25Ω,0.33Ω,0.5Ω,1Ωとして見ました。


アルカリ電池×4本

無負荷では,当然6V(実測6.4V)です。

この電源に1Ω3本パラで繋いで電流の様子を見ました。

233.8mV/0.33Ωですから702mA 従って3.25*0.7=2.28W
電池の場合,内部抵抗がだいぶ影響しているようです。

次いで,1Ω4本パラ。



163.7mV/0.25で652mAとなりました。  やはり2W程度の出力ですね。
この時の電池の電圧は,

3.7V程度にがくんと下がるんですね。

ということで,アルカリ電池だと大電流を流すときには内部抵抗が邪魔をしてしまうようです。ニッケル水素は今回はしてません。

しからば,リチウムイオン電池はどうか。

手元にあった18650(3.7V3000mAh)です。実測で4.02Vありました。


結果は以下のようです。

325mV/0.25Ω=1300mA
403mV/0.33Ω=1210mA
517mV/0.5Ω=1034mA
720mA/1Ω=720mA

LEDには1500mAまでは流せますから,リチウムイオン電池なら0.25Ω(1Ωパラ4本)で使えそうです。抵抗の部分をしばらく握っていましたが,わずかに熱を持つようでしたが,それほど熱くはなりません。
安定化電源ICを使って,ICとLEDを放熱するより,過放電に注意さえすれば,シンプルに小さく出来そうです。
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