ここ数日猛暑気は続きます。このところずっと37℃近く気温が上がってます。今日も10時ですでに34℃。暑いです。
暖かく・・というか暑くなると結果は良いようです。
NBOX
ROCKY
7月はこんなところです。
ここ数日猛暑気は続きます。このところずっと37℃近く気温が上がってます。今日も10時ですでに34℃。暑いです。
暖かく・・というか暑くなると結果は良いようです。
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7月はこんなところです。
「明日部活で使うんだけど,,,取っ手が取れちゃった,,,,直してくれる?」と孫娘がやってきた。
取りあえずシアノアクリレートを塗ってくっつけてみた。力がかかる場所であるが,コストダウンのためかコの字型に裏が空洞。強度はないですね。
で,接着面積が狭くこれではすぐに取れてしまう。そこで,いつものパターン。見てくれは悪くなるが,鉄の芯を溶け込ませる熱溶接の方法にした。
小さな場所はホチキスのステープラを使うのだが,今回は力がかかる場所でもあり,より大きなタッカー用ステープルにしてみた。
なお,裏からアルミパネルなどを当てて補強というテもあるが,割れた取手の所の空間が少なくビス止めが難しい。いよいよならてっぺんの握り部分から長ビスを入れて金属板で保持する方法もあろううが,,,,
これを伸ばして折り曲げ噛み易いようにしてみる。
小手はこれ。もう少し平べったいと良いのだが,これしかないので・・・
これを押し当て溶かし込む
この作業コの字の3面に行った。
少しやせたところは,適当なプラで盛ってみた。
針金の出っ張りをカッターで切って,小手で形を整える。
やすりで少し削り込みかたちを整えたが,あまり綺麗にはならない・・・・
あまりきれいではないけれど,これで明日部活に持ってってもらいます。
ことのついでにもうひとつレンズネタで恐縮。
カメラ分解用のトレーを片付ける前にひと仕事でやってみました。
ずっと前に試みた修理,古いジャンクレンズだったこともあり,バルサムが手に入らずあきらめてました。
今回折角カメラ用の修理トレーを出してあるので,ちょっと思い出して,また分解してみました。ブツはトキナーのSD400 f5.6。Fマウント マニュアルフォーカスレンズです。
問題は後玉のバルサム切れ。光を当てるとよく分かります。これによって画像のシャープさがなくなりどろんとして絵になってしまいます。
早速分解。
マウントの取り外し。
汚い作業台でスミマセン。絞りリングとスペーサとFマウントです。
中玉もチェックしたのですが分解するほど汚れたはいませんでした。掃除の対象は後ろ玉
レンズホルダーを取りはずし中のレンズを取り出します。
これがバルサム切れの様子
2枚重なっているレンズをバルサムを溶かして分離します。いくつか方法はあるようですが,取りあえず煮沸で・・・
10分くらいにて,冷水につける
力を入れて横にずらすと,べろっと剥がれました。
IPAでお掃除 バルサムオイルは結構べとべと厚く塗ってあります。
セーム革も使って磨き上げ
レンズチェック まだ汚い さらに磨き上げ。裏表が分かるようにアルファベットで目印
今回は高価なバルサム(カナダバルサムは高いし,手に入りにくい)ではなく,100均のUVレジンで代用してみました。
ところが売り場に行ってみたら,透明レジンでも高粘度のものとクリアソフトと2種類あるんですね。少量で実験してみると,高粘度のほうが早く硬化するみたいなので,こっちを使いました。
UVレジンを使うことには賛否が分かれていることは承知しています。確かにパッケージにも黄変しにくいとあります。・・・ということは多かれ少なかれ黄変するってこと??・・何せ旧世代のジャンクレンズですからお金かけません・・・・
空気が入らないように張り付け,2枚をずれないように合わせて(ずれると嵌まらない),,自作の375nmのUVライトで照射
・・・初めてUVレジンを使いましたが,結構硬化は早いんですね。これは便利!
ケースにはめ込み
だいぶ綺麗になりました。
元に戻します
このあとが大変!
Fマウントを止めるピスの位置が分からない。絞りレバーの位置を確認しながら,ビス穴さがし!
絞りリングにはクリック感がなかたんだっけ?忘れてますが,構造の何処を見てもそれらしきものはない。もちろん外したパーツもなし。
このまま締めつけました。
試し撮り 機械はD90です。
やや露出オーバーですが・・・赤い鉄塔もそれなりにシャープです。(塔が曲がってる・・・)
遙か向こうの山の麓の家 露出オーバーで分かりづらいのでコントラストを上げてみました
それなりに撮れてます(安心!)
窓ガラスを通して家の屋根
曇りも感じられず,まあピントは出てますね。これで使えるかも。久しぶりだったので露出が不正です。操作忘れちゃってました。
ということで,バルサム切れの対処法を確認できました。
実は前玉も・・・
前面からはきれいに見えたんですが,
結構汚れてる!!
でも,分解方法を検討しながらいずれ掃除するとして,今回は終了とします。
特に手順は間違えていないとは思うのですが,レンズ修理3つめは失敗でした。
ここまで組み立てないと動作が分からないので,仕方ない。
残念ながらレンズが認識されません。ことによると絞り歯車の以上以外に原因があるのかも知れません。再修理と言ってももう根気が続かないので,しばらくお休みにします。新たに補修パーツを手に入れても動作しない可能性もありますので,直したレンズが使えなくなったら再修理を考えます。2つもあれば十分ですので。
手順は3つも取り組んだので,頭に入りました。
取りあえずざっと記録
モーターを絞りのパネルに取り付け。
絞りをフレキ3本をうまく出しながらケースにセット。
次いで中玉をセット。(写真忘れました)
・・・・・・・・
ひっくり返してモータとVRセンサをケースに取り付け,フレキをラッチで固定。
レンズが汚れてる・・・ISPで磨く。フレキがこのように出ていればOK
フレキにこのプレートを取り付ける。
右が先端から10mm,左は12mmの位置にプレトーを張り付ける。よぎれはISPできれいにする。
今回が金属プレートの貼り付けを最後にしましたが,こっちの方が作業はしやすいです。
後は戻していくだけ。
これが無くしやすい摺動部のピンとバネ。無くしたらお仕舞い。(ピンの方はM2のナベを短く切って代用できますね)
実はいっかい飛ばして見つからず,やってみた。これでもOKでした。
最後のこのフレキの装着が結構大変です。特にカメラ本体との連結端子は幅が広いだけにうまく入れる野じっくり時間をかけないだめでした。
でも,はじめに書いたように,折角ここまでやったのにカメラから認識されませんでした。
このレンズは部品と利用にジャンク箱に保管しときます。
ということで,10-30mmVRレンズの修理記事はお仕舞い。
ほねおりぞんくこたびれもうけってことですね・・・・ ちょびっと残念!!
1NIKKOR 10-30mm f3.5-5.6VRは壊れたのを3つも持ってるんです。曲がりなりにも2つは使えるようにしたので,最後のひとつ,これは絞り歯車の交換にチャレンジしてみました。
歯車ってこれです。
直径2mm。米粒の半分以下。ごま粒みたいな感じで,めがねがないとどこかに無くしてしまいそう・・目視ではまったく問題がなさそうですが,交換して直った例がある様なので,挑戦。
解体スタートですが,此処まではもう簡単。バネ付きピンをなくさなければ,簡単です。
この先から見ていきますね。
ピント用のモーターをケースから外します。隣のVR用?のフレキ部分も外します。
ついでここのレンズを外します。たぶん後玉。
ひっくり返して
中玉のストッパーを外し,中玉を抜きます。
前玉とそのストッパー レンズに手を触れないように・・・・
フレキを切らないように注意しながら絞り部分を抜きます。絞りはこのレンズの下
こちら側に抜く
金属のプレートは引っかかるので,剥がしました。これで,モーター部にアクセスできます。
モーターに張り付いているフレキを剥がす
モータの取り外し。絞りパネルに張り付いているフレキ部分は丁寧に剥がさないと切ってしまいそうです。
此処で歯車に出会う!小さなネジで止まってますので,+の0-2ドライバーで丁寧に抜く。なくさないように!
歯車の交換。交換した歯車の何処が悪かったのか,ルーペで見てもはっきりしない。新品の歯車(送料込み1個593円)もちゃんと動作するのかも分からない・・・
確認もしないでただ交換でした。これでだめなら,またユニット交換ですね・・・(高くつくけど・・・)
・・・・で,今日はここまでにしときます。あとは組み立てるだけですので・・・(それも結構骨が折れるんだけれど・・・・)
問題の歯車を顕微鏡で見てみました。交換したやつです。
ここに亀裂が入ってます。おそらく絞り動作の中で無理な力が加わって壊れたように思えます。ということは,またすぐに壊れるということか・・・
リコール修理してもすぐに壊れたのはこのためか・・・・新品の歯車は見るの忘れました。
ということは,10-30mmVRは歯車交換だけですむならまだしも,結構作業が大変なので壊れたらあきらめるというのが良いのかも。
でも,たったこの歯車の不良だけでレンズが使えなくなるとは・・・・NIKONさんもっとしっかりした物を作ってよ!! ニコワンから撤退するわけだ!!
さて,このレンズ,リアッセンブルして取りあえず動作するか試してみます。そのお話しは後ほど・・・・
黒の10-30mmVRが壊れたので,悩みに悩んで追加で購入したグリーンの玉。
黒の玉を直しているうちに,やっぱり壊れました。やはり馬鹿でした。orz・・・・
黒の玉を不完全ながら直して,何とかノウハウはつかめたので,この玉も修理してみます。
今回は絞りユニットというよりVRユニットも含めてのパーツを発見しましたので,これでやってみます。
ちょっと値段は高いのですが,絞りユニットのみのものも3000円くらいに上がってました。だったらこっちの方が手間いらず。ただし,少々お値段が・・・(リンクをご参照)
右側のものです。この写真はすでにバラして,ユニット部分を取り出し,平板をつけなおしたものです。こちらの方が,目に優しい。・・・・細かいところがあまりありませんので・・・
ここからまた元に戻していきます。
いちいちの作業がこれまでの記事と重複するので,やめときます。
とまあこんなふうにアッセンブルです。
J5にセットして,ボタンを回す。
起動しました。焦点も合わせられ,シャッターも切れます。これは完全復旧でした。ラッキー!!
ちゃんと取れてます!!
こうなると,黒の玉がなぜレンズ側から起動できないか探りたくなる。
もう一回バラして組み立て直しました。
見えてきたEXIF用?ブラシのパターンがはじめのところが少し傷ついてはげていました。たぶん,この傷が致命傷だったようです。これはもう直しようがないので,カメラ側からON-OFFします。ほかは問題ありませんので,,,,
すみません写真撮り忘れました!!
このブラシは一番はじめに取り外し,くみ終わったら一番最後に取り付けるのが正解のようです。これもノウハウのひとつになりました。
この玉は,実はもう一つ壊れてのがありますので,事のついでに,絞り歯車の交換も手がけてみます。
でも今日はここまで
一つ一つ確認しながら進めてきました。
フレキの小さなラッチの確認ができましたので,いよいよ組み立てです。
これまでの経過は以下
鏡胴と前玉の取り付け
前玉は3本突起に合わせる。
ズームリングの取り付け
カム部分を溝に入れて,120°の位置にあるバネ付きのピンを入れる。私は何度も飛ばして,床に落ちたのを探すのが大変でした。這いつくばって探す・・
バネ付きのピンも沿わせて挿入。
カム部分の突起にネジ止め
あとはバラした順を辿ってアッセンブル
また難関が!!
するりとここまではスムーズの入るのですが,最後の0.5mmが何かに引っかかって押し込めない。内側を見ても何も引っかかりはなさそう。
ここの0.5mmは後玉を固定するとき浮いてしまってネジが締められない。何度やってもだめ。再度分解して様子を見てもだめ。かなり時間を費やしてしまったけど,解決できない。
いろいろかちゃかちゃいじっているうちに,なんとかなりました。
前玉を一番繰り出すとパチンと閉まりました。飾りリングをねじ込んでも鏡胴にぴったりはまります。
ここまでやっとEXIFデータ用のブラシを取り付けられます。これを取り付けてからカチャカチャやると端子を痛めます。
次の難関
フレームと基板をフレキをうまく引出しながら固定。フレキを挿入する前にアース線や他のバー付きフレキのネジ止め。
そのあと注意深くフレキを挿入。これけっこう難しい。前のラッチのように差し込んでパチンと絞めるのと違い、ゆっくり基板を痛めないように差し込む。うまくしないと接触不良。
時間かかります
位置を確認しながらスペーサを入れて,金属マウントを取り付けます。その後電子接点をネジ止め,次いでカバーをネジ止め。
ゴムリングは動作確認のあと。
肝心な動作は・・・・・
半分成功かな??
鏡胴ねじって電源ON.ピントOK。一応復旧したといえるでしょうが・・・・
残念ながらボタンを押して終了の位置に来ても電源が落ちません。起動は良いのですが,何処を間違ったのでしょう??カメラ側のスイッチでOFF。フレキの接触不良??
もういっかいバラして組み直そうかとも思いましたが,けっこう神経を使ったので,しばらくお休みします。取りあえず撮れることは撮れますので,半ば成功と言ったところでした。
でもけっこう分解してレンズの構造や組み立てのノウハウは掴めましたので,次には生きるでしょう・・・・時に位置合わせのマーキングはすごく大事でした。何回も迷いました。
ということで,これでしばらくお休み
なお,参考にさせていたサイトは
YAMAROさんのこれ。
♥ 再び絞りが壊れた1NIKKOR VR 10-30mmf/3.5-5.6を修理してみた
初めての挑戦でしたが,まあ何とかできました。感謝
一つ一つ疑問を解きながらゆっくり進めていきます。
これまでの経過
引っかかっていったのは,中玉駆動用のフレキが裏表逆で,これでは導通しないのではないか。ということでした。
ラッチの構造を調べた
そこで,もう一度ラッチ部分をルーペでよ~~く観察しました。何せ3mm程度の豆粒ラッチです。
これを開けてみます
トリミングですので,ピンが甘いのはご容赦。黒い蓋部分に点のようなものが見えます!!
別な画像で見ると,裏表逆でも圧着によって導通はできそう。突起の上の方の金色の線でつながるようです。
捨てないで撮っておいたちぎれたフレキにはめ込んで。もちろん裏側を端子面。
テスターの棒を当てて,,,ピーッと鳴りました。裏表逆でも導通してたんですね。でもすごく精巧なラッチです。
ということで問題解決。専門家なら当たり前のことでしょうが,ど素人はこうなんですよね・・・これでこれで先に進めます。
でも今日はここまで,,,
絞りモータ部へのフレキの取り付けが完了し,次は絞りバネ部をケースに取り付けます。
左斜め上の大きな穴に大きな板付きフレキと,横に出ているフレキを通します。全開はここでフレキを切ってしまった箇所です。慎重に・・・
これがなかなか厄介
うまく細いフレキも溝に嵌められました。跡はラッチに挟み込むだけ。
ここで大きな疑問が!ここで見えている白いラッチ部分ですが,引き込んだフレキでは端子が反対側を向いています。ラッチを閉じても導通はしないはず。きのうはあれほど注意深く折り曲げ方向を確認したのですが,ここで行き詰まりました。前の画像を点検しても,フレキの出し方は間違ってはいない。ホルダ部分は接着されているので,動かしていない。
はて・・・・・
もちょっと先へ進めてからここの問題は検討します。だめならまたバラす。
中玉の取り付け
絞り板の上に中玉を入れます。これがピント用モーターによって上下してピントを合わせる仕掛けのようです。
2本のガイドバーによって上下する。上の白い「コ」の字のパーツがモーターにかみ合う。
ビス3本でカバー
モーターの固定
モータから伸びているフレキの先のラッチホルダが先ほどの問題点。
モータと反対側のパーツの取り付け
ここはVRの部分かな?
ここもネジで固定。絞りモータからのフレキを一応取り付けておきました。
ひっくり返してみたところ。上方が前玉。
ここまでやっといて,フレキの問題に戻ります。
参考にしたサイトを見てもよく分からないし,自分が分解下記録を見ても,位置的には間違えない。はじめ躓いたフレキの折り方も長さ(ラッチへ向かうフレキは左右で長さが違う)も間違ってない。でも,接続は裏表が逆で導通しっこない。
これが分からないとアッセンブルが進められない。
どなたか経験ある方,助言をいただければ,大変ありがたいです。
と,今日はここまで!
千切ってしまった絞りユニットのモータ部分のフレキが届きました。6月11日に発注ですので,今回は1週間で届きました。
早速リビルドに取りかかりたいのですが,これ以上失敗は許されません。(でも,補修パーツは中華で探すとデスコンでもけっこうあるものですね・・・少し安心。もともとNikon1シリーズはmade in CHINAですので純正品が沢山残ってるのかも知れません)。
分解は少々安易にろくに記録も取らずにやってしまったので,今回はゆっくり一つ一つ確認しながら進めます。
今回は届いたフレキの取り付け。
その前にまずは観察
フレキソケットはちゃんと付いてます。
裏側には両面テープが付けてあります。この●穴は何か?
古い方にもありますので,位置決め用みたいです。
モーター側は・・・
非常にちっちゃくて分かりづらいですが,ちゃんとポッチが出てます。ここに穴を合わせれば位置決め完了となりますね。
もひとつ。ちぎれた側のフレキを見ると,上のフレキは裏側に折れるように折れ目がついてました。あれぇ・・・どっちに折ればよかったかな?
これも検証
古い方のフレキを見ると,表側に折り込んであります。接着剤の跡がはっきりありましたので,確認できました。くっつけるのは両面テープでやります。
なお,このフレキ,ホルダー部分(左)は剥がしてしまいました。ランド部分もいっしょにはげたので,修復はもう不可能です(しないけど・・・)。
こんな小さなものもあるんですね・・・
このバーの位置は・・
接着面より長くなってます。
グリーン側に合わせれば良いみたいです。
それに透明なヒラヒラが付いてる。何に使うのか分からないけど,これも付けておく。
こんな確認で作業ができそうです。
フレキの折り曲げ
約3mmの両面テープ
折り曲げ線を確認して,フレキが重なるように折り曲げ。
平板の取り付け
マジックで位置を書いて,古い方を剥がして取り付けました。あとは何処でこのフレキを折り曲げるか?
絞りユニットへ取り付け
位置決めの穴を意識して取り付け,それからフレキを差し込む。
ここまで完了。
あとはこの絞りユニットをケースにセットして中玉を入れる。
まだまだ作業はつづきます。でも,今日はここまで