黄金の80年代が駆け抜ける!
知ってるなんてもんじゃない。ほとんど全ての曲のヒットをリアルタイムで経験しているのだから、テンションは上がりっ放しである。
PVの豪華版と考えればストーリーも気にならない。むしろ単純なほど楽しい。だって80年代なんだから。
期待に応えるように冒頭から懐かしいロック系の曲が休みなく連なる。Night Ranger、Poisonなんてあたり、いきなりツボな選曲で痺れる。
主役の若い二人・シェリーとドリューは明るく爽やか。伸びのある歌声が耳に心地良い。
そして脇を固める豪華キャスト。妖しいT.クルーズが当然クローズアップされるが、K.ゼタ・ジョーンズ、R.ブランド、A.ボールドウィンも体を張ってがんばる。P.ジアマッティまで歌っちゃう。
特に楽しかったのは、まったく別の2曲を重ねて歌う場面。4度ほどあったと思う。Quarterflashもロックの系譜に入るんだね。
ハッピーエンドへの過程としてお決まりの挫折では、ドリューがアイドルグループにさせられてしまう。
いかにもなファッションと楽曲。見かけを繕うだけで完全なアイドルになってしまうところが面白い。ひょっとしてOne Directionの中にも同じような境遇のメンバーがいたりしてと思ってしまう。
それにしても、戻りたいとは全く思わないし、今の便利さを手放せるはずもないんだけど、80年代ってのはつくづく明るい時代だったなと思い返す。
世の中が今よりも単純だったから、冴えない自分ではあったけど、何処を向いて進んで行けば良いかは見通すことができた。
本作に出てくるのはほとんどが白人。唯一M.J・ブライジがくさびになっているが、彼女もロックナンバーを歌う。R&Bもラップもカントリーもなければ、アジアや中東もいない(ヒスパニックは1人いたけど)。良し悪しはともかく単純なのだ。
便利さと幸福の拡大を目指して努力した結果が現代の混沌というのは皮肉である。いずれは方向転換が必要になるのだろう。
ひとまず80年代のノリのまま、今日はTOHOシネマズで特別上映している「バックトゥザフューチャー」を観てこようと思う。
(90点)
知ってるなんてもんじゃない。ほとんど全ての曲のヒットをリアルタイムで経験しているのだから、テンションは上がりっ放しである。
PVの豪華版と考えればストーリーも気にならない。むしろ単純なほど楽しい。だって80年代なんだから。
期待に応えるように冒頭から懐かしいロック系の曲が休みなく連なる。Night Ranger、Poisonなんてあたり、いきなりツボな選曲で痺れる。
主役の若い二人・シェリーとドリューは明るく爽やか。伸びのある歌声が耳に心地良い。
そして脇を固める豪華キャスト。妖しいT.クルーズが当然クローズアップされるが、K.ゼタ・ジョーンズ、R.ブランド、A.ボールドウィンも体を張ってがんばる。P.ジアマッティまで歌っちゃう。
特に楽しかったのは、まったく別の2曲を重ねて歌う場面。4度ほどあったと思う。Quarterflashもロックの系譜に入るんだね。
ハッピーエンドへの過程としてお決まりの挫折では、ドリューがアイドルグループにさせられてしまう。
いかにもなファッションと楽曲。見かけを繕うだけで完全なアイドルになってしまうところが面白い。ひょっとしてOne Directionの中にも同じような境遇のメンバーがいたりしてと思ってしまう。
それにしても、戻りたいとは全く思わないし、今の便利さを手放せるはずもないんだけど、80年代ってのはつくづく明るい時代だったなと思い返す。
世の中が今よりも単純だったから、冴えない自分ではあったけど、何処を向いて進んで行けば良いかは見通すことができた。
本作に出てくるのはほとんどが白人。唯一M.J・ブライジがくさびになっているが、彼女もロックナンバーを歌う。R&Bもラップもカントリーもなければ、アジアや中東もいない(ヒスパニックは1人いたけど)。良し悪しはともかく単純なのだ。
便利さと幸福の拡大を目指して努力した結果が現代の混沌というのは皮肉である。いずれは方向転換が必要になるのだろう。
ひとまず80年代のノリのまま、今日はTOHOシネマズで特別上映している「バックトゥザフューチャー」を観てこようと思う。
(90点)
80年代の話が絡むと、ついつい甘くなってしまいます。
世界的に見れば、やはりM.ジャクソンの時代なのですが、
同時にがんばっていたバンドがいくつもありました。
特にハードロック系のバンドが作るパワーバラードが好きでした。
本当に本作の演者はみんな張りのある心地良いボーカルだったので、
更に気分が盛り上がりました。
今晩は☆彡
わああ~凄い高得点ですね。
私は知らない曲が結構ばかりで、、、。
というかやはり音楽好きにはたまらない作品なんだと
思いました。でも皆さん、お歌がお上手なのでびっくり!
あのポール・ジアマッティの歌が聴けるとは感動ものでした。でもなんていってもトムですよね。
このためにボイストレーニングをしただけあって素晴らしい歌声でした。努力家なトムに拍手を送りたいです。