なかなかはじまらないまま。
「ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル」の女殺し屋の印象が強いL.セドゥ。
美人だけど、下からじとーっと見つめる方が似合っているから、貴族や王族にはならない。
王妃マリーアントワネットお抱えの朗読係・シドニーの熱い視線は、もちろん寝首を狙っているのではなく、心の奥に閉じ込めた王妃への愛情である。
しかし王妃の想いは別の女性にあり、しかもシドニーへはあまりにも過酷な指令が下される。
世界史で聞き覚えのあるバスティーユ襲撃の前後3日間の情景として、平和で穏やかな時間が流れる初日から一転して宮殿全体が重苦しい緊迫感に包まれる様は見応えがある。
しかし、登場人物や時代背景の説明がないので、フランス革命周辺の知識がない者として理解するのにひと苦労した。
シドニーは、王妃への想いを押し殺し忠誠を貫き(当然ではあるが)、命をも危険にさらす旅へと向かう。
旅先には果たして何が待ち構えているのか、期待を膨らませようかというその時に・・・エンドマーク。
そうか、クライマックスはあの場面だったのかと改めて思えば、確かに話の軸は女性たちの感情の絡み合いなわけだが、どこか透かされた気分を残したまま馬車が画面の奥へ消えていった。
(55点)
「ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル」の女殺し屋の印象が強いL.セドゥ。
美人だけど、下からじとーっと見つめる方が似合っているから、貴族や王族にはならない。
王妃マリーアントワネットお抱えの朗読係・シドニーの熱い視線は、もちろん寝首を狙っているのではなく、心の奥に閉じ込めた王妃への愛情である。
しかし王妃の想いは別の女性にあり、しかもシドニーへはあまりにも過酷な指令が下される。
世界史で聞き覚えのあるバスティーユ襲撃の前後3日間の情景として、平和で穏やかな時間が流れる初日から一転して宮殿全体が重苦しい緊迫感に包まれる様は見応えがある。
しかし、登場人物や時代背景の説明がないので、フランス革命周辺の知識がない者として理解するのにひと苦労した。
シドニーは、王妃への想いを押し殺し忠誠を貫き(当然ではあるが)、命をも危険にさらす旅へと向かう。
旅先には果たして何が待ち構えているのか、期待を膨らませようかというその時に・・・エンドマーク。
そうか、クライマックスはあの場面だったのかと改めて思えば、確かに話の軸は女性たちの感情の絡み合いなわけだが、どこか透かされた気分を残したまま馬車が画面の奥へ消えていった。
(55点)
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