Con Gas, Sin Hielo

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「ニューイヤーズイブ」

2011年12月30日 05時33分27秒 | 映画(2011)
全部まとめて総決算。


月が変わればツキも変わるなんてことを言いますが、単位が年になると改まり度も半端じゃないわけでして。

大晦日と元日は、良かった人にも悪かった人にも平等に必ず訪れる。そうした点では、前回の「バレンタインデー」よりも対象の幅が広いし、精神的な意味合いも強い。

今回も見事なまでに豪華なメンバーが集結した。知ってる人にとっては、エンドロールでアルファベット順に一人ずつ名前が出てくるだけで楽しい気分になる。

もう一つの醍醐味が、それぞれに描かれる登場人物の話のどことどこが最後に繋がるのかという小さな推理だ。

言い換えれば、ここでどれだけ予想外の回収をするかで評価が変わってくるということ。

「バレンタインデー」では、J.ロバーツの落としどころでほっこりした記憶があるが、今回その役を担ったのはH.スワンクだった。

意味ありげな「0時に間に合わないと」発言を男女2人にさせておいて、街頭の時計の前ですれ違わせるという、よく考えればベタなんだけどそれもご愛嬌。

ほかにもアパートのエレベータが止まってしまうなんてご都合みえみえの話もあったが、大団円に向かうに連れて、細かいツッコミが溶けて温かい気持ちになった。

配役関係でのトピックは、Z.エフロンにオーラがなくて気付かなかったこと、M.ファイファーのイタい役回りが悲しかったこと、A.ブレスリンの垢抜けないお化粧顔はわざとなんだろうけど少し不安、の3本。

とにかく、来年は心から笑えることが少しでも多い1年になりますように。

(80点)
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2 コメント

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M.ファイファー☆★ (mezzotint)
2011-12-30 19:59:30
クラムさん

本当に何だか辛かったです。
エフロンのおかげで何とか生きる希望が
持てたような気がしましたけど、、、。
でも可愛い一面も覗かせ、私は結構好きでした!!
返信する
M.ファイファーについて (クラム)
2011-12-31 01:15:05
migさんのところでは何度か話してるんですが、
私は、それこそ学生のころからM.ファイファー大好きでして、
それだけに今回の役は観るの辛かったですねー。
生きる希望とはいっても、年が明ければ
あの年齢で無職ということに気付かざるを得ないわけで・・・。
あのメッセンジャーにもうちょっとがんばってもらわないとキツいですよ
返信する

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