イギリスから来た男たち。
UFOオタクの男二人と妙に地球慣れした宇宙人・ポールの珍道中。
この設定だけで期待感を抱くが、仕掛け人がS.ペッグとN.フロストの「あの」コンビなのだから、もっと何かありそうと思わずにいられない。
主人公のクライヴとグレアムは英国からUFOの聖地・米国へ初めて旅行へ来た。
オタクでも自由が保障されている憧れの地にテンション上がりっ放しの二人。って、英国紳士にもこういう人種いるのかね?と一瞬思ったが、ある程度人口がいれば当然いるはず。当たり前だけど新鮮だ。
そんな二人だったが、UFO関連のレアグッズのために立ち寄ったバーで気まずい思いをする。そう、ポールに出遭う前は、二人こそがエイリアン=異国人だったのだ。
これに男二人連れという違和感が更に周りからの疎外感を助長。エイリアン扱いされてるところで本物のエイリアンに遭うという展開が巧い。
外見と違って中身はコテコテの人間臭さを持つポールは、米国でギャップを持って受け止められる彼ら自身を誇張させたようなもの。
分かってしまったことで異質なものへ勝手に抱いていた憧れは急速にしぼむ。しかし、二人は代わりに、考え次第で自分の世界が大きな広がりを生むことを知る。
世の中、自分と異なる思想を持っているだけで実はエイリアンとなってしまう。途中で同行することになる古い宗教を熱心に信じる女性も同じだ。
構成は典型的なロードムービー。一台のRVに乗り合わせたエイリアンたちは、時折極端なネタを織り交ぜながらそれぞれに成長していく。
道中で拾い上げる様々な追っ手もおもしろい。みんな思惑が少しずつズレていて、関係に若干の謎が含ませつつ話が進んでいく。もったいぶって最後に登場する大御所の効果も大きい。
更に、「E.T」をはじめとする過去の名作を彷彿とさせる場面が数多くあり楽しい。そういえば、スピルバーグ監督がカメオ出演してるって話を聞いたけど、気付かなかったな。
(85点)
UFOオタクの男二人と妙に地球慣れした宇宙人・ポールの珍道中。
この設定だけで期待感を抱くが、仕掛け人がS.ペッグとN.フロストの「あの」コンビなのだから、もっと何かありそうと思わずにいられない。
主人公のクライヴとグレアムは英国からUFOの聖地・米国へ初めて旅行へ来た。
オタクでも自由が保障されている憧れの地にテンション上がりっ放しの二人。って、英国紳士にもこういう人種いるのかね?と一瞬思ったが、ある程度人口がいれば当然いるはず。当たり前だけど新鮮だ。
そんな二人だったが、UFO関連のレアグッズのために立ち寄ったバーで気まずい思いをする。そう、ポールに出遭う前は、二人こそがエイリアン=異国人だったのだ。
これに男二人連れという違和感が更に周りからの疎外感を助長。エイリアン扱いされてるところで本物のエイリアンに遭うという展開が巧い。
外見と違って中身はコテコテの人間臭さを持つポールは、米国でギャップを持って受け止められる彼ら自身を誇張させたようなもの。
分かってしまったことで異質なものへ勝手に抱いていた憧れは急速にしぼむ。しかし、二人は代わりに、考え次第で自分の世界が大きな広がりを生むことを知る。
世の中、自分と異なる思想を持っているだけで実はエイリアンとなってしまう。途中で同行することになる古い宗教を熱心に信じる女性も同じだ。
構成は典型的なロードムービー。一台のRVに乗り合わせたエイリアンたちは、時折極端なネタを織り交ぜながらそれぞれに成長していく。
道中で拾い上げる様々な追っ手もおもしろい。みんな思惑が少しずつズレていて、関係に若干の謎が含ませつつ話が進んでいく。もったいぶって最後に登場する大御所の効果も大きい。
更に、「E.T」をはじめとする過去の名作を彷彿とさせる場面が数多くあり楽しい。そういえば、スピルバーグ監督がカメオ出演してるって話を聞いたけど、気付かなかったな。
(85点)
今晩は☆彡
はい!無茶苦茶好きです(笑)
まだしばらく上映されるようなので、もう一度
観る予定です。
おっしゃるように斬新なお話ではないんですが、
やはり登場する人物のキャラがとても魅力?
あって良かったなあと思います。
ポールの声のセス・ローゲンもぴたりハマって
いましたね。
スピルバーグさんは声だけのカメオ出演らしい
ので、これはどのあたりで出たものか?
分かりにくいですよね。
もう一度ご覧になるとは、よほどのことですね
スピルバーグ監督は、ポールから「E.T」のアイデアを受ける電話での声だったようです。
このコンビが作る作品の支持層の広さが分かるというものです。
ポールの声もおっしゃるようによかったです。
わが国で有名人が声を充てるとがっかりすることがままあるのですが、
向こうだと上手く聞こえるのは少し不思議です。
必ずしも実力の差だけじゃないと思うので。