甘酸っぱい大作戦。
スパイ→すっぱい→レモンちゃん。
今回は、しんちゃんと2歳上の女児スパイとの冒険がずっと続く。
ふたば幼稚園の仲間は完全に脇だし、野原一家ですら活躍の場は多くない。
それでは「クレしん」の持ち味である家族や友情の絆が描かれなかったのかというと、意外とそうでもない。
幼いころからスパイの英才教育を与えられたレモンちゃんの家庭を野原一家と対比させることで、家族のあり方を問いとして投げかけている。
笑いの方は、監督も自覚していたらしいが、これでもかというくらいおなら系で押しまくっていた。まあしんちゃんだからぎりぎり有りという感じ。
他にテーマ性を持つ背景がないことや強烈な個性のキャラクターが出てこない分、全体として淡白な印象を受ける。
しかしながら、それは裏を返せば余計なものがないことでもあり、レモンちゃんとしんちゃんの関係同様にすっきりさわやかな後味を残している。
来年はいよいよ20周年。上映後のサービスカットまで作って気合十分・・・というわけでもなく、「みればー?」の調子で行くのだろう。もちろんほどほどに期待している。
(70点)
スパイ→すっぱい→レモンちゃん。
今回は、しんちゃんと2歳上の女児スパイとの冒険がずっと続く。
ふたば幼稚園の仲間は完全に脇だし、野原一家ですら活躍の場は多くない。
それでは「クレしん」の持ち味である家族や友情の絆が描かれなかったのかというと、意外とそうでもない。
幼いころからスパイの英才教育を与えられたレモンちゃんの家庭を野原一家と対比させることで、家族のあり方を問いとして投げかけている。
笑いの方は、監督も自覚していたらしいが、これでもかというくらいおなら系で押しまくっていた。まあしんちゃんだからぎりぎり有りという感じ。
他にテーマ性を持つ背景がないことや強烈な個性のキャラクターが出てこない分、全体として淡白な印象を受ける。
しかしながら、それは裏を返せば余計なものがないことでもあり、レモンちゃんとしんちゃんの関係同様にすっきりさわやかな後味を残している。
来年はいよいよ20周年。上映後のサービスカットまで作って気合十分・・・というわけでもなく、「みればー?」の調子で行くのだろう。もちろんほどほどに期待している。
(70点)
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