おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

日曜の朝は

2022-02-20 11:25:04 | 12音詩

 道路の雪もすっかり溶け、昨日は久しぶりに乾いた道路を散歩することができた。転ばないように足元に注意しながらの散歩というのは、あんまり面白いものではないのだ。

 で、喜んだのもつかの間、今朝はしっかりビッショビショの雪が積もっていた。ほとんど泥の中を歩いているようなものである。

 今朝は短い散歩だなと思っていたら、途中ケンくんを乗せた軽トラックに遭遇し、しばらく立ち話をした後、結局普段通りの長い散歩になってしまった。

 いつもより遅い朝飯を食べゆっくりしていると、NHKの「さわやか自然百景」が始まった。どういうわけかこの番組が始まると、アンは決まってテレビの真正面に陣取り、番組終了まで食い入るように見ている。

 今朝は宮城県牡鹿半島の先端にある島、金華山が舞台だ。野生の鹿やニホンザルのお話である。

 テオはいつものように、アンの視線の先に何があるのか気になって仕方がない。

 牡鹿半島は、ドリ、トトともに健在だった時、オートキャンプ場に立ち寄った場所である。町営のキャンプ場で、おそらく女川原発によるお金が入ったので、牡鹿半島の先っちょにキャンプ場や公園を整備したのだろう。翌朝、朝日の昇る中、みんなで半島の先端から見える金華山という小さな島を眺めたのだった。

 テオを飼い始めた時は、テオを連れてあちこち旅行に行こうと思っていたが、びっくりするほど神経質で臆病なテオを、知らない場所に連れて行くのは気が重い。人間の都合でストレスを与えることに、後ろめたさを感じるのだ。おまけにアンまで我が家にやって来ては、犬、猫を連れての旅行は今のところは考えられないのである。

 まあ、しばらくは近所をプラプラするだけで満足し、句をひねったり絵を描いたりすることで満足していよう。

「春はそこに山鳩歌う」
「青空 どこまでもひとり」

 

コメント
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