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おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

やぎさんゆうびん

2014-02-28 16:05:05 | 福島

 詩人のまど・みちおさんが、104歳で亡くなられたというニュースが流れていた。名前を聞いてもピンと来なかったが、童謡の「ぞうさん」とか「一ねんせいになったら」とか「ふしぎなポケット」とか「やぎさんゆうびん」とかの作詞をした人と聞くと、ああ、あの歌かと納得する。童謡もいろいろあるけれども、まどさんの詩には、ほかの歌にないユーモアがある。

 「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね。そうよ、母さんも長いのよ」って、鼻の長さを遺伝で片付けているし、「ポケットのなかにはビスケットがひとつ。ポケットを叩くとビスケットはふたつ」って、ちっとも量は増えてないから、どこが不思議なポケットなのかわからないし。

 「やぎさんゆうびん」も不思議な歌詞だ。「白やぎさんからお手紙着いた。黒やぎさんたら読まずに食べた。仕方がないのでお手紙書いた。さっきの手紙のご用事なあに」。で、2番「黒やぎさんからお手紙着いた。白やぎさんたら読まずに食べた。仕方がないのでお手紙書いた。さっきの手紙のご用事なあに」。以下延々と繰り返す。

 やぎは紙を喰うからなあ、本当かどうかは知らないけど。この歌詞の通りだとしたら、白やぎさんも黒やぎさんもよっぽど腹が減っていたんだろうなあ、開封前に食べちゃうんだから。

 と、想像できるけど、よく考えたら変だ。もらった手紙は食べちゃうけど、用事を聞き返すために書いた自前の便箋も封筒も食べないのだから。手紙をもらい、差出人を確認してから、開封せずに食べる。これが白やぎさんと黒やぎさん共通の流儀だ。

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越境汚染

2014-02-27 14:42:37 | 福島

 昨日、天気がいいのに遠くが白く霞んでいた。もう春霞の季節かと思っていたら、町内放送で「PM2.5の濃度が上昇しているので、野外での運動や、ぜんそくなどの持病を持つ人は外出をなるべく避けてください」と言っていた。ニュースを見ると、中国から偏西風に乗ってやってきたPM2.5は、ほとんどが日本海側を覆っていたが、なぜだか新潟から福島にかけて、そこだけ日本を横断する形になっていた。中国に近い九州での被害は少し前から言われ始めていたが、まさか福島にいて注意情報を聞くことになるとは思ってもみなかった。

 それにしても、本当に霧が出たみたいに真っ白けである。中国本土はこんなものではないのだろうが、散歩に出るとノドがどことなくいがらっぽくヒリヒリとしてくる。帰ってきたら真っ先にうがいをしなければ、体の中に毒素が充満しそうだ。

 もっとも、福島には原発事故により、放射線というやっかいなものがいまだに残留している。越境汚染は中国だけの問題でもなく、なんだかんだ言いながらも太平洋に汚染水を流し続けているという現実がある。

「他人に迷惑をかけなければ、何をやってもいいじゃないか」という言い分は、現代では通用しない。人がやることは必ず境界を越え、自分の手の届かないところにまで影響を及ぼす。人間がこの世にいるというのは、それだけでかなり面倒臭い存在なのである。

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雪のイラスト、第三弾

2014-02-26 13:02:01 | 福島

 ニュースを見ていたら、大学の受験者用に用意しておいた送迎バスに、付き添いの父母が同乗してくるために、予定の乗員を大幅に越え、急遽増便したものの、乗れない受験生が出てきたという。大学受験にまで親がついてくる時代になったのか、と思うと、ビックリすると同時に、こんなんで日本は大丈夫かと言いたくなる。私立小学校の受験くらいなら親がついてくるというのはわかる。でも、そこまでだ。

 僕らの頃は、「近頃は大学の入学式に親がついてきて情けない」という話をされたものだ。ましてや、合格後の下宿探しに親がついてくるなんてことになったら、「いい大人が何やってんだ」といじめの対象にさえなりかねないものだった。

 ところが、いまや大学の入学式や下宿探しは当然のこと、大学受験や卒業式、さらには会社の採用試験にまで、ノコノコ出かけて行くという。昔は「かわいい子には旅させろ」と言ったものだが、今は「かわいい子だから、目を離したくありません」と言ったほうがいいのだろう。

 話とは全然関係ないけど、雪のイラスト第三弾を描いたのでアップしておく。

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雪解け

2014-02-25 11:51:47 | 福島

 気温がぐんぐん上昇し、あちこちで屋根から落ちる雪の塊が大きな音を立てている。辺りはいまだに真っ白だが、ポカポカと暖かな陽気なので、こんなときは雪山にでも登りに行くといいだろうなと思う。でも、僕の車では登山口まで行くのは難しいかもしれない。それに犬たちに留守番をさせるというのも可哀想だ。こういうときは近所を歩き回って、雪山トレッキングの代用としよう。

 陽射しが強いので、雪の表面は溶けかけている。凍って歩きやすかった雪面は、柔らかくなってズルズルだ。少し歩くと、足に力を入れて歩くのと、太陽の熱で汗が出てくる。毛糸も手袋も今日は用なしだ。

 隠れるところのない雪の上では、僕以上にトトは暑いに違いない。ドリならそこら辺を転げ回ったりするのだが、上品なトトはそんなことはしない。

 丘の上に出ると、いつもよりくっきりと安達太良山が見える。あのテッペンあたりを歩くと楽しいだろうな。

 と、近くの木立から可愛らしい鳴き声が聞こえてきた。きっとエナガの群れに違いないと目で追うと、枝から枝へと数羽のエナガが飛び回っていた。

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探査犬

2014-02-24 12:01:27 | 福島

 家庭菜園には、まだ白菜が数個残っている。雪の下で冬を越した白菜は、凍みて甘みが増すということで楽しみにしていた。

 昨日、もらった白菜をすべて胃袋に入れてしまったので、鍋にするのに家庭菜園から白菜を取って来ることにした。ところが、この大雪で畑は一面の銀世界、どこまでが畑なのかもわからない。多分この辺だろうと、凍った雪をガリガリと掘ってみるが、固くしまった雪は手強く、畑が見えてくることはない。

「おい、ドリ。こういうときにこそ食いしん坊の出番だ。今活躍しなくて、いつ活躍するんだ。そうでなくても迷惑ばかりかけているのに」

 言うことがわかるのか、ただいやしいだけなのか、ドリはせっせと雪面を掘り始めた。ドリは犬のくせに白菜だとかキュウリだとか、とにかく野菜や果物が好きで,畑に連れてくるといつも勝手に喰い散らかしてしまう。が、こういうときこそ役に立ってこそ、恩返しというものだ。

 せっせと雪の中に頭を突っ込み、匂いを嗅いでいたドリは、ついに雪の下から白菜を見つけ出した。

「おお、えらいえらい。ご褒美に白菜のはしっこをあげよう」

 麻薬犬というのが警察では活躍しているが、野菜探査犬というのは世界でもきっと珍しいだろう。そういう犬たちの冬の光景を描いたので、ついでにアップしておく。

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雪の野鳥たち

2014-02-23 12:15:50 | 福島

 大雪の後の最初の日曜日となった。天気予報では九州は15度を超えるという。そこまではなくとも、東北だって先日の大雪がウソのようにいい天気だ。

 車が頻繁に通行する場所は雪かきをされ、汚らしくなってしまったが、雪かきがされずに残された場所は、道路だろうが田んぼだろうが、雑木林だろうが、積もったまま凍りついている。

 おかげで荒れ地だろうが湿地だろうが里山の斜面だろうが、今日は我が物顔で縦横無尽に好きなところを歩き回ることができる。誰も来ないし、車に轢かれる心配もないので、犬たちだって自由に歩き回る。

 急に陽気が良くなったので、普段より野鳥の声もたくさん聞こえる。散歩に出てすぐにモズを目撃。

 先日ゴミを捨てに行った際に接近遭遇したジョウビタキに今日も出会う。

 相変わらず警戒心が薄く、近くまで寄ることができるので写真だってドアップだ。

 別の場所では、メスのジョウビタキに遭遇する。野鳥のメスは、総じてオスに比べて地味で控えめだ。

 陽の当たる斜面では、アオジが群れを作っていた。アオジとは言うけれど、色は黄緑に近い。

 鬱蒼とした木立では、キツツキの仲間のコゲラがさかんに木の幹をドラミングしていた。

 シジュウカラは住宅地でも里山でも頻繁に見かける。ジュクジュク、ツツピーという鳴き方に特徴があるので、簡単に見つけることができる。

 鳴き声と言えば、ジージーと鳴くヤマガラも特徴的だ。去年あれだけカフェにやって来たヤマガラは、今年はどうしたわけかなかなか見かけることが少ない。と、思っていたら、今日はちゃんと登場してくれた。久しぶりに知り合いにあったように嬉しい。

 それにしても、今日みたいに一度の散歩でたくさんの野鳥に出会うことは珍しい。とってもラッキーな朝なのであった。

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バッテリー

2014-02-22 12:23:28 | 福島

 車の走行距離が5万キロを超えたあたりから、バッテリーの寿命を心配していた。定期点検のたびに大丈夫でしょうかと尋ねると、整備の人は「まだまだ新品だから大丈夫です」と太鼓判を押してくれていた。そこまで用心するのは、前の車で四国に旅行したとき、フェリーの中で完全にバッテリーが駄目になり、船員たちに猛烈に嫌な顔をされながら、船の外に押し出してもらった経緯があるからだ。次第に調子が悪くなるのならわかりやすいが、ある日突然ブスブスと死んでしまうからタチが悪い。

 さて、それだけバッテリーのことを心配していたにも関わらず、先日の大雪のとき車を動かそうとしたら、低温のためかバッテリーが完全にいかれていた。他の車のバッテリーから電気を引いて来ても、僕の車はうんともすんとも返事をしてくれない。こうなると車は無用の長物、犬小屋の代用くらいにしかならない。

 幸いJAFの会員なので、連絡を取ってバッテリーを交換してもらった。近頃はカーナビなどコンピュータを乗せているケースが多いので、昔ながらに他の車から電気をもってくると、電子機器が壊れてしまうことがあるという。「せっかくタダなんですから、遠慮しないで利用してください」とJAFの人。そう言われても、「バッテリーごときで」と恐縮してしまう僕は、典型的な日本人なのだろう。

「先日の大雪は、あちこち車が立ち往生して大変じゃなかったですか」
「夜には一気に450件も同時に依頼が入ってきて、どうしようもなかったですよ」  

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雪を描く

2014-02-21 09:35:40 | 福島

 ときどき、気が向けば絵を描く。絵の勉強をしたわけではないし、絵が上手になりたいというわけでもなく、ただそのときどきで描いてみたいものを描きたいように描いている。僕の、僕による、僕のための絵であってくれれば、とっても満足がいく。これが頼まれたり、展覧会みたいなものに出展しようとすると、いやらしくなっていけない。

 先週から2週連続で大雪が降り、今まで経験したことがないような積雪の中で生活した。たくさんの雪は雪山で経験があるとはいえ、普段の日常の生活の中でとなると別の話だ。

 で、その印象が消えないうちにと思い、絵を描くことにした。何枚か描こうと思っているが、飽きたらやらないかもしれない。とりあえず昨日は、雪の中の散歩の絵を描いた。

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野生動物

2014-02-20 07:33:12 | 福島

 普段より1時間早く起き、暗いうちに散歩に出る。あちこちで積もった雪が凍っているため、普段通りの散歩道を歩こうと思えば、いつもより長い時間かかることを予定していなければならない。

 午前5時半、辺りが青みを帯びて明るくなり始めた頃、30メートルほど先を横切っている影があった。一瞬「猫だ」と思ったが、走り方が猫とはちょっと違う。影は道路を横切ると、雪で真っ白な畑の上をピョンピョンと跳ねるように走って行く。「あっ、ウサギだ」。

 福島に来て、リスやニホンカモシカには遭ったのに、ウサギはまだだった。ラッキー。早起きは三文の得とは良く言ったものだ。ウサギは僕たちから十分離れ、危険でないと判断したのか、畑の真ん中で背中を丸めて座ると、こちらの様子をじっとうかがっていた。

 散歩から帰り、ゴミを捨てに指定の場所までえっちらおっちら運んでいると、すぐ目の前の杭の上にジョウビタキが止まっていた。ジョウビタキ自体は珍しくはないが、こんなに近くまで寄っても逃げないなんてのは珍しい。カメラを持っていないのが残念だ。ジョウビタキはじりじりと距離を詰める僕に動じることなく、僕が手を差し出しても、じっとこちらを向いている。おお、もしかしたら頭を撫でるか、手のひらに乗せるかできるんじゃないか、と思った瞬間飛んで行ってしまった。あと50センチほどだったんだけどな。

 野生動物たちと身近に接することができるというのは、嬉しいものだ。ただ、考えてみると、野ウサギにしろ畑の作物を食べているだろうし、ジョウビタキも人間が植えた木の実なんかも食べてるかもしれない。今や野性とは言っても、人間の影響、あるいは恩恵を受けていない動物というのは、よほど人跡未踏の地でなければいないのかもしれない。

 

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舞茸の天ぷら

2014-02-19 17:53:41 | 福島

 僕にとって最高の春の味覚は、なんといってもフキノトウの天ぷらだ。ひと口頬張っただけで、口の中いっぱいに広がるほろ苦い味は、春の息吹を鮮烈に感じることができる。こんなうまいものがこの世にあるなんて、オッサンになるまで知らなかったのだ。

 もっとも、僕の母親の知識にフキノトウが存在しなかったため、子供の頃には一度として食卓に上がったことがない。大人になって、それもいいオッサンになって初めてフキノトウの存在を知ったのだ。不覚だった。

 九州にいれば、そろそろフキノトウの季節である。が、福島ではまだしばらくは雪が残り、フキノトウを見かけるようになるのは桜の頃である。僕としては、やはりフキノトウは春一番、早春の味であって欲しい。

 ところで、最近すっかりはまっているのが舞茸の天ぷらである。大体天ぷらにすれば何でもうまいが、キノコの中でも舞茸が一番天ぷらとの相性がいいように思う。どこがどううまいのか、どんな食感なのか、説明するのは面倒臭いので、興味のある人は各自試してみるといいだろう。

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