昨日、福島の郷土料理について書いたので、夜は大分の郷土料理、「だご汁」と「やせうま」に挑戦してみた。どちらも小麦粉を練って作るので、途中までは同じ工程だ。最後にきしめん状に平たく伸ばしたダンゴ(というより、すでに麺だが)を野菜たっぷりの豚汁に入れ、「やせうま」のほうは同じように伸ばして湯がいたダンゴをきな粉にまぶして完成だ。こっちはデザート。
で、タミちゃんに食べてもらうと、「こっちで言うホウトウだね」との感想。それを言っちゃあおしまいよ。ちなみに郷土料理で調べると、宮崎にも福岡にも熊本にも郷土料理でだんご汁があって、おそらく同じようなものは日本中にあると思われる。違うのはダンゴの形状くらいだと思うが、もしかしら同じ形状のものも他の地方にあるかもしれない。とにかく、郷土料理というのは地元の人間が、地元でよく食べられているという理由でそう言っているので、他で食べられているかどうかは関係ないのである。
今朝は晴れそうだったので、カメラを持って散歩に出た。春らしい写真が撮れたらいいなと、あたりをキョロキョロしながら歩く。
梅は蕾がほころびかけているのがあるかと期待したが、ほころぶどころかまだまだ蕾は小さい。やっぱりこの辺の梅は三月に入らないと咲きそうもない。
気温が低いので、野鳥はねぐら出てきたばかりで、藪の中で体温を上げている。あちこちからチッチチッチと声が聞こえてくるが、ホオジロの場合が多い。目を凝らして藪の中を探してみると、歌舞伎の隈取りをしたようなホオジロを見つけることができた。
桃の花は、梅以上に咲くのが遅い。ようやく枝の先っちょに丸い蕾ができかけている。
そう言えば、去年の写真を見ていたら、福寿草の花が今頃だったので、もしかしたらと福寿草が群れて咲く場所に行ってみると、たっぷりの雪が積もって、福寿草の花どころの話ではなかった。
テオの足の下あたりが、福寿草の花が群れて咲く場所なんだけどなあ。
桜並木の下で、木の上からドラミングが聞こえてきた。大きな音なので、アカゲラだろうと姿を探すと、その正体はアカゲラよりかなり小さいコゲラだった。桜の蕾もまだまだ。もう少し大きく膨らむと、蕾を食べにウソがやって来るようになるけれども、それも先の話だ。