ブログを更新しようと思ったら、メンテナンスで半日使えなかった。その間に、書くつもりだったことをすっかり忘れたうえ、日が高くなり暑くなってきたので、意欲がなくなってしまった。
もっとも覇気がないのは暑さのせいばかりではなく、先日トレッキングに行ったとき、したたか岩に膝をぶつけたのが痛んでいるせいだ。昨日までは筋肉痛にまぎれて、打ち身だとは気づかなかったが、筋肉痛が引くと、明らかに打撲の痛みが体のあちこちに残っているのがはっきりわかるのである。
なんたって、派手に転んだもんな。とにかくデジカメだけは守ろうと、地面が目の前に迫っても、カメラを抱きかかえ、そのまま転倒したもんな。膝だけでなく、腕も肩も、その他もろもろ激しくぶつけたのだ。幸いにして誰も見てなかったので良かったが、しばらくは地面の上をのたうち回った。
とにかく山歩きでは、ケガをしても自分の力でしか下山できないという宿命がある。救出を待つなんてのは、本来邪道なのだ。自分の身は自分で守る。守れなければ死ぬだけだ。
そういえば、トトと登っている最中、前から来たカップルがトトの存在に気づいた途端、そのことに気をとられたのか、女性が木道から転がり落ちた。この場合は、僕がしっかり目撃者となったので、相当恥ずかしかったと思われる。女性はしきりに、「くっそー」と悪態をつきながら、山を下りていった。