いなり寿司を作った。それだけでは寂しいので、最近はまっている焼さば寿司も作ることにした。
まずは材料を買いに行く。ご飯と酢はあるので、あと必要なのは油揚げとサバ、焼さば寿司に入れるおぼろ昆布。近所のスーパーに寄ると、福島のスーパーにある油揚げよりひと回り小さい。いなり寿司用の油揚げと書いてあるが、これで作ると上品なひと口サイズになりそうだ。とりあえずそれしかないので買うことにする。
が、サバは生のものがない。塩サバばかりだ。福島では手抜きをするために切れ目の入っていないしめ鯖を買ってくるが、それもないので、マリネ風になったサバの半身を買うことにした。多分似たようなものだろう。
で、朝からせっせと寿司作りだが、食べるまでには4時間ほど置かなければならない。いなり寿司に味が馴染み、簀で巻いたさば寿司がしっかり固くなるまで待たなければ美味しくならないのだ。
というわけで、お昼に食べるつもりでのんびり待っている。その間、この前買って持ってきている発酵食品に関する本を読んでいる。どうせなので、まずは「おすし」の章から読む。
今では「おすし」というと魚介の切り身が酢飯の上にのった江戸前寿司を想像するが、これは江戸後期にできた新しい寿司の形だ。それまでの一般的な寿司とは、握るものではなく漬けるものだった。本には「おすしとは魚の漬物」のことだと書いてある。
おまけに「おすし」といえば日本を代表する日本料理だと思っているが、発祥は東南アジアの山の奥地で生まれたものらしい。要は魚を米を利用して保存、貯蔵するために発酵させたものが起源であるようだ。日本で近いものと言えば、琵琶湖の鮒ずしがその流れを汲んでいるという。ラーメンやカレーライスも今では日本食みたいになっているけれども、寿司まで海外から入って来たとは意外なのである。
と言っているうちにそろそろ食べ頃になっているはずなので、お手製のいなり寿司と焼さば寿司を試食してみることにしよう。うまく行ったかなあ。
まずは材料を買いに行く。ご飯と酢はあるので、あと必要なのは油揚げとサバ、焼さば寿司に入れるおぼろ昆布。近所のスーパーに寄ると、福島のスーパーにある油揚げよりひと回り小さい。いなり寿司用の油揚げと書いてあるが、これで作ると上品なひと口サイズになりそうだ。とりあえずそれしかないので買うことにする。
が、サバは生のものがない。塩サバばかりだ。福島では手抜きをするために切れ目の入っていないしめ鯖を買ってくるが、それもないので、マリネ風になったサバの半身を買うことにした。多分似たようなものだろう。
で、朝からせっせと寿司作りだが、食べるまでには4時間ほど置かなければならない。いなり寿司に味が馴染み、簀で巻いたさば寿司がしっかり固くなるまで待たなければ美味しくならないのだ。
というわけで、お昼に食べるつもりでのんびり待っている。その間、この前買って持ってきている発酵食品に関する本を読んでいる。どうせなので、まずは「おすし」の章から読む。
今では「おすし」というと魚介の切り身が酢飯の上にのった江戸前寿司を想像するが、これは江戸後期にできた新しい寿司の形だ。それまでの一般的な寿司とは、握るものではなく漬けるものだった。本には「おすしとは魚の漬物」のことだと書いてある。
おまけに「おすし」といえば日本を代表する日本料理だと思っているが、発祥は東南アジアの山の奥地で生まれたものらしい。要は魚を米を利用して保存、貯蔵するために発酵させたものが起源であるようだ。日本で近いものと言えば、琵琶湖の鮒ずしがその流れを汲んでいるという。ラーメンやカレーライスも今では日本食みたいになっているけれども、寿司まで海外から入って来たとは意外なのである。
と言っているうちにそろそろ食べ頃になっているはずなので、お手製のいなり寿司と焼さば寿司を試食してみることにしよう。うまく行ったかなあ。