我が家の菜園で育てていた大根が、おばけ大根みたいにでかくなったので、毎日のように大根を使った料理ばかりを食っていた。漬物、煮物、風呂吹き大根、サラダ、鍋、大根おろしと、考えつくだけの大根料理を食い、ようやく畑の大根も残りわずかとなった。これからはほかの畑でも大根が採れるようになるので、おすそ分けで大根をもらう機会があるかもしれないが、とりあえず大根地獄からは抜け出すことができた。
昨日、ジャガイモを使おうと倉庫を開けてみると、男爵からもメークインからもニョキニョキと芽が出ているではないか。最近は大根にばかり目が行き、ジャガイモを使う機会がなかったのだ。今年採れたジャガイモはコンテナ五つ分ほど。二つは食べたが、まだ三つばかり残っている。来年の初夏には新ジャガが採れるので、それまでに食ってしまえばいいのだが、それにはちゃんと芽を取り、冷暗所でしっかり保管しておかなければならない。
たまにはジャガイモを大量消費するかと、昨夜は鍋いっぱい男爵いもを蒸し、すべてコロッケにすることにした。コロッケだけで腹いっぱいにするため、食感にアクセントをつけようと、潰した男爵の中にミックスベジタブルと茹でたマカロニも混ぜ、食べ飽きないように半分をノーマルに、後の半分をカレー風味にした。
下準備が終われば、あとは形を整え、小麦粉をまぶし、溶き卵にくぐらせたらパン粉をつけて油に投入だ。中身はすべて火が通っているから、衣さえカリッとキツネ色になればいい。油はコロッケが半分浸かるくらいの量で十分だ。
で、市販のコロッケよりボリュームタップリのコロッケが、ノーマル、カレー風味とも七つずつ、合計14個だ。と、そこへタミちゃんが帰宅したので、熱いうちに食えと勧めると、早速二つをペロリと食べた。
ジャガイモは芽が出ると養分を取られてしまううえ、芽の部分は腹痛の元にもなるのでなるべく早目に取っておく必要がある。それでも時間が経てば水分が抜け、ジャガイモ自体の味が落ちて行く。昔、北海道出身の知人が、ジャガイモは朝採れたものは昼までに食べないと美味しくないと言っていたが、ジャガイモの産地ならではの意見だろう。我が家はこれから最低でも春までは家庭菜園で採れたジャガイモを食べる。あとコンテナ三つ分、結構ハードな量なのだ。

























