雨は上がったが、猛烈な風が相変わらず吹き荒れている。首からカメラをぶら下げ近所を犬と散歩して回るが、こんなに風の強い日は、ほとんど野鳥の姿を見かけることはない。ときおり薮の中からホーホケキョとうぐいすの春らしい声が聞こえてくる。どこからか風に乗って、ケーンというキジの声が聞こえてくる。

野鳥が駄目なら、こういうときは下ばかり向いて歩く。雪もなくなり、草花が一斉に活動を始めている。



オオイヌノフグリは今が最盛期なのだろう。田んぼの畦に小さな青い花を群生させている。一週間前には姿を見かけなかったヒメオドリコソウも群れて咲いている。九州にいたときはピンクの花と言えばまず目立つのはホトケノザで、ヒメオドリコソウは福島に来て初めて見た。僕が知らなかっただけなのだろうか、それとも寒い地方に育つのだろうか。
桜の蕾もだいぶ膨らんできた。梅は早い木は満開に近いものもある。

冬が長い分、東北は一気に春がやって来る。もちゃもちゃしていると、あっという間に春が終わってしまうのだ。




























