おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

修理

2012-03-27 07:30:23 | 日記

 ノートパソコンの液晶画面が突如としておかしくなった。最初は色あせた感じで見づらくなったのが、そのうちほとんど青一緒kの画面に変わり、写真どころか文字もほとんど読めなくなってしまったのだ。今、こうして書いている文章も、ほとんど手探り状態で、おそらく誤字脱字のオンパレードなんじゃないかと思う。

 というわけで、修理に出すしかなくなった。しばらくはブログの更新はお預けである。2週間くらいで戻ってくればいいのだが。

 購入したのが、去年の旅行のためだったので、まだ1年経っていないはずだ。そう思い保証書を探すと、購入したのは4月の16日とあった。保証が効くかどうか心配だが、とりあえず保証書があって良かった。

 それにしても、パソコンもプリンターもよく壊れるのである。

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がれき処理

2012-03-26 08:44:10 | 日記

 少し前、細野環境大臣が福岡にやって来て、福岡市、北九州市でがれきの受け入れを要請していた。が、両市とも受け入れは困難との意思を表明していた。このニュースを見るかぎりは、どうして日本中の自治体で受け入れないんだろうという思いが募るが、テレビの討論番組を見ていたら、がれき処理については、すでにそこに利権が生まれ、寄生虫のように様々な人間が群がっていると喋っていた。そういわれてみれば、確かにそうである。大きな仕事ほど、細分化すれば利権にあずかれる人間の数は増えるのは道理だ。

 ならばどうすればいいか。答えは簡単で、津波にあった地域は、家も工場も建てられないのだから、そこにがれきの処理工場を建ててしまえばいいのである。そうすることで、日本全国へがれきを運搬する手間も、財源も、時間も節約できるのである。おまけに地元にお金を落とすことで、復興にもつながる。そしてがれき処理が終われば、工場を閉鎖すればいいだけの話なのである。

 なぜこんな簡単なことが決定できず、より困難で時間がかかる政策ばかりが検討されるのか。やはりそこには、なんらかの思惑があるんじゃないかと、眉にツバをつけて見ることが必要なのだろう。

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山頭火の春

2012-03-25 09:13:53 | 日記

 新聞を広げたら、種田山頭火の直筆の句が三句見つかったという記事が目に入った。山頭火の句は、芭蕉さんや西行さんとともに僕にはしっくりくるものが多い。旅行には句集を持っていくし、このブログでもなんどか取り上げた。

 発見したのは、隣町在住の俳人の子孫だということだが、その句が書かれていた手紙には、なんと我が家から一番近い郵便局の消印があったということである。ということは、山頭火が郵便局かこの辺のポストを利用したということだ。

 もともとが山口の人だから、この辺をうろうろしたところで不思議でもないのだが、お化けか幻がうろうろしているような気持ちになるのだ。

けふもいちにち風をあるいてきた

窓開けて 窓いっぱいの春 (山頭火)

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扉を開ける

2012-03-24 08:35:54 | 日記

 夕べは雨は上がったものの、朝まで強い風が吹き荒れた。朝になり少しは穏やかになったようにも見えるが、青空はあまり期待できない空模様だ。

 帽子を飛ばされそうになりながら、麦畑の中を歩き回る。まだ春一番の続きかなと思ったが、風は北西から吹いてくる。春先に南海上から日本に吹き込んでくる風を春一番というらしいので、北西では風向きが逆だ。おそらく大陸から冷たい風が吹いているのだろう。

 そんな中、ヒバリたちは日一日と元気になって行く。麦畑上空をホバリングする個体数は日を追うごとに多くなる。しばらく眺めていると、その中の一羽がストーンと垂直に地上に落下する。ヒバリ特有の着陸の仕方だ。これはヒナを守るために自分の巣のありかを悟られないためで、一見落下したと思える場所に行ってもヒバリの巣はない。当のヒバリは落下した場所から、畑の中を走って自分の巣に戻るからだ。

 耳元で風を切る音がバタバタと聞こえる。頭の上ではヒバリたちのコーラス。僕の周りは春の音に満ちている。まるで、春が玄関先で季節の到来を知らせているかのようだ。
 ピンポーン。はーい。ワンワンワンワン。ピンポーン。は~い。ワンワンワンワン。ワン。

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春の雨

2012-03-23 09:09:55 | 日記

 夕べからしとしとと雨が降っている。福島を出て以来、ずっとバタバタしていたが、朝から雨の音を聞いてのんびりしている。我が家の桃の花は、春の暖かな雨に濡れ、一斉に花を咲かせ始めた。

 雨というのは、どうしてもテンションが下がるが、ゆっくりしたいときには恵みの雨になる。根がバタバタした性格なので、雨なら仕方がないな、家の中で本でも読んでいるか、という気になってくるのだ。

「春雨の中をながるる大河かな」(蕪村)

 空を雨雲が流れていく。トトは旅の疲れを癒すべく、小屋の中でぐっすり寝ている。のんびりとした野鳩の声が聞こえてくる。ドーデー、ボーボー。ドーデー、ボーボー。

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黄砂

2012-03-22 09:01:12 | 日記

 昨日一日天気が良かったものの、天気予報は今日から下り坂と言う。最近の天気予報はよく当たるのだが、予報どおり今日は花曇りだ。というよりも、青空は見えているような気がするが、うっすらと空全体にベールがかかり、光線が弱い。もしかしたら黄砂が飛来してきているのかもしれない。中国や北朝鮮で、原発事故みたいなことが起きれば、九州は、いや日本は大量の放射線を浴びることになるだろう。

 ニュースを見ていたら、大分県では津久見市がどこの市町村よりも早く被災地の瓦礫受け入れを議会で可決した。津久見市というのは、大分県の中でも三陸同様リアス式海岸にあり、過去に津波の被害に遭ったこともある場所だ。港があるので、船で瓦礫を運搬できるという利点もあるかもしれない。また、セメントが主要産業なので、瓦礫の処理をする工場もある。様々な条件が揃い、最初に手を挙げることができたのだろう。

 しかしながら、他の市町村はまだまだ受け入れるか拒否するか、混迷を極めている。放射線量のほとんどゼロの瓦礫というのに、子供たちの将来が心配と言う。僕に言わせれば、添加物が大量に使用されている食品を、何の反省もなしに子供に与えていることのほうがよほど恐ろしい。

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花盛り

2012-03-21 08:28:53 | 日記

 福島を出て二日間は雨に降られ、その後も花曇りが続いたが、五日目にしてようやくすっきりと朝から晴れ上がった。どれだけこの春の日を待ち焦がれただろう。さあ、のんびり寝ているのはもったいない。春を満喫するために、早朝からカメラをぶら下げて歩いて回る。

 麦畑はすっかり緑の絨毯と化している。これがもう少し伸びてくると、春風にそよぐようになり、田園に緑の波が立つのだ。

 楽しみにしていたフキノトウはすっかり成長し、今にも花が咲きそうだ。

 道端には、ワラビやツクシが顔を出している。

 緑に映えるのは、菜の花の黄色。

 そして田んぼの土手には赤紫の花を咲かせるホトケノザ。でも、これは食べられないほうのホトケノザなので注意が必要。

 家に戻るとわが家の樹木たちのチェックだ。

 桃の花はびっしりとついた蕾のいくつかがほころび始めている。この調子なら二三日で満開を迎えるだろう。

 馬酔木の花、梅の花は今が盛り。

 彼岸桜は満開。あいにくお向かいの庭の桜だけど。

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春探し

2012-03-20 14:54:06 | 日記

 東北から帰還すると、むこうではお目にかかれなかったフキノトウが、すでにひょろひょろと伸び花が咲いていた。もうとっくに食べごろは過ぎている。毎年楽しみにしていたフキノトウを、自分の手で収穫できないとは、なんということだろう。他にもおんなじようなものはないかと、あぜ道に目を凝らしていくと、ツクシやワラビを発見した。こちらは芽が出始めたばかりだろうか、それとももう旬を終えようとしているのだろうか。

 散歩に出ると、家の周りは梅や彼岸桜で花盛りである。どこまでも九州は春真っ盛りなのだ。海へ出かけてみたが、今まで着ていたダウンジャケットはもう必要のない暖かさだ。

 鳥啼き魚の目に涙、と芭蕉さんは歌ったが、僕の口をついて出る言葉は、鳥鳴きあたりは花盛りなのである。

 海に行った勢いで、この日はお隣の豊後高田市、安心院町、別府、湯布院、九重町、玖珠町と、大分県を半周した。福島から帰還したばかりの僕には、このくらいの距離はロングドライブとは言えなくなっているのである。

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無事帰還

2012-03-19 18:40:12 | 日記

 疲れたぁ~、と言うしかないくらい、今回のロングドライブは時間がかかった。というのも、いつも平日に移動していたのが、今回は土・日に移動したため、東京でしっかり渋滞にひっかかり、東京~横浜間を移動するのに自転車並みの速度でしか動けなかったからだ。

 二日間雨に悩まされ、おまけに渋滞で普段より4時間ほど余計に時間がかかったうえ、二日目にはお腹がゆるくなり、運転中にお尻が爆発するんじゃないかと思うくらい我慢した。

 夜、バタンキューで眠りにつき、今日は久しぶりに平べったい宇佐平野を歩きまわった。福島から戻った目には、麦の緑が目に染みる。空高くヒバリが鳴き、あちこちで梅の花が満開で、道端ではツクシやワラビも見つけることができた。

 さあ、一足飛びに季節を飛び越えてしまったので、今度は季節を少しだけ逆戻りさせ、春を堪能しよう。

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九州へ

2012-03-17 08:16:47 | 福島

 今日、九州に向けて出発する。気になるのはお天気の具合で、全国的に雨模様というのを聞くとちょっとばかりテンションが低くなる。明日には西日本は快復するようなので、明日にはポカポカと暖かい西日本の春に出会えるだろう。

 ようやく春めいてきた東北と、春真っ盛りに違いない九州。この間を一気に移動すると、タイムマシンに乗ったように不思議な気分になる。夜明けや日没にも時差がある。

 日本は狭いけれども、細長いおかげでいろいろと季節を楽しめる国なのだ。

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