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おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

収穫に行く

2013-08-31 09:26:41 | 福島

 九州に近づいていた台風が、温帯低気圧になったという。その影響か秋雨前線が活発になり、蒸し暑かったり、雨が降ったりで、からりとした青空にはなかなかお目にかかれない。

 我が家の畑に収穫に行かないと、野菜たちが大きくなりすぎてやしないかと心配になるが、近所の人からもらった野菜が腐るほどあるうえ(実際に腐らせるものも多い)、雨が降ると畑に行くにもビショビショになるので、つい畑から足が遠のく。

 と、そんなことばかり言ってられないので、今朝は散歩を後回しにして畑に行ってみた。

 種を蒔いただけなのに、大豊作となったトウモロコシ。もぎたてを茹でれば、抜群に甘いのだ。

 オクラは巨大化が進み、もはや固くて食べられないサイズに。

 キュウリは終わったが、ナスの方は花を咲かせているところを見ると、これから秋ナスができるのかな。

 ほかにも、トウガラシが赤く色づいて食べごろを迎えている。サツマイモも、畑の畝いっぱいに葉っぱを広げているが、これはいつ掘り起こせばいいのかよくわからない。

 夏野菜が終われば、次は冬の鍋用の野菜を中心に作ろうかな。作ろうかなと言ったって、植えっぱなしであとはほったらかしだけどね。

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開拓者

2013-08-30 14:15:55 | 福島

 子供の頃から不思議だったのが、どんな山奥にも行っても、ぽつんと家が建っていることだった。どうしてこんな不便なところに集落があるのだろう。こんなところで生活したら、めったに人に会うこともなく、一日が過ぎて行くということになるだろう。全然刺激がなくて、頭がどうにかなってしまうんじゃないか、と子供心に住民の気持ちを勝手に想像していた。

 田舎は保守的である、というのは多くの人が感じていることだ。最近も、都会から帰ったオッサンが、村人と打ち解けずに連続殺人にまで発展するという事件が起こった。それに対して、大概の人は田舎の人は団結が固い代わりに、他所者に対して敷居が高いとか、そんなところで人殺しまでするくらいなら、さっさと都会に戻れば良かったんじゃないかと言う人もいる。

 最近山の本を読んでいて、山の民というのは、かつては自分の王国をつくるために、あるいは理想郷をつくるために人跡未踏の山に踏み入り、開拓したという話が書かれていた。そう考えれば、山奥のぽつんと一軒だけある家にしたって、そのご先祖は実は誰よりも進歩的な人間で、自分の力を試すために、家を建て畑を開墾したのかもしれない。保守的なところなんてまったくなかったのかもしれない。

 いつからだろう、刺激を求めようとすれば都会に出るしかなくなったのは。田舎にいることが、代わり映えのしない退屈な毎日を送ることと同義語になってしまったのは。実は町中に住むことのほうが、自分の手は汚さず、なにかあれば他人の手を借りるという習慣のもとで、代わり映えのしない毎日を送っているのかもしれない。

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セミが鳴いている

2013-08-29 16:23:57 | 福島

 夏が終わろうとしているのに、相変わらず昼間のセミは元気がいい。元気がいいのか、もしくは行く夏を惜しんで最後の力を振り絞っているのかもしれない。

 ミンミンゼミが鳴いている。ミーンミーンミンミンミーン。ミーンミーンミンミンミーン。
 ツクツクボウシが鳴いている。ツクツクボーシ、ツクツクボーシ、オーシーツクツクオーシーツクツク。チュクチュクチュク。
 ヒグラシが鳴いている。カナカナカナカナ。

 風が吹くと、窓の下にぶら下げた風鈴がカランカランと乾いた音を立てる。夏は実にたくさんの音にあふれている。

 動物行動学者の日高敏隆さんの本の中に、「セミは誰がつくったか」というエッセイがある。キリギリスやコオロギなどの秋の鳴く虫たちの発声器は、「摩擦器」と呼ばれるタイプで、翅と翅を擦りあわせて出る音を共鳴させて大きな音にしているという。楽器で言えばバイオリンのような弦楽器である。ところが、セミの発声器はまったく構造が違い、楽器で言えば打楽器であるというから驚きだ。おそらく自分の意志とは関係なく、電気的な振動でブーンというような音を立て、それを共鳴させているというのである。

 欧米の人間の耳には、虫たちの声は騒音にしか聞こえない。というより、虫の立てる音を、「声」として捉える日本人の耳のほうが特殊なのである。

 外国の映画やドラマには、セミの声が聞こえることは稀で、セミを歌った詩人もほどんどいない。日本ではまるでその反対で、「人々の思いを誘う場面のヒグラシの声。けだるい夏の農村の気分をかきたてるアブラゼミの合唱。終わりに近づいた夏の淋しさの中で愛を終わる二人を象徴するように鳴くツクツクボウシ」と、セミの声は詩情にあふれている。

 日高さんは続けてこう締めくくる。「セミは自然がつくったものである。・・・けれど日本人の心の中にあるセミは、どう考えてみても、人間がつくったものである」。 

 

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スポーツの秋

2013-08-28 11:58:10 | 福島

 夜のうちに雨が降ったのか、朝散歩に出ると地面が濡れていた。山の上には雨雲の切れ端がかかり、空には虹がかかっていた。

 お盆を過ぎると、途端に秋らしくなった。全国的に猛暑の印象が強い今年の日本だが、長梅雨のせいで福島はお盆前にようやく夏らしくなったものの、猛暑日になることもなく、日一日と秋めいている。 

 青々としていた緑の葉も、少しずつ黄色みを増し、夏が終わりに近づいたことを知らせている。

 それにしても、風はすっかり秋の風だ。じめじめしたところがなく、ひんやりとした感触が気持ちがいい。こんな日に家でじっとしてるのはあまりにもったいない。早速犬たちには留守番をしてもらい、久々にジョギングをすることにした。空は高く、安達太良山のてっぺんには白い雲がかかっている。雑木林を抜けてくる風が、体の真ん中を通り抜けて行く。

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かわいいのか

2013-08-27 17:00:46 | 福島

 こおりやま情報誌というタウン情報がある。その別冊グルメブックシリーズとして今度、「かわいいカフェ」というのが出版された。「魅力の福島全県60店」というコピーもついている。それになんと「アトリエ・カフェ 青い犬」が載っている。「かわいいカフェ」である。へぇ~、青い犬ってかわいいんだ。でも、中を見ると全部が全部可愛いわけじゃないようだ。

 興味がある人は福島県の本屋には置いてあるので、立ち読みでも何でもしてください。そこには、あらぬ方向を向いて、良からぬことを考えているらしきアベさんの情けない立ち姿が写っているから。

 写真と言えば、同様のタウン情報の「ふくラボ」に、「ふくラボ!Radio!」の宣伝が載っているが、そこにラジオ出演した際のアベさんの姿が使われているので、これまた興味がある人は勝手に見てください。

 勝手のわかった生まれ育った土地が一番という人もいるけれども、知り合いも少なく全然勝手のわからない土地で、少しずつ認知されていく状況というのも、またそれはそれで面白いものである。ともかく、右も左もわからない土地で、カフェというまったく今まで経験したことがない仕事をスタートさせたわけだから、オープンから1年足らずでこうして本に掲載されるようになったというのは、予想外の出来事なのである。

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草刈りくん

2013-08-26 15:58:31 | 福島

 3週連続で山歩きに出かけたので、今日のお休みは日頃できない草刈りをすることにした。

 まず、我が家の畑の草刈り。少し離れた場所にあり、雑草生い茂る空き地の隅っこにあるため、車を止めると草刈り機をかつぎ、腰くらいまで伸びた草をかき分けて行かなければならない。畑の周辺だけは何度か草刈りをしているので、なんとか畑があるのが確認できるが、ひと月も放っておくとおそらく畑は雑草の中に埋没してしまう。そんなことにならないように、今日も周辺をバリバリと刈って回ったが、出来が悪いと諦めていた小玉スイカが斜面にできていた。

 バリバリバリバリ、スイカができてるなんて思ってみないので、スイカ割りみたいにすっぱりと半分に切ってしまう。中はまだ十分に熟していないので食べ頃までは行っていない。あ~あ、残念。まさかこんなところにスイカがあるなんて。

 スイカはダメだったが、種を蒔いただけでなんの手入れもしなかったトウモロコシは、不思議と出来が良くていくつか収穫できるようになった。皮を剥ぐと、粒の揃ったきれいな実がびっしりとついている。食べても甘い。こんなに上手にできるなら、来年はもう少し種を蒔いてもいいかな。

 畑の後は、借りている駐車場の草刈りだ。駐車場といっても、空き地に砂利を敷いて作った手作り駐車場なので、これまたひと月も放っておくと駐車場が雑草の下に隠れてしまう。お客が車を止めるだけに、草ぼうぼうでは余程流行ってないお店みたいに見えてしまうのだ。

 バリバリバリバリ。草が覆っているため駐車場の区分けのため地面に這わせたロープが見えず、何カ所かちょん切ってしまった。仕方ない、ホームセンターでロープを買って来て、張り替えだな。

 駐車場の次はカフェ周辺の草刈りだ。カフェの中から見える中庭は、雑草をガーデニングしているみたいになっている。中庭につないだトトは、草が進出してきているせいで昼寝をするスペースも限られる。待ってろ、今すぐきれいにしてやるからな。バリバリバリバリ。ついでなので伸び放題の芝生もバリバリバリバリ。レンガの間から伸びた雑草もバリバリバリバリ。

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空が高くなる

2013-08-25 12:07:26 | 福島

 急に秋めいてきた。今までムッとするような蒸し暑さが続いていたが、ぐっと湿度が低くなり、朝はカラリとして肌寒く感じるほどだ。

 空には筋雲やうろこ雲が浮かんでいる。水色だった空はぐっと青さを増し、光線の量も増えたようだ。

 朝晩の涼しいうちは、セミもおとなしくなったので、今まで聞き取りにくかった野鳥のさえずりも耳に届くようになった。注意すれば、草むらからこちらをうかがうホオジロも発見できる。 

 朝露に濡れた稲穂も、ずいぶん頭が重くなったのか、頭を垂れている。

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キュウリうまい

2013-08-24 16:42:26 | 福島

 ドリは何でも喰う。ドッグフードや肉ばかりではなく、野菜や果物、丸めたティッシュや銀紙だって喰ってしまう。食欲旺盛だとか、食い意地が張っているとか、そういう生き物の食事のレベルをとっくに超え、もはや掃除機に近い。それに比べると、トトは選り好みが激しい。選り好みというより、肉や魚、ドッグフード以外は口にしない。ドリが雑食性の生物なら、トトは由緒正しき肉食動物だ。

 だから、ドリがバリバリとうまそうに野菜を食っていても、トトはまるっきり見向きもしない。たまに気になるのか鼻先を近づけたりするが、肉類の匂いがしなければプイッとそっぽを向く。ドッグフードに細かく切った野菜を混ぜても、すべてペッペと吐き出してしまう念の入れようである。

 ところが、ドリが大好物のキュウリをバリバリ喰っているのを見て、トトが珍しく興味を示している。「トト、喰ってみるか」とほんの少し試しにやってみると、ボリボリと最後まで喰ってしまった。おお、12歳になって今さら食の傾向が変わるなんて、驚き以外の何ものでもない。あまりにドリがうまそうにキュウリをかじっているのを見て、マインドコントロールされたのだろうか。う~ん、変だ。キュウリを喰うバッタみたいな犬は、僕の中ではドリだけで十分なのだ。

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秋の始まり

2013-08-23 11:59:01 | 福島

 朝から雨が降っている。雨に濡れたアジサイを見ていると、まだまだ梅雨が明けていない気分になってくるが、8月も終わりに近づき、子供たちは二学期が目の前だ。夏休みが終わるというのは、たとえ気温がどうであろうと、そこには明確に夏と秋を隔てる一線が引かれている。

 梅雨明けが遅かったせいで、夏気分を満喫することはできなかった。まだまだ朝顔やヒマワリはあちこちで花を咲かせているが、コスモスもまた色とりどりの花を咲かせている。

 夕方、犬の散歩に出ると、大きな入道雲が夕陽を浴びてピンク色に染まっている。秋の日はつるべ落としの例えの通り、真っ赤な太陽はあっという間に山陰に隠れる。近頃は、午後6時半には暗くなってしまう。ぽっかりと青白い月が空に浮かんでいる。

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ヤマガラを見かける

2013-08-22 12:02:43 | 福島

 夜のうちに雨が降る。朝、犬を連れて散歩に出ると、あちこちで谷間からモクモクと白い雲が湧いている。小さな里山がいくつも重なる三春町が、もし地盤沈下で水の底に沈むようなことになれば、ちょうど松島のような景観が生まれるんだろうなと思う。二年前、象潟に行った時には、田園の中にポツポツと森があり、緑に浮かぶ島々のようだった。かつて松島のような景色だった象潟は、陸地の隆起によってそういう風景に変わった。

 日が昇ると、たちまち谷間の雲は薄くなって行く。雨のせいでぐっと気温が下がったせいか、セミの鳴き声は聞かれない。代わりにコオロギやさまざまな野鳥のさえずりが、雑木林から聞こえてくる。顔を上げると、灰色の雲の先に、白いウロコ雲が整列しているのが見える。

 ラジオを聞きながらウオーキングに励む人がいる。カートを押してゆっくりゆっくり移動していくバアさんがいる。ドリやトトは露で濡れた草をかじるのに忙しい。車が走って来たので犬たちを道路脇に寄せると、頭の上でジージーとささやくように鳴く声が聞こえた。

「あっ、ヤマガラだ」

 電柱のテッペンに、春以来姿を消していたヤマガラの姿を確認する。きっと暑い間は山の上にでも避暑に行っていたのだろう。秋の気配が漂い始め、ヤマガラもそろそろ里に降りて来るのを決心したのか。今年の秋も、我が家の給餌台にヤマガラやシジュウカラが頻繁に現れるようになるだろうか。いろんな野鳥がカフェにはやって来るが、一番のアイドルがこのヤマガラだと僕は思っている。

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