朝のうちは雲が多い天気で晴れないのかと思っていたら、ジョギングに出る頃にはすっかり雲が消え、11月最後の日は小春日和になった。
この前長距離を走って膝が痛くなったので、今回は膝をテーピングして保護することにする。説明書の通りに膝の周りに貼付けたが、何となく心もとない。それでもやらないよりはやったほうがいいだろう。寒い時期とはいえ、脱水症状を起こさないように半分だけ凍らせたペットボトルに水を補給してザックに入れる。さあ、準備万端整ったので、ゆっくりとスタートだ。今日のコースはいつもの阿武隈川沿いよりも足を伸ばし、3.5キロ先の橋まで行って帰ってくる分距離が長くなる。全体で20キロほどになるのかな。
頭の上には青空が広がり、河川敷には銀色に輝くススキの穂が群生している。風が冷たいので汗はあまり出ない。快適快適。途中、白鳥の飛来地を通過するので期待していたら、河原を数羽の白鳥が、ひな鳥らしきのを連れて歩いていた。横を通るとき飛び立つかと思ったが、白鳥たちはのんびりと移動して行った。僕のスピードではあわててよけることはないと判断したのだろう。
歩道がないので、トラックが来るたび速度を落とし、路肩に寄る。小さな橋を渡ると折り返し地点だ。ゴミ焼却場の大きな煙突から、まっすぐに白い煙が立ち上って行く。少し風があると思ったけど、それは僕が走っているからだった。
1時間半が過ぎた頃には、ペットボトルの水がなくなった。正確には氷が溶けないので半分しか飲めないのだ。気温が低いので氷が溶けないことをまったく計算していなかった。おまけに正午を超えた頃にはお腹の虫が鳴き始め、エネルギーがつきたのがわかった。いつもはチョコレートなどをザックに入れてくるのだが、今回は水しか持ってこなかったのでどうしようもない。低血糖を起こし力が出なくなって来た。
ザックの底を探ると200円出てきたので、自販機でココアを買ってエネルギー補給。ようやく残りの道のりを走り切る元気が出た。準備万端整えたつもりだったが、次回からはちゃんとカロリーのあるものを持ってこよう。それに膝のテーピングもいまいちだったので、次回はもっとしっかりぐるぐる巻きにして出かけてこよう。

















