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おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

除染

2011-10-31 07:07:18 | 旅行

 福島にいる。九州にいるとほとんど過ぎ去ったニュースだが、東北ではいまだ除染の問題は、切羽詰った目の前の問題である。九州の人間にとって除染の問題は実感のない、どこか絵空事のように思えるが、東北の人たちにとっては、除染の問題が絵空事なんて言ってることのほうが絵空事に違いない。

 除染のニュースと言えば、地面の表土を剥ぎ取るか、どぶさらいをしたり、ホースで高圧洗浄する映像が流れる。それで安全なような印象を与えるが、剥ぎ取った表土も、流した水も汚染されていることには違いがない。別の場所に移動させられるというだけの話である。

 東北の自治体が、汚染された瓦礫や土などを集めておく中間管理場の設置を拒んでいる。当たり前の話で、部屋を掃除したあと、そのチリを部屋の隅に置くバカはいないのである。「除染」と言うと、なんとなく放射線がなくなるようなイメージを与えるが、実際は放射線量は低くはならない。ただ薄く広く延ばすしかないのだ。ということは、僕のようにあちこちを移動している人間というのは、必然的に放射線を全国にばら撒いていることになる。日本国民全員で原発事故の解決をしようという気があるなら、日本中に広く薄く汚染物質をばら撒けばいいのだ。それで、年間1ミリシーベルトになれば、儲けものではないか。

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たわわな柿

2011-10-30 06:22:34 | 旅行

 昨日午後、福島に到着する。福島はすでに稲刈りも終わり、刈り取られたわら束が田んぼで行儀よく並んでいる。僕のいる宇佐平野では二毛作によりすぐに麦が植えられるので、稲刈りと同時にわらは粉砕され、土にすきこまれる。天日干しされているわらを見るのは、久しぶりだ。

 紅葉は思ったほどでもなく、これから葉っぱは赤くなるのだろうか。九州では黄葉するが、東北はきっと文字通り紅葉するのだろう。

 夕方、少しだけ歩き回ってみると、山里では見たこともないほど柿がたわわに実っていた。大豊作だなあと感心していたら、今年は放射線の関係で、どの家も柿を収穫していないのだという。放射線量の高さが、たわわに実った柿の実態だと知ると、なんとも言えない気分になる。

 ススキの穂が揺れる向こうには、別名乳首山とも呼ばれる安達太良山がそのシルエットを見せていた。午後5時。東北の日没は早いのだ。

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ロングドライブ

2011-10-28 20:17:47 | 旅行

 朝8時に家を出て、車で走り続けて今現在浜名湖の近くにいる。時計は午後8時。ちょうど12時間走り続けたことになる。さすがに疲れた。とりあえずブログをアップした仮眠しようと、スナック菓子をつまみながらキーを打っているのだが、隣でトトがよだれを垂らし、キーをベタベタにしている。こんなことがないようにと、先にトトにはカリカリをあげたのに、まったく何も食ってないかのような食い意地である。

 さて、今回も目指すは福島県。ある計画があって行動しているのだが、北海道旅行の行きと帰り、9月の訪問に今回である。6月以降四度目の福島入りだ。これだけ出入りすると、僕の車も僕もトトも、しっかり放射能を体につけて九州に戻っているので、放射能を全国にばら撒いているのと同じだ。こういう人間がたくさんいるだろうから、最終的には日本中どこへ行っても少しは放射能が検出されるようになるだろう。結局のところ、薄く広く延ばすのが、一番手っ取り早い除染じゃなかろうか。

 トトがあきらめたのか足元でふて寝をしている。僕もそろそろ仮眠を取ろう。

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優柔不断

2011-10-27 07:35:08 | 日記

 最近ニュースを見ていると、TPPをどうするかということが話題になっている。難しいことはわからないが、要は人、金、サービスを、関税をかけずに自由に行き来ができるようにしたらどうか、という話らしい。

 なんでもそうだが、規制があるというのは、必ず儲ける人間と損をする人間が生まれる。そう書くと、貧富の差をなくすために規制をかけるのだ、と反論を受けそうだが、同じ土俵の上で、がんばった人とがんばらない人、運のいい人悪い人で差が生じるのは仕方がないので、問題はどんなにがんばろうと、正当な評価を得られないことなのである。

 世界的には、時代は必ず自由化に向かう。なぜなら、関税とは自国民を守るために存在するので、地球規模で見れば、どこかの国を必ず犠牲にしているからである。人、金、サービスがこれほどボーダレスになった時代に関税をかければ、必ず貧困国ができるのはわかりきったことである。

 さて、今朝の新聞に、九州・山口の知事にTPPに関して賛成か反対かの意見を求めていた。大分県の広瀬知事が賛成しているほかは、ほとんどの知事が意見を留保していた。これを見て僕は唖然とした。政治家になる、知事になる、総理大臣になる、ということは、この国をこの地方をどうするかという確固たる意思がなくては困るのである。せめて賛成か反対かの意見は持ってもらわなくては、有権者はたまったものではない。

 そうは言っても、実際政治家になったら、現実はあちこちの顔を立てなきゃならないのだ、というのでは政治家失格だ。政権をとったらあるはずの財源がなかったとか、まさかこんな裏があったとは、と驚くのは勝手である。が、だからといって自分の意見を留保するなんてのは、あまりに卑怯なやり方だ。

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時期はずれ

2011-10-26 09:55:48 | 日記

 朝晩はすっかり冷え込むようになった。ぼやっとしていると、たちまち風邪を引いてしまいそうだ。という僕は、今もって衣替えをしていないのである。

 昼間はTシャツで過ごし、朝晩は上に何かを羽織る程度、夜寝るときもいまだにタオルケット1枚で寝ている。これではさすがに寒いので、夜中に何度も置きだしては、タオルケットを体に巻きつけて再び寝る、ということを繰り返している。

 新田次郎の小説「孤高の人」では、ヒマラヤ登山を夢見て、体を鍛えるため、冬は庭で野宿する男が描かれているが、何もそれを真似しているわけではない。が、なるべく冷暖房に頼らないようにしているのは確かで、人間というのは、外気に触れているほうが代謝が活発になる。我が家には代謝を図れる体重計があるが、それによれば僕の代謝は「24歳」ということになっている。

 と、自慢しても風邪を引いてしまってはしょうがない。そろそろ衣替えをするかな。

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寒っ

2011-10-25 10:01:08 | 日記

 この前ニュースで、最近の日本語はどんどん短くなっていくといった話をしていた。大きいことを「でかっ」、小さいことを「小さっ」、暑いことを「暑っ」、寒いことを「寒っ」などである。

 今朝などは、曇天のうえに風も強く、散歩に出ると思わず「さむっ」と口をついて出た。秋が深まっていくなあ、なんてことを考えていたら、もう冬も目の前なのである。なんだか寂しい気分になってくるなあ。「さびしっ」(財津一郎みたいだぞ)。

 生き物というのは元来怠け者である。百獣の王ライオンと言えども、このルールは守る。すなわち腹がいっぱいのときも、未来のために食料の確保に行くかと言えば、そんなことはないのであって、大きなお腹を抱えて、デレーっと横になっている。人間の言葉というのも、なるべく効率よく、口を動かさないでいいように進化してるのである。

 大昔の日本には、こんなナゾナゾがあった。「おとうさんにはないけど、おかあさんがふたつ持っているものとは何」。答えは母を呼ぶときに、唇が二度触れると言うのである。現代人にはわからないが、かつて「母」は「パパ」と発音されていた。が、破裂音というのは唇に緊張を強いるため、次第に「ハハ」とだらしなく発音するようになったのである。

 東北地方のなまりが、寒さからあまり口を開けず、「寿司(すし)」も「煤(すす)」も「獅子(しし)」もみな同じ発音だと言われているが、実は最新の進化形だ。未来の子供たちは、東北弁を話しているのかもしれないのである。

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読書の秋

2011-10-24 08:50:46 | 日記

 夏の暑さから開放され、爽やかな空気に満たされる秋、さまざまな食材が旬を向かえ、新米も出回り始めた。

 食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、行楽の秋、といろんなことに意欲が増す季節ではあるが、僕の場合は失業中の身で金欠病ということもあり、家でおとなしくしていることが多い。そんななか、やはり一番の楽しみは読書で、最近は以前読んだ本を読み返したりしている。

 古いものでは、小学生の頃、学校の図書館で一番人気だった「シャーロックホームズの冒険」は、今読むと推理自体かなり無理が多く、突っ込みどころが満載で、けっこう笑えるのだ。「その靴についた泥を見れば、どこを歩き回ったかわかろうというものだ、その泥は珍しい泥だからね」などと自信たっぷりに言う。地質学を勉強しているらしいが、科捜研並みの分析力である。

 芦原すなおさんの「青春デンデケデケデケ」も何度読み返しても面白い。オッサンになると、青春時代というのは、どんなことでも懐かしい。たとえ恥の多い人生だったとしてもだ。

 本屋の棚で目についたので買ってきた「脳と日本人」は、脳科学者・茂木健一郎さんと編集者・松岡正剛さんの対談集だが、難しくって何が書いてあるか全然わからない。誰でも知っているような簡単なことを、よくもこれだけ難しい言葉で表現できると感心しきりである。歴史は繰り返さない、と言っても、抽象的過ぎてなんのことだかわからない。こういうときは、死んだ子供は生き返らない、と言ってくれれば誰だって理解できるのある。

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フクロウ完成

2011-10-23 09:23:09 | 日記

 週末は一気に稲刈りが進むかと思われたが、雲の多い天気で、晴れるのか雨になるのかよくわからないといった空模様だ。青空が見えてるかと思えば、ポツポツと通り雨が降ったりする。農家の人たちも、稲刈りには二の足を踏んでいるのだろう。

 稲刈りが進み、あちこちパッチワークのような模様になっているんじゃないかと思いカメラを持って出たが、宇佐平野はまだまだ黄金色の海が広がっているのである。

 天気が悪くて困っているのは僕とて同様で、トトと大自然の中に飛び出したくてうずうずしているのに、怪しげな天気がそれを許してくれない。仕方がないのでフクロウの彫刻の続きをすることにした。オイルステンを塗ると、いい感じに真っ黒になったので、トト彫刻も塗り直すことにしたが、どうせ塗り直すなら最終的な微調整をしてからと、ほんの少しチェーンソーでほっそりさせた。

 というわけで、この2週間で彫刻が3体完成した。もっと彫りたいが、残念ながら材料の丸太がもうない。

 

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すっきり秋晴れ

2011-10-22 09:22:09 | 日記

 昨日の大雨が嘘のように、朝からすっきりと晴れ上がった。そよそよと風が吹き、草むらからは虫たちの鳴き声が聞こえてくる。こういう日は、トトとトレッキングに出かけるのが一番だが、昨日の雨でおそらくどこへ行ってもドロ沼状態だろう。特に舗装されていない登山道は、ずるずる滑って大変危ないのである。

 仕方がない、今日は家にいて彫刻の続きでもやるかな。そうこうしていたら明日かあさってには、登山道も乾くだろう。今週は特にご馳走ばかり食べたせいで、なんとなく体がもちゃっと重い気がする。全力で体を動かし、余分なカロリーをすべて追い出したいのだが。

 今度のフクロウは、いつもとは違って木に止まっているところにした。この余計な木があるせいで、彫刻は格段に難しくなる。ああ、面倒だ。余計なことしなきゃ良かったかな。

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苦労知らず

2011-10-21 06:30:48 | 日記

 結婚式、法事と続いた一週間で、ようやく静かな日常に戻った。爽やかな天気が続くので、またトレッキングに出かけたいが、どうやら今日は天気が悪いらしい。雨なら晴耕雨読、家で過ごすしかない。新しく手をつけたフクロウの彫刻の続きでもやろうか。

 フクロウというのは、僕が初めて挑戦した彫刻の題材でもあるわけだが、そんなにフクロウが好きなのかと言われれば、まったくそんなことはなく、むしろ形は単調だし、表情も動作も変化に乏しいので、あまり取り上げたいテーマではない。じゃあ、なんでそんなにフクロウばかり彫るのか、と言われれば、フクロウは「不苦労」から苦労知らずに通じ、縁起物として人気が高いのである。特にガーデニングで庭先に置くには、野性味の強いフクロウは、同様に人気の高い招き猫よりも、エコロジーな存在感なのである。

 さて、今日の予定は今日の天気次第。

 こんなことを言うと、「おまえはなんて苦労知らずなんだ」とお叱りを受けそうだ。

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