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おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

ブレーキのないバス

2017-01-31 11:00:16 | 福島

 西暦2000年になる時、コンピュータが誤作動をするというので大騒動になったことがある。いわゆる2000年問題で、性能の悪かったパソコンのデータ量を減らすため、西暦の下二桁だけをプログラムしていたため、2000年になるところが、1900年に逆戻りしてしまうというバカバカしいような問題だ。

 何がバカバカしいって、パソコンの初期の頃からこのことはプログラマーの間では知られていて、2000年になるまでには技術が進歩して誰かが改善してくれると、誰もが思っていたのだ。実際には大した事件、事故にはならずに済んだが、同じようなことは未だに散見する。

 昨日のニュースで福島原発2号機の溶け落ちた燃料棒が発見されたと言っていたが、廃炉作業に取り掛かるまでには問題山積みだ。

 そもそも原発を廃炉にする技術というのはどこにもないのに、原発は始動した。廃炉までは40年としたので、それまでには現代の科学技術を持ってすれば廃炉技術は完成していると考えていたのだ。事実は、40年経ったところで廃炉にするにはどうしたらいいかわかってはいないし、そもそも核のゴミを捨てるための最終処分場でさえ決定していないのである。

 これではまるでブレーキのないバスにみんなで乗り込んだようなものである。「便利、効率」経由「未来行き」と行き先表示されたバスは、終点までには誰かがブレーキを開発し取り付けてくれることになっていた。が、この「誰か」とは、自分以外の誰かでしかなかったのだ。

 最近何かと話題の豊洲市場にせよ、年金問題にせよ、同じように僕らはブレーキのないバスに乗り込んだと言えるのだろう。

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ききなし

2017-01-29 11:56:52 | 福島

 テレビ番組の「タモリ倶楽部」と言えば、「空耳アワー」というのを楽しみにしていた時がある。番組としては長寿番組だが、決してゴールデンに進出するでもなく、好きなことを夜中にやっているので、時々面白い企画がある。

 この前は番組欄で鳥のききなしクイズをするとあったので、録画しておいた。「ききなし」とは「聞き做し」と書き、人間が真似しやすい言葉に置き換えるものだ。有名なものではウグイスの鳴き声が「法、法華経」と聞こえるというもので、早い話、鳥の「空耳アワー」なのである。

 で、番組ではウグイスのほかにも、イカルの「お菊、二十四」とか、フクロウの「小僧、鼻くそ食うか」とか、センダイムシクイの「焼酎一杯ぐいー」とか、ホトトギスの「特許許可局」などを紹介していた。そういうふうに聞こえるといっても、どう聞いたらそうなるのかというのがほとんどだが、実際の鳴き声と聞き比べてみるとかなり面白い。

 コノハズクは「仏法僧」と鳴くが、ややこしいのはブッポウソウという鳥がいて、こちらは「ゲッゲッゲッ」と鬼太郎の主題歌みたな鳴き声らしい。

 なんとか意味を持たせようとするあまり、あまりにかけ離れているんじゃないかと思うものもある。例えばツバメなんかは有名だが「虫食って土食って渋〜い」だとかホオジロの「一筆啓上、つかまつり候」などはこじつけが激しいが、キセキレイの「鍋も茶碗も破れてしまえ、親死ね子死ね鍋釜こわれ、家のぐるり海になれ」なんかになると、ほとんど宇宙人の耳を持ってんじゃないかと思ってしまうのである。

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体が餅

2017-01-28 10:57:25 | 福島

 このところの寒波で、道路はすっかり氷に覆われていた。従ってランニングに出ることはできず、ようやく寒波が抜けた今朝は、久々にランニングに出ることができた。新年早々走ってはいるが、その後チャンスがなく、3週間ほどが経過した。いきなり本格的に走ることはできないだろう、今日のところは体を慣らすつもりでのんびり走ってこようと出発した。

 道路の氷は溶けているが、路肩や畑はまだ白い。氷を踏まないように乾いたところを選んで足を運ぶが、すっかりなまった体なので軽快に走ることはできない。一歩踏み出すたびに、体がもっちゃりもっちゃり揺れている気がする。どうやら筋肉という筋肉が、正月にたっぷり食った餅に取って代わったようだ。

 足先も手袋をはめた指先も、凍えるほど冷たい。それでも30分も走れば汗が噴き出してくる。途中で、本格的なトレイルランニングのコスチュームに身を包んだおっさんとすれ違ったので、負けてはいられないと餅と化した体を必死に動かす。

 1時間ほど走り、水分補給のために立ち止まり、しばらく川の土手をのんびり歩く。普段の生活で、立ち止まるということだけで「ああ気持ちいい」と思える瞬間がどれだけあるだろう。真冬の寒風吹きすさぶ河原を、気持ちいいなあと思いながらのんびり歩く瞬間がどれだけあるだろう。

 考えてみれば、僕らは歩く、立ち止まるというような基本的な動作は、すべて自動ロボットと化した体に任せ切っている。意識するのは、病気や怪我で体が動かなくなった時くらいだろう。が、わざわざ病気なんてするまでもなく、自分の体がどれだけ餅みたいになっているか、少し走ってみればすぐに実感できるのだ。

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ゴッホの手紙

2017-01-27 12:50:03 | 福島

 郡山図書館が改装中なので、本を借りに行っていない。仮設の図書館が駅前のビルの中にあるのだが、駐車料金が有料なのでなんとなく馬鹿馬鹿しいのだ。仕方がないので、時々本屋に行って文庫本を買ってくるが、面白くないと物凄く損をした気分になる。読みたいと思ったのは、美術コーナーの棚にあったゴッホの伝記だが、上下巻を合わせると1万円を超えるのでおいそれと買えない。

 それだったら家にあるゴッホの書簡全集を読み返したほうがいいだろうと、このところ毎日少しずつゴッホの手紙を読み進めている。これだって、一冊3000円で6巻あるので、貧乏な青春時代にしては1万8000円はめちゃめちゃ高価だったのだ。それでも今までに頭から終わりまで二度通して読み、それ以外にも所々をつまみ食いしながら読んでいる。

 画家としても世界的に有名なゴッホだが、もし物書きになっていたとしても、世界的な作家になっていたかもしれない。おそらくゴッホ書簡集は、ドストエフスキーやトルストイと並んで、世界の十大文学に数えられるはずである。

 で、1巻を読み終え、2巻の途中まで読み進んだ。画商として失敗し、先生や牧師を目指すが挫折し、いよいよ最後の手段として画家になる決心をする。無職ですねかじりにもかかわらず、実家の隣にいた未亡人に恋をし、失恋に終わったと思えば、子持ちの女性と同棲を始める。家を飛び出し、家を借り女と暮らすが、その費用はすべて弟の仕送りに頼っている。にもかかわらず、いく先々でいさかいを起こす。本人は高い理想を掲げているだけに、周囲の人間の理解がないのは理不尽だと逆ギレする。

 「自分に才能があればなあ」と嘆く人は多いが、ゴッホの人生を見ると、本当の才能というのがいかに日常生活を送るのに邪魔になるか、才能に振り回され、いばらの道を行かねばならないか。自分の才能のなさにホッとするほどだ。

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絵日記の整理

2017-01-26 10:38:40 | 福島

 日記がわりにブログをアップしているが、以前はホームページを日記代わりにしていた。が、だんだん情報量が増えてくるとホームページの場合有料になってしまうことや、僕の場合、ホームページ作成ソフトがなければ更新できないことから、どこででも誰のパソコンでもアップできるブログをホームページとは別に作った。

 そうなると簡単便利なブログに重心が移り、今ではホームページのほうはほったらかしになっている。かといって、せっかく作ったのでデータを消去してしまうのももったいない。

 中でも一番手間暇がかかった絵日記は、僕としては愛着があるので、今回改めて整理し直し、前書きとしてプロローグを付け加えておいた。掲載内容は2000年の暮れに東京から大分に引っ越してから、2011年に東日本大震災が起こった後までの期間だ。その後、福島でカフェを始め、別の物語が始まるので、区切りとしてはちょうどいい。10年ひと昔とは言うけれど、10年先の人生なんて、本当にどうなっているかわからないものだ。いや、本当は自分の将来がわかったつもりになっている方が、よっぽどどうかしているのだとも言えるだろう。

 と言うようなわけで、昔の絵日記に興味がある人は、こちらから。
 田舎で暮らす「絵日記」。

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寒波が抜ける

2017-01-25 12:08:45 | 福島

 毎日ビックリするほど寒かったが、ようやく寒波が通り過ぎたようだ。今日は朝から暖かな日差しが戻り、裏に積もった雪が光線を浴びて輝いている。

 フワフワだった雪も表面は硬く締まり、その上をスズメたちが餌を探して歩き回っている。用事があってテラスに出ると、シジュウカラが近くに寄ってきて、鳴いて餌を催促する。給餌台にヒマワリの種を置いておくと、いつの間にやらスズメが群がっているので、コラッと追い払う。と、入れ替わりにシジュウカラがやってくる。

 数日前から見かけるようになったシメもどうやら我が家に餌があると認識したらしく、時々裏庭を歩き回っている。今日は給餌台に上がっていたので、シメもヒマワリの種を狙っているのだろうか。

 ヒヨドリは、窓の下に吊るした干し柿を狙ってやってくる。もう数個は犠牲になっていたので、仕方なく干し柿の前に網戸を立てかけヒヨドリ避けとした。その代わり、ヒヨドリの食べかけの干し柿は、千切って給餌台の上に置いておいた。

 雪で餌が不足しているのは、野鳥だけではないようで、今朝の散歩では家を出てすぐに藪から小動物が飛び出して、雪の上を駆けていった。大きさからするとタヌキじゃないかと思うが、ハクビシンだったかも。

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遠のく老後

2017-01-24 11:39:34 | 福島

 毎年着実に歳を取り、体のあちこちも明らかに痛みが目立つようになっているにもかかわらず、老後は遠のく一方だ。

 というのも、国はこれまでの高齢者の定義を延長し、75歳からとしようとしているからだ。昔は人生50年と言っていたわけで、それに比べれば確かに日本人の老人の定義は繰り下げる必要がある。が、本当のところはいくつから老人かなんてのは人それぞれなのだから、わざわざ定義し直すというのは、そこにそうしなければ困る理由があるからだ。

 それは当然のことながら、年々増えていく社会保障費をどうするかという問題で、老人の医療費を低く抑えるには老人を健康にするよりは、老人と呼ばれる人の年齢を上げるのが手っ取り早い。年金の支給年齢についても同じことで、現役を長く続けてもらう制度に移行し、年金をもらうのをもっと繰り下げる必要があるのだ。

 これから年金支給年齢に入る団塊の世代には間に合わないが、せめて団塊の世代ジュニアの頃には70歳から、できれば75歳くらいまで年金支給年齢を下げなければ年金システムは破綻する。

 高度成長期に働き蜂となった団塊の世代と違い、そのジュニアたちは派遣や契約社員としてしか働けず、年金を納めるどころか、将来は生活保護に頼らなければならない者が多く出てくる。

 そんなことを考えれば、歳を取っただの老後が近いだの言ってはいられなくなる。国民総活躍時代とは生涯現役でいなさい、悠々自適の隠居生活は許しません、という時代なのである。さて、それをひどい時代と取るか、世の中そんなもんだと取るかで、きっとモチベーションは随分違ってくるだろう。

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やまない雪

2017-01-23 14:29:20 | 福島

 せっかくの休日なのに、朝からずっと雪が降り続いている。かといって、積もるわけでもなく、ただただ寒い一日となっている。今年になってまだ一回しかランニングに出ていないだけに、明らかに運動不足だ。少々の雪なら今日は出かけようと思っていたのに、強い風と降り続く雪にすっかり外出気分は失せてしまった。

 仕方がないので、ゴッホ書簡全集を引っ張り出し、少しずつ読み進める。飽きたらアランの「幸福論」を広げ、それに飽きたらドーデーの「風車小屋だより」を開く。

 ひっきりなしに窓の外に吊るした干し柿にヒヨドリが来るので、その度に追い払うのに忙しい。こらっと声をかけると、ピーと鳴いて飛んでいくが、すぐにまた戻ってきて干し柿の端っこをかじっている。

 犬たちは家の中で朝から昼寝だ。きっと夜まで昼寝をしているに違いない。時間があるので散歩に連れ出したいが、雪だらけになるのが面倒だ。寒くても構わないから、せめて雪だけでもやんでくれたらなあ。

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賑やかな庭

2017-01-22 11:08:53 | 福島

 雪が積もるとあたりが真っ白になるので、普段は木々や草花に紛れてなかなか見つけられない野鳥の姿にも気付きやすくなる。普段も身近にいるのかもしれないが、よほど目立つ姿か鳴き声をしていなければ、気付かないだけかもしれない。

 ここ数日、我が家の裏の空き地には、様々な野鳥の姿が確認できる。

 この前かろうじて確認できたシメも、今度はすぐ目の前の枝に止まっていたので、はっきりと写真に撮ることができた。メジロもつがいでやってきて、何やら木々の芽をついばんでいる。

 ちなみにメジロのことを調べていたら、「目白押し」という言葉の由来が、野鳥のメジロから来ていることを知った。野鳥の中には、団子状に固まって枝や電線に止まるのがいる。エナガの群れがエナガ団子を作るのは知っていたが、メジロも押し合いへし合い状態になることがあるらしい。へえ、そこから「目白押し」という言葉が生まれたのか。

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ぼた雪

2017-01-21 11:41:58 | 福島

 夜の間、湿った雪が降り続いていた。寝る前に窓から外を見ると、10センチほどは積もっているだろうか。こりゃ、明日の朝は早起きしてまずは雪かきだなと思いながら寝たが、朝起きると、昨夜からはあまり積もらなかったようだ。

 それでも、車が頻繁に通る前には家の前の雪かきは終えていたい。朝6時から1時間ほどで終わらせると、カメラを持って犬の散歩に出発だ。

 いつものお宮の前を通り過ぎると、両側に雑木林が広がる。

 気分は雪山登山だ。坂道に差し掛かるとズルズルと滑って歩くのが大変になる。

 が、一番大変なのは、僕らの中で一番足が短いトトだ。ほとんどお腹をこするようにして歩いている。

 頑張れ。そういう雪を押しのけながら歩くのを、冬山登山ではラッセルと言うんだぞ。

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