ようやく暖かくなり、いよいよ春だなと思うと、翌日にはすぐに冬に逆戻りだ。早朝から近くのダム湖の公園に出かけたものの、寒風が身にしみる。もっとも、散歩は犬のためなので、ノーリードで歩くだけで犬たちは満足そうだ。
人間のほうは、暖かくなって春告げ鳥たちの姿を見ることができるだろうと、カメラをぶら下げて張り切っていただけに、寒さで静まり返った雑木林にがっかりだ。時折ウグイスの鳴き声が聞こえてくるので、なんとか姿を確認しようと、そっと枯れ葉を踏み近づいてみるが、鳴き声はパタっと止み、あたりを静寂が包み込む。寒いので、再び鳴き始めるのを待つほどの根気もない。
それでも、2時間ほどいる間、キツツキ、キツツキの仲間のコゲラ、シジュカラにヤマガラなどを確認した。目の前をホオジロが横切ったので、シャッターを押し、あとで確認してみると、頭の黄色いミヤマホオジロが写っていた。こいつは初めての遭遇だっただけに、そうとわかればもう少し粘って写真を撮ったんだけどな。そのときはてっきり普段見る全身が茶色いホオジロと思っていたのだ。残念。
公園に着いた時には、どこからか口笛を吹くようなウソの鳴き声が聞こえていたので、また会うことができると思って楽しみにしていたが、結局最後まで姿は確認できなかった。


















