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おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

ミーンミン

2013-07-31 15:43:39 | 福島

 網野善彦さんの「歴史を考えるヒント」を読んでいる。日常何気なく使っている言葉も、案外間違って理解していることが多々あり、意外な意味があったりするというお話である。

 何気なく使っているけれども、その言葉について深く考えたこともない、というのが普通の人々だろう。たとえば、日本という国名が決まったのはいつですか、という質問にも、実は答えられる日本人はいないので、これが外国だったらまず考えられないということも意識したことがない。アメリカなら1776年、中国なら1949年が、国名が決まった年である。

 普通の人々というけれども、公にはどう呼ぶのが適当か、ということも案外難しい。「人民」と言うとなにやら社会主義国家の匂いがする。が、すでに日本書紀の中にこの言葉はすでに出てくるらしい。「国民」と言うと「日本国民」となって、日本に国籍があるというだけで普通っぽさが失われる。政治の世界では市民運動とか一般市民といった「市民」がよく使われるが、これだとインテリ臭いし、都会の人だけしか対象にしていないようなニュアンスがあって全体を表現していない。「庶民」だと親しみはあるが、公的文書に採用されない。

 なるほどなあ、と思いながら読み進めているが、外では今朝から急にミンミンゼミがけたたましく鳴き始めた。予報では明日にも梅雨明けするようなことを言っていたので、セミもそれを聞いたのだろう。

 ミーンミーンミーンミーンミィィィィィィン、ミーンミーンミーンミーンミィィィィィィ、ジリリリリ。
 ミーンミーンミーンミーンミィィィィィィン、ミーンミーンミーンミーンミィィィィィィ、ジリリリリ。 

 ああ、いよいよ東北も夏本番だな。

 僕のように何も考えず、季節の移り変わりばかり感じている人間は、人民だの国民だの市民だのいうより、ミーンミンと呼ぶのが一番ふさわしい気がする。お役人の世界には官官接待という言葉があるから、僕のような根っからの一般人はミーンミンと呼んでもおかしくはないだろう。

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緑色の里

2013-07-30 12:05:04 | 福島

 いよいよ7月も終わろうとしているのに、相変わらず雨ばかり降る。夏休みに入ったというのに、子供の遊ぶ声は聞こえない。我が家にやって来る野鳥はスズメばかり。頭がぼさぼさのところを見ると、ようやく巣立ったばかりなんだろう。

 雨が降ると犬たちにもカッパを着せて出かけるので、面倒臭いし大変だ。おまけに連日の雨で乾く暇もない。近頃は小雨くらいでは犬たちはカッパなしで出かける。

 テッペンまで花が咲いたら梅雨が終わると言われているタチアオイも、梅雨の代表的な花であるアジサイも、花はずいぶんとしょぼくなった。野原やあぜ道を覆いつくしていたヒメジョオンの白い花も、雨の中でぐったりしている。

 それにくらべ、緑はぐっと濃くなった。冬の間あれだけ明るかった雑木林は、昼尚暗く、クズのツルはジャックと豆の木のように電柱を駆け上る。考えてみれば、暦の上では秋はすぐそこまで来ているのだ。

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不思議なことに月曜日は

2013-07-29 22:45:14 | 福島

 不思議なことに月曜日は、僕がカフェを休んでことを神様が気に入らないのかと思うくらい天気が悪い。春になり、さあ月曜日は山登りだと考えているのに、いまだに実現しないでいる。不意に雑用が入って行けなくなることもあるが、ほとんど場合は雨か、さもなくば山のテッペンまですっぽりと雲に覆われるといった天気が続いている。

 今日も相変わらず天気が悪い。どうせ山に行くのは無理と、洗濯物を干し、午前中は家の周りの草刈りや畑の草むしりをしようと思っていたのに、9時にはザーザーと降り出した。せっかくのお休みだというのに、何ひとつ思うように過ごせないというのはストレスが溜まる。

 仕方がないので、食材の買い出しや、庭にやって来る野鳥たちのために鳥のエサを買いに行ったりしたが、あとは一日読書くらいしかすることがない。結局洗濯物も僕の気分同様カラッとせず、お休みはあっという間に終わる。

 雨は夜になってもザーザーと降っている。天気予報では明日もザーザー降るらしい。東北の梅雨明けは早ければ8月1日という。今はそれを信じるしかないな。

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連日の雷

2013-07-28 14:20:36 | 福島

 カフェのキッチンに湿度計を置いているが、バカみたいに蒸し暑いなあと感じたときには、針は90%を超えている。100%近いって、水の中にいるのと同じじゃないかと思うが、どうなんだろう。湿度100%の中で普通に呼吸ができるんだろうか。

 なんてことをつい考えてしまうほど蒸し暑い日は、その後に必ずと言っていいほどゲリラ豪雨が来る。黙ってやってくればいいが、どうしてもやって来たことを知らせたいのか、雷も一緒にやってくる。ピカッ、バリバリバリ。ドーン。

 こうなると黙っちゃいないのが我が家の犬たちだ。ヒーンヒーン、クフ~ンクフ~ン、キャンキャンと、情けない声をあげる。もうちっと堂々としていられないのかと思うが、トトはひたすら固まってガタガタしているし、ドリは右往左往する。

 と、お客さんから電話がかかる。
「今日も営業してますか」
「はい、普段通り」
「ブログを見ると、雷が鳴ると犬たちが大騒ぎになるようですけど」

 さすが看板犬。お客さんに心配されている。確かに雷が鳴っている時のドリの騒ぎっぷりは、営業していられるのが不思議なほど、上を下への大騒ぎ、獅子てんや瀬戸わんやなのである。

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切り絵

2013-07-27 22:34:21 | 福島

 昨日、郡山市立美術館に行ってみる。調べると、切り絵画家で有名な滝平二郎展をやっているらしい。名前を知らなくても、切り絵を見れば、「ああ、あの人か」という言葉が口をついて出てくるくらい、唯一無二な存在だ。

 子供の頃、一時期朝日新聞をとっている時期があったが、確か日曜版に毎週掲載されていた。当時は大して興味を引く絵とは思わなかったが、今回かなりの数をまとめて観たのと、切り絵の技法を紹介していてくれたので、ぐっと興味が増したというのもあり、かなり面白く観ることができた。

 時代背景は僕らの時代より少し上の世代だろう。子供たちが必ず着物を着て登場する。が、そこに描かれた光景は、まさに懐かしい子供時代そのものである。朝顔がある、七夕がある、紅葉があり、木枯らしが吹いている。そこには喧噪もあれば子供の孤独もある。家族の団らんもあれば、すべてが失われて行く淋しさもある。

 近頃、いくつか素人の展覧会を観にいく機会があったが、今回はつくづくプロの仕事というのはやはり違うなあと感心することしきりだった。素人とプロの境は限りなくなくなっているとはいえ、やはり歴然としたものを感じた。参考にすべきことを山のように発見し、見習うべきところも山のように示唆された一日だった。 

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水びたし

2013-07-26 10:40:35 | 福島

 相変わらず雨降りの日が続く。今朝は大丈夫かなと思っても、午後には大雨になったりする。冷夏どころではない。もう東北には二度と夏がやって来ないんじゃないかという気になってくるアベさんなのである。

 今日も洗濯物を干した後、カメラを首からぶら下げて散歩に出た。と、すぐにポツポツと降り出す。引き返そうかどうか迷ったが、ええい、このまま散歩してしまえと歩き出すと、結構な降り方で、途中木の下で雨宿りすることになった。カメラは雨から保護するために犬のウンコを採るために用意していたビニール袋に入れ、家に帰ってからは洗濯物を再び洗い直した。

 ところが、それから1時間もすると太陽が顔を出すのだから頭に来る。

 毎日雨で水びたしの里山は、文字通り緑したたる光景が広がっている。 

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臨時休業

2013-07-25 22:35:45 | 福島

 今日25日と、明日の26日、カフェを臨時休業しているので、青い犬に来てみたいという人は注意してください。

 臨時休業はもうずっと前から予定していたことだが、梅雨明けが前提で予定を立てていただけに、あまりの天候の悪さにガッカリだ。というのも、週一の休みではなかなか山でテント泊ができないので、お客が少ないだろう平日を利用し、山のテッペンにテントを張り、ひと晩星空を見上げて過ごすはずだったのだ。

 が、相変わらず東北は梅雨真っ只中、それどころか、豪雨で喜多方や会津で被害も出るという最悪の天気なのだ。もっとも考えようによっては、こんな最悪の天気にカフェに来ようという人もいないだろうから、開店休業状態だっただろう。

 そんなわけで、臨時休業はそのままにして、今日は郡山市内のレストランで食事をし、新メニューのための買い出しをしたり、原発事故で三春町に避難して来たという人が場所を変えて再開したというギャラリーを見学に行ったりした。ちょっと早目の夏休みというところか。

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イラストを描く

2013-07-24 17:23:08 | 福島

 この前、近所の人が来て、うちの孫の絵を描いて欲しいと言ってきた。

「漫画みたいなのしか描けませんよ」
「トトやドリを描いたのみたいに描いて欲しいんですけど」

 こっちで勝手に描かせてもらうという約束で、孫の写真を提供してもらい、イラストを描くことにした。条件はただひとつ、イラストの値段を内緒にしてもらうこと。でないとそれを聞いた人が、「そんな値段なら、ぜひうちの死んだジイさんを」とか「うちのインコを」とか「オレの車を」とか、無理難題を言いかねないからだ。

 最近あんまり絵を描いていなかったので、久しぶりにいい刺激になった。このまま興が乗っているところで、他のイラストも描いて、ホームページのほうを更新することにした。「田舎で暮らす」のギャラリーに、「東北の夏」と題してアップしたので、見たい人は勝手にどうぞ。こんな絵を載せてある。

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中途半端

2013-07-23 12:04:42 | 日記

 今日は暦の上では大暑で、1年で一番暑い日ということになっているらしい。ニュースでは、西日本、東海で猛烈な暑さになっていると言っているが、東北は相変わらず雨ばかりで辺り一面水びたしだ。早々と梅雨明けした関東も、近頃は「戻り梅雨」なる今まで聞いたこともないような天気になっているらしい。子供は夏休みに入ったというのに、まだ梅雨が明けてないなんて、天気の神様も意地悪だなあ。

 中途半端な天気が続いているせいか、動植物も中途半端な成長を遂げているものが多い。我が家の小玉スイカが手頃の大きさになったので、早速収穫して包丁で割ってみると、中身はまだ白いじゃないか(季節のせいではなく、気が早いだけという説もある)。散歩をしていると、オタマジャクシなのかカエルなのかわからない生き物が、道路を這っていた。

「もしかして、お前はサンショウウオか」
「いいえ、放射線を浴びて突然変異した怪獣です」

 写真では小さく見えるが、実際の大きさは頭の先からシッポの先まで3メートルほどある(ウソ)。

 

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雨の休日

2013-07-22 18:14:29 | 福島

 関東以西はとっくに梅雨明したというのに、東北は相変わらず梅雨真っ只中である。定休日の今日も、朝から断続的に雨が降る。しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん。

 どこかに遊びに行くのもままならず、仕方がないので犬とともに家の中で過ごす。途中、スーパーまで買い出しに行き、ついでなので「ふくラボ」があるかなと探したけれど、どこに置いてあるのかわからなかった。ラジオの放送とリンクして、紙媒体も出ると聞いていたのにおかしいなあ。ところが、家に帰るとポストに「ふくラボ」と印刷された封筒が入っているではないか。早速封を開けると、30部ほどチラシが入っている。おお、確かに青い犬のコーヒーゼリーが載っているではないか。おまけに5名様にプレゼントだ。

 それにしても、雨は止んだと思うと降り始める。1時間と間隔がないので、なかなか犬の散歩に出るチャンスがない。少々濡れても仕方ないかなと覚悟を決めて、小雨の中、犬を2匹従えてぶらぶらと歩く。1時間ほど近所を歩き回り帰ってくると、またまたポストに何やら封筒が。

 取り出すと、この前アマゾンに頼んでおいた本が届いていた。今回頼んだのは、星野道夫「ラブストーリー」と辻まこと「山の声」。星野さんのは写真と文章で構成され、辻さんのは画文集だ。近頃のアベさんは活字だけを追うのが大変なので、写真や絵があるとイメージが膨らんで助かるのである。

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