日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

憧れをカタチにTREE HOUSE

2012-07-26 | ギャラリー
子供ながら、いや子供だからこその「秘密基地」は憧れ。

自分の好きなものだけに囲まれ、秘密にあふれさらにせっせと自分の好きなものだけをつめこむ場所。
それが公園の片隅でも、暗いトンネルのなかでも。
もちろん押入れだって、段ボール一箱だって立派な秘密基地。


木に対する人類のあこがれも本能に近い子供のころの方がより執着があるのだろうか。
木の上のあるツリーハウスは誰だって、一度は夢みるわよね。
マークトゥエインのトム・ソーヤやハックルベリーフィンの世界のようなツリーハウス。
トトロの住む主の木の洞穴
現実にありそうで絶対存在しない場所。


そんな空想の場もいつのまにか現実に存在しそうな
地下のシアタールームや
好きなものだけをつめこんだガレージ
住むのなら、自然あふれるログハウス
現実の世界に違和感のない姿となった秘密基地。
それでもやっぱり夢は夢、ツリーハウスは憧れの憧れ。


秘密基地はきっとこんなんだったら面白い。
少年の理想に大人の力をもってすると
小林崇 TREE HOUSE





単なる憧れ、絵空事を現実にすることができるこんな大人だとしたら、
もう、子供には戻りたくないわね、あたし。
実際にはいろいろと大人の「事情」がジャマすのだが。
楽しみにしていたことがいきなりぶっとんで白紙になって打ちひしがれている。
秘密基地として大切に隠していたお気に入りの場所が立ち入り禁止になってしまっていたぐらいの
ショック度合。

やっぱり秘密基地はだれにも触らせないよう空想の領域にあったほうがいいのではないのだろうか。
あたしのツリーハウスはこのカタチが最高傑作。