日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

無垢色

2008-08-12 | ホーム

気長に待ってくださいといわれました。

そして待つこと「4ヶ月」。

 

ついに手元に届く。
須田二郎さんの木の器。

 

 

木のお皿を探しておりました。
美味しいトーストが食べたかったのだ。
ホットサンドも。

パンを焼いて、食卓にもってくるとき、どのお皿にのせるか毎度考えてしまう。
どうしても陶器やガラスのプレートだと水分が逃げてくれない。
さっくり焼いたパンも台無しなのだ。

行きつけのカフェでホットサンドを出してもらった時に使っていた木のお皿。
これはいいと膝をうつ。
そしていそいそと手を打つ。

 

 

そして行き着いたのが須田二郎さんの作品でした。
陶器、漆器、ガラスのお皿は見つかるんだけど、無垢のお皿はなかなかない。
愛情をもってつくられた木の製品は何よりも魅力的。
柄も無い。
色も無い。
塗装も無い。
あるのは自然の美しさと作り手の心意気そしてシンプルな造形の美しさ。

 

美味しいトーストを食べれるようにとオーダーをお願いする。
食パン1枚がちょうどよくおさまる大きさに。

 

お願いをしたお店では「控え」ももらわなかったし、とんと音沙汰もなかったのでちょっと心配してました。
お値段も出来上がりも納期も一切合切のおまかせで。
だけど「気長に待っていて」といわれたのでその言葉を信じて待つ。

気長に 気長に

 

待った甲斐あり。
これでおいしいトーストが頂けます。
材質は「ホウ」の木。
お値段 、1枚2500円。
良心的なお値段で 思わずほっとする。

日曜日のブランチという楽しみが増える。
ウレシイ!
気長に待つといいことがあるのね。
短気は損気。
妥協しないで選んでよかったよ。

ついでに予算の範囲内で小さい木の小鉢も。
ステキ ステキ 自己満足。
こっちは桜の木の色。

同じ木材でも木の種類が違えばこんなに色も違ってくるんですね。
無垢という色。
ステキ ステキ 奥が深い。

これでトマトの赤もとうもろこしの黄色もゴーヤの緑も美しく映える。
小さな桜の器にはくるみとカッテージチーズとはちみつを!と勧められました。

うん、マチガイナイ。
美味しそう。
個人的にはブルーチーズに蕎麦の蜂蜜をかけたものを用意したい。
ブルーチーズにクセのある蜂蜜をあわせると絶品だと小耳に挟む。
試した事は無いのだけど想像の味は間違いなく「美味」と判定されております。

ぎゃ~こうやってメニューを想像するだけでヨダレが ・・・