日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

その先には

2007-06-03 | Weblog

週末を利用して鎌倉へ。
気候もよいせいか混んでましたね。何処もかしこも。

いつもは鎌倉駅周辺だけなんだけど今回はあちらこちらへ足を伸ばす。

まずは「しらす」を食べたくて江ノ電にのって腰越へ。
江ノ電に乗るのは何年ぶりになるんだろう。
住宅地を縫うようにすすむと一気に海がひらけます。
この感覚が江ノ電の醍醐味なんでしょうね。

腰越の駅に着いたらなんだか海の香りというより「しらす」の香りがするような・・・・
まあ似たようなものですが・・・

しらす料理のお店はコミコミなのであきらめてイタリアンのような、刺身もだすようなお店へ。
いやあウマカッタ。期待以上。

美味だったのは「変わり揚げ」と鯖のアラビアータ。
野菜の揚げ物の衣になんとしらすが入っているのです。
しらすちゃんがサクサクになってお野菜が美味しくいただけます。
こんど家でつくってみよう。
そして鯖好きのあたしには涙モノの鯖のアラビアータ。
鯖とトマトがすごくあう。そしてニンニクとハーブで鯖の臭みが上手に消えているのです。
鯖って和食のイメージがつよいのでイタリアンで食べられるとは!
美味しい鯖が手に入ったらこれも家でやってみよう!

さ~て、腹ごしらえが済んだのであらためて鎌倉散歩に繰り出す。
いつものお店をひやかしながら。
まずはロミ・ユニ コンフィチュールでお買い物。
そして鬼頭天薫堂で夏の香りを買い求めます。

さすがにいづれも専門店。
迷いどころ満載です。
コンフィチュールはちょっとめづらしフレーバーがあったり、種類も豊富。
一つ一つ丁寧につくられたコンフィチュール(ジャム)は果物より美味しい。
素材が二乗になっているようなジャムです。


そしてお香も上品で個性があり香りが丸く広がります。
安いお香は香りの嫌な部分特に「甘さ」だったりお香の「独特感」そして「煙い」部分がのこりがちだけどこちらのお香は香りがひろがって残り香を楽しんでいるうちにふわりと消えてなくなってしまう。
通常、アロマ派のあたくしですがお香はこちらのものだけは買ってくるのです。

そしてぶらりぶらりと北鎌倉の「明月院」へ。
明月院の紫陽花を見に。

今年はちょっと早かったみたいだけど、色づき始めた紫陽花は繊細で瑞々しくて。
やはり紫陽花はここのが一番いいかな・・・


明月院までの路も趣があって良いんだよね。
鳥が上手に啼く。
その声を聞きつつ歩くのがよいのです。

その路の先には何があるのかを思いながら。

紫陽花

いつものお店

弛む香り

そして美味しいもの

海もあります。

鎌倉の路の先にはいろいろなお楽しみが待っているのね。
それが鎌倉の魅力。
但し、いいところは「有料」が多いのよね。
そしてお食事もお買いモノも観光地価格。
非現実と歴史と現金なところが隣り合わせの絶妙な空間。
これが鎌倉。

本堂には後庭園を見通せる丸い窓があります。
暗い室内を通してみる後庭園は明るくそのコントラストが美しいのです。
だけどこのお座敷は「ユニセフ募金」をすると上がれる仕組み。
そしてその肝心な後庭園は別途料金500円です。

その窓の先は「有料」という事で!

コメント (2)
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