久しぶりにTVで風見しんごを見ました。
やっぱり以前のような快活さはまだ見られませんでした。
そうだよね娘さんを亡くされて半年。
ワイドショーをみているようなあたしなんかにとってはもう半年。
だけど彼にとってはまだ半年しかたっていないのよね。
一生癒える事のない傷かも知れませんが早く、元気になってほしいと思うのでした。
そのTVをみながら相方が興味深い事を思い出してくれました。
佐伯チズさんの話。
美白の伝道師とでも紹介したらよいのかしら。
美容家の佐伯チズさんの話を思い出した模様。
しかしよく覚えていたよな。
佐伯チズの話なんて・・・どこで仕入れてきたネタなんだか。
どうやらあたしも同じ番組をみていたようなんだけど全く記憶がない。
きっと番組をみる視点が違うのかね。
さて佐伯チズさんは肌がきれいなことで有名なカリスマ美容アドバイザーですが、
その佐伯さんの完璧であろう美白のお顔にも曇りがあるのだという。
最愛のご主人を癌で亡くされたとき、日々泣き暮らしていたのだと。
泣いて 泣いて 泣いて。
朝起きて泣き、夜寝て泣き、次の日もあくる日も、来日も来る日も泣いていたのだという。
涙には塩分がふくまれる。
その塩分が肌の色をくすませてしまうだという。
だから彼女の目の下には永遠に消えないくすみが残っているのだという。
すごい話です。
風見しんごも然り。
彼の顔はなんとなく泣いているような顔になってしまているのです。
笑っていても、なんとなくね。
そして目の下には涙の色が透けて見えるのです。
ホントに来る日も来る日も悲しみの涙を流したのだろうな。
幸いにもあたしにはそういう経験はないのだけど。
みていてちょっと辛かったのです。
佐伯チズさんのようにどこかでその悲しみを上手に乗り越えてほしいのでした。
涙を流さないと乗り越えられない痛みも悲しみもある。
だけど体を肌を心に「カビ」をはえさせちゃうような湿り気ではいけなのですね。
いつか、いままでのように笑える日が来ることを願って。