原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「いきなりマリッジ」、絶対にあり得ない!!

2020年09月02日 | 恋愛・男女関係
 冒頭より、ネット情報を引用しよう。


 ABEMAの結婚リアリティー番組「いきなりマリッジ」(シーズン4)に出演していた濱崎麻莉亜さん(享年23)が死去したことが発表されて一夜明けた29日、警視庁が自殺とみて捜査していることが分かった。
 捜査関係者によると、濱崎さんと連絡がつかず、心配した関係者が都内の濱崎さん宅を訪れ、亡くなっているのを発見。警視庁は現場の状況から自殺の可能性が高いとした。遺書は見つかっていない。
 「いきなりマリッジ」は初対面の男女が出会った初日に挙式し、30日間の「新婚生活」を送るリアリティーショー。2人が最後に本当に結婚するか別れるかを選ぶまで番組が密着する。出演中に起きた悲劇のため、何らかの関連があるのかどうかを含め、警視庁は慎重に調べを進めている。
 同局は28日、濱崎さんが亡くなったとして番組の制作と配信の見合わせを発表し、死因は「状況を確認中」としていた。
 関係者は本紙の取材に「濱崎さんは30日間の新婚生活の撮影は順調に進み、結婚か離別か最後の選択をする前に亡くなった」と明かした。同局関係者によると、この日までに番組プロデューサーが出演者に直接、事情を説明。メンタルケアのカウンセリングを用意していることを伝え、ここ数日はSNSの頻繁な更新を控えるよう要請した。
 濱崎さんは韓国の化粧品を扱うサービスを立ち上げ、モデルとしても活動していた。出演者が自殺した可能性について、ABEMAは本紙に「ご遺族および関係者の皆さまへの配慮を最優先に、回答を控えさせていただきます」とコメントした。
 リアリティー番組を巡っては、フジテレビ「テラスハウス」に出演した女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が5月に自殺。番組内での振る舞いに対して、誹謗(ひぼう)中傷の言葉がSNSで寄せられていた。同番組は打ち切りとなっている。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)



 私事及び私見に入ろう。

 いやいや40歳近くまで独身を貫きそれはそれは自由恋愛を謳歌してきたとも表現出来そうな私故に、悲壮感漂うこの事件に“この世の終わり感”すら抱いてしまう…


 他メディア情報によれば、この事件のご両人は撮影前の段階に於いて、お互いに“お気に入り”の関係だったとも垣間見たりもする。

 ところが番組の初期段階から、ご両人の「子ども」に対する未来志向が全く食い違っていた、とも見聞している。
 自殺女性が「子どもが沢山欲しい!」と訴えていた事実に反し、男性側はバツイチの身にして「子どもは要らない!」と明確に発言していたと聞く。

 その事実こそが、当該番組制作上の初期段階に於ける多大なる落ち度であったと私は判断する。
 何故、結婚条件に於いて最重要課題である「子どもの有無」に関するマッチングをせずして、この番組を放映に至らせたのであろう??

 この事件に対する調査・検証は今後も続くことだろう。



 原左都子自身の過去に於いて、「見合い結婚」にて亭主と知り合っている身にして。

 それ故に、その種の番組が成り立つ背景自体を決して全面否定したくはない。
 “お見合い”との結婚形態の合理性を、十分に理解している身だ。

 
 この類の番組は、かなり昔の時代から存在していた。
 我が記憶によれば、「パンチでデート」等々…  (その東京予選会にこの私も若かりし頃に出向いた事もある!)😵 
 その当時に於いては、この種の番組放映により決して自殺者など出ていない。

 今現在その番組を制作して自殺者を出した背景を、番組立案・制作現場こそが十分に解明するべきであろう。