原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

猛暑時の「健診」って病気になりに行くようなものだね…

2020年08月14日 | 医学・医療・介護
 本日は娘の職場が指定した「健診日」だ。


 何故これ程厳しい猛暑時に娘が「健診」を受けざるを得ないのか?、と言うと。
 そもそも例年6月頃に実施しているようだが、今年は“コロナ禍”の影響を回避するため8月に延期されたようだ。 (その配慮が返ってとんでもない事態と成り下がり、結局はこれ程までにコロナ感染拡大した時期の実施と相成ってしまった。)😨 

 しかも、健診場所が“新宿”とのこと。😱 
 「ちょっと、まさか“歌舞伎町”じゃないよねえ???」と私が尋ねると、「昨年までは歌舞伎町だったけど、今年は健診センターが移転して“東新宿”。」との娘の回答。
 少し安堵したものの。
 「朝食は食べちゃいけないから、朝ご飯は要らないよ。」と娘。

 ビックリ仰天の私が応えて、「えーーーー!! こんな猛暑日に朝飯抜きで来い、とは健診センターも何を考えているんだ!?  それじゃあ道中熱中症でぶっ倒れて救急車で運ばれよ!、と言ってるも同然じゃないかい?? (この朝飯食べずに来い!との指示に関してだが)貴女の年齢では未だ胃検診はないよねえ? 血糖値でも測るのか? そんなのもっと年取ってからで十分だよ。 云々云々…」

 健気な娘は高齢母の心配をよそに、私が用意したお茶ボトルだけを持参していそいそと健診に出かけた。



 そんな娘の高齢母である原左都子自身の健診歴を、ここで語ると。

 職場に所属していた時期には国家から「健診」が強制されていたが故に、毎年受けざるを得なかった。
 最後に職場からの強制で受けたのは、50歳頃だっただろうか。
 当時、更年期に達しようとしていた私(元々月経過多だった事実をバックナンバーにて公開しているが)は生理の出血量がかなり減少し始めていた時期であり、それまでは一貫して健常値の半分以下だったヘモグロビン値が健常値に近づきつつあった。  
 特異的なのは、HDLコレステロール値が相変わらず高値で推移していたことだ。 基準値の2倍は優にあったと記憶しているが、医師からのコメントとして「この値が高い人は長生きできることでしょう。」と報告書に手書きして下さっていたのが嬉しかった記憶もある。 このHDLコレステロール値に関してはその後も計測する機会があったが、更に高値に推移していたものだ。
 胸部X線撮影に関する医師からのコメントとして、「胸部映像には異常ありませんが、背骨が歪んでいるようです。」と既に指摘された。 (今となっては確実に身体が左に傾いてしまっている。)😵 
 その他、必ず指摘されるのが“痩身注意”だが。 好きで主体的に“痩身”を貫いている身にして、これぞ我が健康維持の秘訣でもあるため。 他者からつべこべ言われる筋合いは無く、放って置いてほしいものだ。

 まあ私の場合、“問題がある箇所”と言えばそれくらいだろう。
 いまだかつて、五臓六腑に関する健診結果で異常値が出たことが無い健康体を誇っている。 
 

 そう言えば、今年も私が住む自治体から「健診の案内」が届いたなあ。
 毎年開封すらせず、それを捨て去っている私だが。

 以前一度開封して中身を見たところ、「一度も健診を受診しない方へ」との文書が同封されていた。 その内容とはもちろん、「必ず受診して下さい」なのだが。
 その片隅に「もし医学関係者等でご自身の身体状況を把握されている方は問題ありません。」云々とあった。 これぞ私に当てはまる、と自分に都合良く解釈して、その後も無視を決め込んでいる。

 今年はどうやら“節目年”のようで、いつもより健診の案内が分厚い。
 それでも私は今まで通り、無視を決め込む予定だ。


 もしも今後仮に健診を受けるとして、そして万一異常が検出されたとしても。
 おそらく私はその異常データよりも自分自身が培って来た“医学的感覚”を優先し、決して取り乱したり大騒ぎしたりはしないようにも思う。

 ただやや不安なのは、この我が“自信”をいつまで維持出来るのか?、と言うことだ。
 きっと、我がポリシーに基づいてこのまましっかりと生きる事が叶えば、その不安は先延ばし出来るように思ったりもする。



 P.S.

 余談ですが、現在原左都子とFacebookとの関係上において混乱を来している様子です。 原因は不明ですがそのためFacebookの使用を控えております。
 今後その回復が叶った暁に、また左欄に我がFacebookからの写真等を公開させて頂きたく考えております。