原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

左都子の「法学概論」 小講座 Ⅰ

2020年05月10日 | 自己実現
 (冒頭写真は、我が2度目の大学の講義ノートより「法学概論」ページを写したもの。)


 私が、この「法学概論」を受講したのは、大学4年次だった。
 何故、4年生にもなって「法学」の基幹学問である当該授業を受講したのかを説明すると。

 我が大学生活は、超多忙だった。

 専門の「経営学(後に「経営法学」を専攻)」に加えて。
 教職課程を2科目(「社会」と「商業」)履修していたこと。 (参考だが、教職1科目を履修するのみでも、それをしない学生に比し1年分の履修科目が増えるといわれている。) それが2科目ともなると、自ずとそれなりの科目数を履修せねばならなかった。
 
 それよりも卒業単位を満たすためには、とりあえず専門である「経営学」の必修科目を優先して履修せねばならない。 それを優先するのが学生としての常識だ。

 それらに加えて、個人の趣味で「哲学」にもはまり、空き時間に自主的に哲学関連授業を履修しまくった。 (参考だが、この中には「教職科目」の単位に含まれるものもあった。)

 しかも、大学院進学を目指していたため、4年次にはその受験勉強にも励まねばならない。 そうなると自ずと大学3年次までに、履修科目のほとんどをこなさねばならないこととなる。  
 実際我が大学でのスケジュールとは、1~3年次までは2講時から4講時まですべて埋まっていた。 (1講時の授業をなるべく避けたのは、毎晩生活費を稼ぐ目的で仕事に励んでいたため帰宅が遅くなる故だ。 ただどうしても必修科目が1講時目にあるときには、もちろんその授業を受けた。)
 土曜日の授業も受けた。 土日に単発の仕事を入れることも多かったが、どうしても履修せねばならない授業が土曜日だった故だ。

 更には4年生時には、週3日「医学の人材派遣業務」も入れていた。 (後日談だが、この企業での我が働きが優秀だったため、大学卒業後正職員として採用したいとの、当時30代半ばにして実にありがたい要望も頂戴した。 残念だが、大学院進学を既に決定していたためお断りした。)


 「法学概論」の授業に話題を戻そう。 


     


     


     

      上記写真3枚は、「法学概論」最初の2コマの授業の講義ノートより転載したもの。

 
 そんなこんなで、大学4年次には週2日大学へ通うこととなった。
 おそらく既に“卒業単位”はクリアしていた記憶があるが、4年次に受講せねばならない「専門ゼミ」がまずあった。
 その日ともう1日大学へ出向き、自分が好みの「講義」を受講したものだ。
 それが、この「法学概論」と「商法Ⅲ」だった。 
 (その空き時間には図書館へ通い、「大学院受験勉強」と「卒業論文」作成に全力投球した。)

 そのうちこの「法学概論」はおそらく「一般教養科目」だったと記憶しているが、今後大学院にて「経営法学」修士を取得するために是非とも受講しておくべきと考えた。

 これが、大感激だった!
 既に3年間に渡り法学関連科目を受講しているため、授業内容が容易に我が脳内に吸収される。
 しかも、担当教官が何とも素晴らしい!!
 「法学」に関するポリシーを確固と築かれているベテラン教授だったのだが、ズバズバとご本人の主義主張を語られる教官であられ、毎時間“胸がすく”思いだった。
 一番最初の授業時に言われたのが、「私の授業は決して“録音しないで下さい” それが外部に漏れると、私は監獄行きにならんとも限りませんので。」😱 


 私は少なからずやこの教授氏の影響を受けた。 後々に及び我が「法学ポリシー」を確固と保てているのは、この先生のお陰も大きい。

 「原左都子エッセイ集」初期頃の「左都子の市民講座」カテゴリー内で、私なりの“初心者向けの法学講座”を展開しているが。
 実は、その多くが当該恩師による「法学概論」を素人に分かり易く表現し直して公開したものである。 
 (〇〇先生、大変遅ればせながら「無断転載」をお詫び申し上げます。)
 
 とは言っても、当該先生は我が大学卒業と同時に退官された記憶もある。


 この「法学概論」小講座を、(他分野エッセイも間にはさみつつ)是非ともしばらく続けたく思っております。
 小講座を「法学」分野に移してから、すっかりノリノリ気分♪♪の原左都子です!😍 

「中国で体育時間にマスク着用で生徒酸欠死亡事件」に愕然!

2020年05月10日 | 自己実現
 (写真の“ボロマスク”は我がランニング練習用に自分で手作りしたもの。)



 冒頭より、ネット情報を引用しよう。

 5月9日付の中国紙・北京青年報などによると、中国で4月、新型コロナウイルスの感染防止のため、マスクを着けて体育の授業に参加した中学生3人が相次ぎ死亡した。 マスクが呼吸を妨げたのが原因との指摘が出ており、警戒が強まっている。
 浙江省温州市で4月14日、マスクを着けて1500メートル走に参加した中3男子が倒れて死亡した。 その後、河南省と湖南省でも、体育の授業中にマスク姿で走っていた中3の生徒が死亡した。 このうち2人は、医療現場で使う高性能マスク「N95」を着用していたという。
 中国の呼吸器内科医は北京青年報に、N95を着けて激しい運動をすれば十分な酸素補給ができず、死亡につながった可能性があると警告した。
 生徒の相次ぐ死亡を受け、海南省や福建省アモイ市が今月7日、生徒らの適切な距離を保った上でマスクを着用しないよう呼びかけるなど、体育授業でのマスク禁止の動きが出ている。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)


 何だと?  N95マスク着用で、1500メートル走?!?

 それ、「酸欠で死ね!」と言ってるも同然だ。
 N95マスクと言えば専門家でも10分着用するのがやっと、と見聞したことがある。
 しかも、1500メートル走とは、陸上競技の中でも一番過酷な競技と聞いたこともある。 
 中学生を3名死に至らしめて、やっと中国自治体では体育授業中に生徒に強制していた「マスク着用」を禁止にしたとのニュース報道だが。


 私事に入ろう。

 2週間程前より我がランニング練習に於いても、やむなくマスク(冒頭写真の手作りボロ😷 だが)を着用している。
 私が最初にニュースで聞いたのは、iPS細胞研究でノーベル賞授賞した山中伸弥氏が、テレビ報道にて「ランニング中のマスク着用を」と呼びかけたのが最初だった。
 あ奴(山中氏のことだが)、特に自分の専門以外でも“お節介”かつ“うるさい奴”のイメージがある。 (また、あ奴かよ。 言うは簡単だが、走る身にもなって欲しいものだ。 私のようなスポーツ音痴がマスクなど付けて走ったものなら、酸欠でイチコロだぜ。😵

 とは思いつつ、著名なあ奴に一旦そう言われてしまったものならば、それに従わねば“著名人好き”のこの国の国民達から必ずやバッシングが来る。 酸欠になるより、こちらの方がよほど厳しい現実だ。😱 

 そう考えた私は、早速ランニング用のマスクを手作りした。
 高齢域に達する素人ランナーとしては、とにかく我が身を守りたい。 
 そのためには、ランニング中“酸欠状態”になることはどうしても避けねばならない。 結果としては、我がマスク着用とはあくまでも市民に対するパフォーマンスでしかないのが正直なところだが…

 ご覧の通りこのボロマスクの特徴は、鼻と口に当たる中央部分を“薄く”して、なるべく呼吸し易くしたことにある。  
 これが功を奏して、市販マスクよりもずっと息がし易い。
 洗濯する都度“ボロ化”が進むが、このマスクでなければ、私は必ずや中国の中学生のごとくランニング中に死に至るであろう。
 
 ランニングの場所も、十分に吟味した。
 都立公園内はやはり人口密度が高いため回避し、新たなルートを模索した。
 やはり公道ではあるものの、5㎞のランニング練習中に2,3名の人に出合う程度の閑散とした場所を発見し、そこを現在の練習場としている。

 何よりも、自らが“新型コロナウィルス”に感染しないことが第一だ。
 それに関しては、細心の注意を払いつつ生活しているため、今のところ感染を回避出来ている。

 市民の皆様、巷をランニングしている我が姿を発見して、もしも我がマスクが“薄い”と感じられたならば、そのようにご指摘いただいて結構です。
 とにかく市民の皆さんの恐怖心を煽らないように、マスクを少し厚く致す所存であります。