週末はじっくりと記事を書けるまとまった時間がとにりくいので、手抜き、軽ノリの話でごまかそう。
この表題、大阪の難波じゃなくて、ナンパ(軟派)だよ。
今時、街角で若者がナンパをしている姿をすっかり見かけないが、ナンパって今は廃れてるの? もう既に死語化しているのであろうか。
昔は若者、特に男の子がこのナンパをよくやってて、私もあちこちでナンパされたものだ。
オーソドックスなのは、休日などに繁華街を歩いている時に「お茶しよう」と声をかけるパターンだ。昔は喫茶店が多くて、とりあえずは喫茶店でコーヒーでも飲みながらお話しませんか、という訳である。これって、今考えるに至って健全な出逢いであるように思う。ナンパというのはそもそも外見から入るのはやむを得ないとして、次のステップとして、お互いに話し合うことにより理解し合おうという手段はなかなか健全でしょ。
だいたい、今時「お茶する」などという文化が廃れているように見受けられる。喫茶店自体をすっかり見かけなくなった。人間関係が希薄化している現在、話し合いによりお互いを理解し合うという機会がどんどん失われつつあるようだ。
次によくあるナンパは車によるもので、「ねえ彼女、送るよ。」というパターンだ。車は密室になるし、どこへ連れて行かれるかわからず危険性が高いので、お断りするしかない。
私が30歳代後半で高校教員だった頃、この車ナンパによく遭遇した。勤務先の学校から駅までバスを利用するのだが、仕事帰りに夜暗いバス停でひとりでバスを待っていると車が停車し、「ねえ彼女、駅まで行くんでしょ。送るよ。」とくる訳だ。(ミニスカ、ボディコンスーツ、ロン毛ソバージュのど派手な教員だったもんで、スンマセン…。)たまには生徒も車で通りかかる、高校生、免許持ってるからね。「先生、送るよ。」まさか送ってもらう訳にはいかない。ある日、ちょうど車ナンパされている時にバス停に校長がやって来た。車が走り去った後で、校長曰く「今、ナンパされていましたね。」ものわかりのいい校長だ。
電車内ナンパも経験している。空いた電車に座っていると男が横に座り「彼女、どこで降りるの。時間があったらお茶しない?」 また、新宿駅のホームで電車待ちの時にもナンパされたことがある。 新幹線で大阪から東京への帰り、指定席で隣り合った男性に声をかけられ3時間語り合ったこともある。
人との待ち合わせの時にナンパされることも多い。ある時、待ち合わせ相手が来ないでイライラしているとナンパされた。待たされて頭にきていたこともあり、30分限定でお茶につきあった。その後、そ知らぬ顔で待ち合わせ場所へ戻り「ごめん、遅くなっちゃって。」と言ったら、相手は何も知らずに「いいよ」と言ってくれた。
大学生から合コンの誘いを道端で受けたこともある。その時私は既に30歳手前だった。「私は学生じゃないけど、職場の女性でいいならば…。」と言うと、その男子学生は「喜んで!」と言うんだけど、まさか30歳近いとは思ってないだろうからやっぱり断った。後でその話を職場の40歳近い子持ち女性にすると、「何で誘いを受けてこなかったの、私行きたかったのに。」と怒られた。
現在は、ネットでの出会い系サイトやメールのやりとりによる出逢いが多いようだ。それにはそれの利点もあるのであろうが危険性も高い。やはり、生身の人間と
の直(じか)の出逢いを大事にしたいものだ。
ナンパの話などして不謹慎であったかもしれないが、このナンパはひとつの生身の人間との直の出逢いであり、利用の仕方さえ誤らなければ良き出逢いのきっかけのひとつとなり得るのではないかと私は思うのだが…。
この表題、大阪の難波じゃなくて、ナンパ(軟派)だよ。
今時、街角で若者がナンパをしている姿をすっかり見かけないが、ナンパって今は廃れてるの? もう既に死語化しているのであろうか。
昔は若者、特に男の子がこのナンパをよくやってて、私もあちこちでナンパされたものだ。
オーソドックスなのは、休日などに繁華街を歩いている時に「お茶しよう」と声をかけるパターンだ。昔は喫茶店が多くて、とりあえずは喫茶店でコーヒーでも飲みながらお話しませんか、という訳である。これって、今考えるに至って健全な出逢いであるように思う。ナンパというのはそもそも外見から入るのはやむを得ないとして、次のステップとして、お互いに話し合うことにより理解し合おうという手段はなかなか健全でしょ。
だいたい、今時「お茶する」などという文化が廃れているように見受けられる。喫茶店自体をすっかり見かけなくなった。人間関係が希薄化している現在、話し合いによりお互いを理解し合うという機会がどんどん失われつつあるようだ。
次によくあるナンパは車によるもので、「ねえ彼女、送るよ。」というパターンだ。車は密室になるし、どこへ連れて行かれるかわからず危険性が高いので、お断りするしかない。
私が30歳代後半で高校教員だった頃、この車ナンパによく遭遇した。勤務先の学校から駅までバスを利用するのだが、仕事帰りに夜暗いバス停でひとりでバスを待っていると車が停車し、「ねえ彼女、駅まで行くんでしょ。送るよ。」とくる訳だ。(ミニスカ、ボディコンスーツ、ロン毛ソバージュのど派手な教員だったもんで、スンマセン…。)たまには生徒も車で通りかかる、高校生、免許持ってるからね。「先生、送るよ。」まさか送ってもらう訳にはいかない。ある日、ちょうど車ナンパされている時にバス停に校長がやって来た。車が走り去った後で、校長曰く「今、ナンパされていましたね。」ものわかりのいい校長だ。
電車内ナンパも経験している。空いた電車に座っていると男が横に座り「彼女、どこで降りるの。時間があったらお茶しない?」 また、新宿駅のホームで電車待ちの時にもナンパされたことがある。 新幹線で大阪から東京への帰り、指定席で隣り合った男性に声をかけられ3時間語り合ったこともある。
人との待ち合わせの時にナンパされることも多い。ある時、待ち合わせ相手が来ないでイライラしているとナンパされた。待たされて頭にきていたこともあり、30分限定でお茶につきあった。その後、そ知らぬ顔で待ち合わせ場所へ戻り「ごめん、遅くなっちゃって。」と言ったら、相手は何も知らずに「いいよ」と言ってくれた。
大学生から合コンの誘いを道端で受けたこともある。その時私は既に30歳手前だった。「私は学生じゃないけど、職場の女性でいいならば…。」と言うと、その男子学生は「喜んで!」と言うんだけど、まさか30歳近いとは思ってないだろうからやっぱり断った。後でその話を職場の40歳近い子持ち女性にすると、「何で誘いを受けてこなかったの、私行きたかったのに。」と怒られた。
現在は、ネットでの出会い系サイトやメールのやりとりによる出逢いが多いようだ。それにはそれの利点もあるのであろうが危険性も高い。やはり、生身の人間と
の直(じか)の出逢いを大事にしたいものだ。
ナンパの話などして不謹慎であったかもしれないが、このナンパはひとつの生身の人間との直の出逢いであり、利用の仕方さえ誤らなければ良き出逢いのきっかけのひとつとなり得るのではないかと私は思うのだが…。