京都議定書、洞爺湖サミットの影響か、ここ最近やたらCO2が人気です。
また、昨日まで時を同じくして札幌出張ということで、やっぱりこういう話題について書かないとまずいかなと思いました。
基本的にはCO2の排出量を減らして地球温暖化を防止しようという考えだと思うのですが、地球規模で考えると、先進国とそうでない国での排出量のバランスによって効果のほどはよくわかりません。
でも何もしないより、何かを始める事は大事だと思います。
ところが、この考え方も最近の原油価格の高騰によって、化石燃料からその他の燃料へという動きが本格化しそうですから、今のままで良いのか、注視していく必要があると思います。
そんななか、個人でも取り組めるという事で、「カーボン・オフセット」が注目されているわけです。
これは、CO2を出さないというのは中々難しいので、「出した分を"なかったこと"にする環境活動」という、言葉は悪いですがある面すり替え論的考えです。
この考えが正しいかどうかはよくわかりません。
最近では環境意識の高い人も多く存在するため、各種商品が発売されています。
例えば、「旅行」や「年賀状」や「定期預金」などです。
私もマイ箸やエコバッグなどを使いはじめてからは、なんとなく環境についてほんの少しですが意識をするようになりました。
物に頼らないといけない自分が情けないですが、色んな商品が出ることによって、人の意識が少しでも変わるのであれば、それも大事な事かなと考えました。
私の場合は、カーボンもオフセットする必要がありますが、「食べ物・食べる量」をオフセットする必要がありそうです。
< 今日の社食
こんなブログを書いたのに、バイキングに飛びつく情けない私。
でもデザートのイチゴクレープとメロンゼリーはおいしかった
そこをオフセットせにゃ[E:bleah]
ミソは１日分のご飯を炊いてお櫃へ[E:dash]
レンジで温めて若しくはそのまま食しておりまする[E:happy01]
バイキングだったので、ついつい卑しい気持ちが出てしまいまして、、、
お櫃ごはんはおいしいですよね。私の場合、そうすると余計に食べてしまいそうで。
便利なしくみかもしれませんが，そうはいっても，やはり実際に減らすことも重要です．
せっかく「食」の話がでてきたので，CO2と食の関係である「フードマイレージ」の考え方をご紹介します．これは，今食べているものがどれくらいの距離を運ばれてきたのか，というのを示す指標で，食料の多くを輸入に頼るわが国のフードマイレージはとても長いといわれています．
なるべく「その時期に」「近くで」「普通に」取れるものを食べるだけでも，環境負荷は相当軽くなるんです．また，食品の出元を気にすることは，食の安全への意識が高まることにもなります．
ちゃんとした説明をすると難しくなるのですが，「なにもそんな季節はずれの洋モノを空輸させてまで食べることはあるまい」というような考えであると理解していただければ．
あとは，立食パーティなどでは仮に貧相に見えたとしても，みんなで食べきれる量をきちんと推測して，食べ残しが出ないようにすることも必要かもしれないですね．
フードマイレージのことは少し知っていました。おっしゃるとおりで、食べ物の運ばれる距離もさることながら、日本では規格外の野菜・果物が捨てられている現状もあるし、受給のバランスと生産コストと販売価格のバランスなども大きな課題だと思います。
いずれにしても、色々な議論が起こる事は大変良い事ですよね。
それにしても、のさんは色んなジャンルについて沢山勉強されてますねぇ。いつも感心します。