じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

千年の魔法

2009年11月30日 | 映画

昨日は早朝から川崎のチネチッタで、高校の先輩の高樹のぶ子さん原作で、夏に観て(サマーウォーズ)いいなぁと感じたマッドハウス製作の「マイマイ新子と千年の魔法」を娘達を連れて鑑賞してきました。
本当は先週行く予定だったのですが、娘の風邪等もあり昨日になってしまいました。
高樹さんの自伝的要素が入っていて、私の地元の風景が忠実に描かれているので、グゥッ~と引き込まれてしまいました。
背景が昭和30年頃ということで、私が生まれた36年よりは流石に古いなぁと感じる部分や方言も私でさえ理解出来ないようなものも一部ありましたが、私としては非常に心を打たれました。
理由はよく解らないのですが、もしかすると地元という意識も働いたのかもしれません。
加えて言うと、BGMもコトリンゴさん主題歌も素晴らしかったです。
でもやっぱり心を打たれたのは、子どもにしか見えない世界、所謂「感性」を瑞々しく収めたことにあるんだと思います。
逆にアニメなのですが、娘達には少し難しかったかもしれません。
それにしても、「直角に曲がっている古くからある道は、昔の国衙の跡だから」というセリフには、「なるほどぉ~」と感心した。
そういう目でみると田舎も楽しいかもしれないと思いましたね。 
 ※現にそこに存在する中学校は「国府中学校」と言います
あまり宣伝されていないようですが、良い映画ですので、是非ご覧ください。 
 ※かなり上映期間は短そうなので・・・

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実は、初めて川崎に行きましたが、なかなか大きなショッピングモールがあって楽しめそうな気がしました。
また行ってみようかな。

今週のランチ等
F1000683 F1000680_2 < 毎週食べてるカキフライ。今回は安具楽で。
 何故かタルタルソースのかかっているチキンカツは六右衛門で。   

F1000682_2 < 会社近くので鯛の胡麻ダレ丼。
 上品な味で美味しい。

F1000679F1000678_2< California Pizza Kitchinでポロネーズ。
 デザートは川崎のマザー牧場でソフトクリーム、ミルクが濃厚で勿論美味しい。


10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地元が題材になってると、見る側にも熱が入りそう... (よんちゃん)
2009-11-30 13:07:01
地元が題材になってると、見る側にも熱が入りそうですね。
かほぱぱさんは 「…昔の国衙の跡だから」というセリフに「なるほどぉ~」と思われたとありましたが、
恥ずかしながら私は“国衙”って何だろう…とその辺りで迷子になりそうです[E:sweat01]
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 >“国衙”って何だろう (くろやぎさん)
2009-11-30 22:45:57
 >“国衙”って何だろう

よんちゃんさん

周防の国の国庁があった所です。今でいう県庁があった所です。

碁盤のようにきっちり整地され道も縦横にきっちり通っています。

このため、直角なのですね。

僕の故郷はこの国衙です。
僕の実家の近くで清少納言の父が赴任していた時代の遺物が見つかりました。

新子たちが遊んでいた場所で、僕らも遊んでいました。

あまりにリアルな映像の為、懐かしさが2倍になりました。
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>よんちゃんさん (かほぱぱ)
2009-11-30 23:30:53
>よんちゃんさん
国衙についてはバリバリ地元のくろやぎさんが解説してくれていますので、そちらを参考にしてください。
地元には日本で最初の天満宮や阿弥陀寺、古墳、東大寺の建立に使われた材木切り場など歴史あるものが沢山あって、小学校の社会科などで習っていました。
こんな田舎が題材になったのも偉大な先輩のお陰ですね。感謝、感謝です。

>くろやぎさん
解説ありがとうございます。
地元ど真ん中のくろやぎさんには、この映画はたまらんかったでしょうね。
私も隣の娘達に解説しまくりながら観ていましたw
他の同級生達も沢山観てくれていたらいいのですが。
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くろやぎさん 様 (よんちゃん)
2009-12-01 08:56:02
くろやぎさん 様
とてもわかりやすく教えて頂いてありがとうございました。
すごく歴史のあるところで、またそれがきちんと残ってるのですね!

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僕のマイミクの年寄福造さんはお母さんと高樹先生... (くろやぎさん)
2009-12-02 00:30:16
僕のマイミクの年寄福造さんはお母さんと高樹先生のお宅によく遊びに行ったそうです。お母さんどうしがお友達だったわけです。特に福造さんは高樹さんの妹さんに可愛がってもらったそうで、福造さんは原作本の中では実名で登場しています。
本人もびっくりした様子でした。

びっくりするよね。



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>くろやぎさん (かほぱぱ)
2009-12-02 01:23:19
>くろやぎさん
松崎小出身の方々にとっては、とてつもなく身近な映画ですよね。その興奮ぶりがよく理解出来ます。
中身も素晴らしかったので、もっと沢山の方に観てもらいたいよねぇ。
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かほぱぱさん だいぶ時間がたってしまったので、... (KAZU)
2009-12-07 20:58:26
かほぱぱさん だいぶ時間がたってしまったので、読んでもらえないかな。忙しくしてる間に話に乗り遅れてしまった。
マイマイ新子、いろいろありがとうございました。
私も11月末に観てきました。
私も国衙の出身。もう懐かしゅうて懐かしゅうて。

全編山口弁満載に一緒に観に行った国府中の友達と大笑い。

でも、懐かしさの中にも幼いころのまた違った思い出や気持ちがこみあげて、理由もなく最後は涙があふれました。とてもいい映画なのでみんなに観てほしいですね。

いや、ほんと、地元が映画に、なんて幸せです。

高校の文芸部の大先輩でもあります 高樹のぶこさんに感謝です。
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>KAZUさん (かほぱぱ)
2009-12-08 00:43:27
>KAZUさん
コメント待ってました。くろやぎさん同様、映画の舞台はど真ん中ですもんね。
それに、同じ文芸部出身でしたね。来年の同窓会には是非おいでいただいて、高樹さんにサインなどもらっちゃいましょう。
本当に良い映画だったと思うのですが、山口以外の出身の方がご覧になると、ちゃんと言葉の意味が理解できるのでしょうかねぇ。
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遅い反応ですみません。 (kAZU)
2009-12-08 23:31:07
遅い反応ですみません。

いや、ほんと、あの山口弁は脱帽でした(笑)

特にわたしが恐れ入ったのは、クレヨンのことでクラスメートがいじわるする場面で、「ほーたっちょきさん」て隣の席の子が言ったあの言葉。
なんか懐かしすぎてのてぞったっちゃ(笑)
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>KAZUさん (かほぱぱ)
2009-12-09 00:10:20
>KAZUさん
コメントはいつでもOKですので。遠慮なくどうぞ。
確かに「ほーたる」は他の地方の方は解んないでしょうね。
会社で、「この書類をなおして」と言うと、殆どの方が、「どこを直せばいいでしょうか?」と聞き返してきますね。
本当は、片付けておいてという意味ですもんね。
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