相変わらず厳しい残暑が続いている。
まだ夏休み中の三女が通う小学校では、一定の気温を超えるとプール解放が中止になる。
私が子どもの頃では考えられない基準だ。
そんな気候になっているのに、お祭りやスポーツの試合は、大雨や雷が鳴ると雨天順延になるのはごく普通のことだが、どうして猛暑の場合には延期とかにならないのだろう。
今年の京都の祇園祭は、猛暑のために花傘巡行と呼ばれる行事を、参加者が熱中症になる危険があるとして中止した。
歴史的な行事で、年に一度の行事であるにもかかわらず素晴らしい英断だと思った。
もしかすると当たり前の判断だったのかもしれませんが。
大雨も雷も猛暑も同じ気象現象。
根本的な差はないように思う。
36度を超えたら順延とか、ナイターに変更するとか、出来ないのかなぁ、と思う。
色々調べてみると、砂漠の街ドバイでは、50度を超すと学校とか役所などの公共の施設・サービスが止まるという法律があるのだそうだ。
真夏の日中、炎天下の試合を一概に否定する気はありませんが、本当に選手の個々の最高のパフォーマンスが発揮されているのかと、時々疑問に思うことも。
変にハプニングを美談にしてしまう我々にも問題があると思う。
環境が変わって来ている中、ある程度の柔軟性を持つことが必要ではないか。
小学校の話に戻るが、最近はやっとプールの時にラッシュガードの着用は認められるようになったが、日焼け止めは使用できないし、持参できる飲料も限定されている。
学校等での基準は、いまだに管理職の教育委員会や教員が学生時代の頃が基準になっているような気がするなぁ。