じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

時の流れ

2013年12月19日 | 会社

公衆電話の市内電話通話料を、来年4月から10円で利用できる時間を60秒から2.5秒縮める。
20年ぶりの値上げ。
公衆電話の数は私が入社した1985年がピークで93万台強あり、今は20万台程度まで減っている。
この数字をみた時に、減り方にビックリすべきか、或いはまだ20万台もあることにビックリすべきか。
この公衆電話、私にとっても大変思い出深いもの。
入社してすぐにやった仕事が、低利用の赤い公衆電話の撤去。
タバコ屋さんなどの店頭の10円しか使えないものをお願いして外していくというもの。
これが結構大変、なんせ元々こちらからお願いして設置してもらったものだったし、当時はお店のステータスみたいなものでしたから。
議会でも取り上げられ、マスコミも騒ぎ、最終的には中止に。
好成績だった私は、当初大変誉められたのに、こういう事態になった時に、逆にやり過ぎ批判を浴びた。
初めて、会社不信になった瞬間だった。
次はカード公衆電話機の設置。
テレホンカードの爆発的な普及で、急ピッチで取り替え。
そしてテレホンカードが使える印として大きな帯状のステッカーを作成して貼って廻った。
最後は、列車(新幹線)公衆電話機の取り替え。
生産中止になって久しいので、故障時の修理用にパーツを保存して対応。
意外と利用されいるのを聞いてビックリした。携帯より安定感はあるからなぁ。
今では災害時ぐらいしか脚光を浴びることはなくなったが、私も予備校時代は近くの公衆電話には随分お世話になった、10円玉を数十枚用意して。
相手はもちろん彼女ではなく親でしたがw
おそらく、沢山の楽しい話や悲しい話や嬉しい話を聞いてきたんだろうけど、そろそろ引退させてあげてもいいような気がする。
それより、30年前頃に買いまくった1500枚以上のテレカはどうしたものか。
家を購入したらインテリアにでもするかなw