大学時代は東洋史を専攻していて、高校の歴史の先生を目指していた。
総じて"社会科"は好きだが、順番としては歴史~地理~政経~公民という感じ。
20年東京に住んでいて、関心があるのは今住んでいる処は歴史的にどんな場所だったのかということ。
私に限らず、古地図を手に街探索が流行っているという。
過去、千歳船橋~葛西~代官山~本郷台と移ってきた。
母方の祖母が大正14年まで神田・信濃町に住んでいたので、生前は当時の東京の様子を聞いて、とても起伏のある街だということを、よ~く理解できた。
父方の祖父も銀座近辺にいたのですが、残念ながら私が生まれた時には他界していたので、話を聞くことはできませんでした。
非常に残念です。
こんな本を見つけたので読んでみたが、下町の低地と山の手台地の地形を軸に語り起こされる東京の自然と地形、そして、人間の手による変化について、平易でわかりやすく書かれています。
古代の記述は別として、エコな街江戸は明らかに現代東京よりも進化した街だったように思える。というか、後退した現代の都市東京って感じです。
東京の自然史 (講談社学術文庫) 価格:¥ 1,103(税込) 発売日:2011-11-10 |
本を読むのは面倒だという方で、iPhone・iPodをお持ちの方は、こんなアプリを片手に街歩きなどいかがでしょうか。