今宵は”ブルース”に酔う

２月２４日（金曜日）　（夜の部）
夕方、「Ansone ＆The高架下Drunkards」のブルースハープ奏者Ansoneさんのブログ を覗くと、宇治警察斜め向かいの 「ＺＡＮ（斬）」 でBurt Swingin’Brothersのメンバーとして今夜出演すると書いてある。自称「Ansone ＆The高架下Drunkards」の応援団長としては、用事が無い限り行かねばならない。
愛妻に「宇治のＺＡＮ（斬）でAnsoneさんのライブがあるので行って来るよ」と言ったのは、電車に乗る時間の２０分前。
「思い立ったら行動に移すのは、あきれるくらい早い」は愛妻の言葉。あきれてもらいましょう。
８時に店に到着した。Burt Swingin’Brothersのメンバー吉田 なお(Keys)さん 米津 忠則(Ba)さん相場（Ｇ）さんの三人がすでに来ていて「こんばんは」と挨拶を交わす。山科組の三人はまだ到着していなかったが、大体８時半前後がいつも到着する時間だ。
この店ではおばんざいが食べれるのだが、先ほど家で食べてきたところなので、焼酎の水割りとツマミの串カツセットを頼んだ。
８時２０分過ぎに「Ansone ＆The高架下Drunkards」のメンバーの津田さんと安村さん、それに初めてこのメンバーでドラムを叩く１８歳の福島君が到着した。急いで三人はセッティングをパッパッパッとする。８時半過ぎから演奏が始まった。
お客さんはフロアーに７人とカウンターに１人合計８人。この店はライブチャージは無料なので、飲み食い代だけで楽しめる。

津田さんは英語で歌ってギターを弾いて忙しい。

Ansoneさんも2ndステージから、歌ってクロマチックハーモニカ、　ブルースハープを吹いて大変だ。

前半７曲、後半５曲の併せて１２曲を楽しんだ。時計を見れば１０時半になっている。演奏が終われば、お店から食べ物、飲み物が振舞われる。

演奏前後の飲み食い代は店が全部持ってくれる。これが本日のギャラだ。出演者の隣りに座り皆さんと談笑する。今夜は飲む方は控えめで、焼酎の水割り３杯だったような気がする。
演奏者の米津さん吉田なおさんは京都市内に帰らねばならないので、１１時過ぎに腰を上げた。キーボードの”吉田なお”さんは、明日は朝早くからＦＭ宇治に出演するという。４時に起床せねばならないそうだ。睡眠時間３時間はつらいねえ。「皆さんお疲れさん」と言って、握手をして送り出した。山科三人組みもその後に続いた。
今夜は不健全かも知れないが、酒、女性には酔うことなく、純粋にブルースだけに酔いしれた。たまにはこんなライブがあっても良い。

出演者
ギター＆ボーカル　津田隆弘（通称：赤ひげ）
ギター　相場
ベースギター　米津忠則（通称：よねっち）
ドラム　福嶋智志
キーボード　吉田なお（通称：なおっち）
ブルースハープ＆ボーカル　安村咲子（通称：ansone)

今夜のセットリスト
１st ステージ：
１．Don't you lie to me 　
２．Hoochie coochie man　
３．Chicken shuck 　
４．Next time you see me　　
５．Hold on I'm coming 
６．Just little bit 
７．Lady Madonna 

2ndステージ：
１．Things Ain't What They Used to Be
２．T-born shuffle 
３．I'm ready 
４．Telephone Blues 
５．Everyclay I have the Blues 

同じ思いの年寄りがいた

２月２４日（金曜日）
今朝の「読者の声」欄に８１歳の男性が投稿していた。

右京区・吉岡弘生（無職・８１）
テレビを見ようと思って新聞の番組欄を見るが、最近は見たいと思う番組が少なくなったように思います。特にゴールデンアワーの時間帯を見ると、いわゆるバラエティ番組の花盛り。それぞれ趣向を凝らしていますが、私には「芸人」がワイワイ・ガヤガヤと遊んでいるだけのように思えてなりません。芸人が悪いとはいいませんが、「芸人は芸をして何ぼ・・・」です。芸がなければ芸人とはいえません。出演者らはばかなことをして笑わせているだけで、それを「芸」と勘違いしているように思えます。このことは、テレビ会社にも責任があると思います。ある程度の視聴率が計算できる割には、制作コストが安くすむのか、安易にバラエティー番組を多く放送している思えてなりません。本来の「国民の文化向上」という視点に立って、質の良い、しかも楽しくて心が豊かになる番組を切望しています。

この現象は今に始まったことではない。「ある程度の視聴率が計算できる割には、制作コストが安くすむ」はその通りだが、テレビ局にも事情がある。
どのテレビ局も、それは芸人を大量に抱えている会社の大株主だからだ。そろいも揃って同じような番組なので、腹が立ちＮＨＫにチャンネルを切り替える。
漫才師は「漫才」をしてナンボ。漫才には笑いがあるが、この年齢になればバラエティ番組を見て簡単には笑えない。
楽しんでいるのは出演者同士だけではなかろうか。同じバラエティ番組でも、上沼恵美子の「怪傑えみちゃんねる」 だけは好き！

『NUCHIGUSUI MUSIC』を有難う！

２月２１日（火曜日）
この所、毎月のように行っているザ・レキオ のライブ。バンドコンセプトに『NUCHIGUSUI MUSIC』を掲げ、三人の若者はライブ活動をやっている。ＮＵＣＨＩＧＵＳＵＩ　＝　ぬちぐすい　＝　命の薬　　彼らの歌を聞けば、前期高齢者の私でも明日の活力がわいて来る。今夜も京都三条にある　「沖縄居酒屋＆音広場 大新」 　へ出かけた。店は５時半からオープンだが５時２０分に着いた。店からレキオの皆さんのリハの歌声が聞こえてくる。

扉を開ければ、店長がにこやかな顔で迎えてくれ握手を交わした。今夜も一番客だ。早速にキープしている、泡盛ボトルをテーブル出してくれた。早く行けばリハが聞ける特典にありつける。チビリチビリと飲みながら彼らの歌を聞く。４曲ほど聞けただろうか。終われば皆さんと挨拶を交わす。その後は三人は別々に店から出て行き、各人の好きな店に行っているようだ。お客さんが見えるまで店長と乾杯だ。

モズクの天婦羅、イカ天を食べていると知っている女性が挨拶にやって来た。一人で飲んでいても楽しくない。カウンター席から「のり子さん」と「ちぃちゃん」を移動させ一緒に楽しむことにした。

ライブが始まる頃には、顔なじみのお嬢さん達が次々とやって来た。

「春ちゃん」「アヤパン」「くぎみん」「ち～子さん」「ゆきちゃん」「ゆりちゃん」「かっちゃん」「はたぁ」。

おやおや今夜も６０代の男性”とよ”さんと顔を合わせた。本当に彼とはあちこちのライブ会場でよく顔を合わせる。愛妻いわく「お互いにヒマとちゃう？」。当たらずとも遠からずか・・・。
今夜もヤンバラー宮城さんのＭＣでライブは始まった。

前半は相対的におとなしい曲が多かった。不思議なことに、　「カントリ・ヘッド」 　の隼平さんの声が、耳にこびりついている。曲の合間にメンバー紹介をするのは毎度の儀式。
ベースは火の国熊本　「赤星勇二郎！」　 。

三線は沖縄国頭　「山川隼平 ！」　 。

そして私沖縄国頭　「ヤンバラー宮城！」　 。

後半が始まる前に「ゆりさん」「かっちゃん」の席に行き、バカ笑いをしてダブルでライブを楽しむ。

後半は９時から始まった。スタート曲は、待ってましたの　「ＨＡＩＳＡＩ」 だ。

今日はゆたしくにげーさびら！ハイサイ！♪　　手拍子足拍子で、どなた様も気分は高揚してくる。

「泡盛週末」 も乗りの良い曲で好き！
「のり子」さんがグラスが空になれば水割りを作ってくれるので、いつの間にやらボトルが空になっている。店長は「ゆみちゃん入れるよ」とニコニコ顔だ。
いつもは大抵メモるのだが、メモっていないので歌の様子が思い出せない。
酔えば何かオジンギャグを言うのが私のいつものクセ。何を言ったやら皆さんカンニンやで～。２時間のライブはそれこそ”アッ！”と言う間に過ぎ去った。
ライブが終われば、レキオの皆さんはファンの皆さんと交流する。記念撮影はゆみちゃんの仕事だ。ハ～イポ～ズ。

珍しく外人さんが来ている。ゆみ爺は席に顔を出し、分けの分からないことをしゃべる。英語はダメなので、パハップス日本語で言っていたのではなかろうか。

これをミタ誰だったか思い出せないが、英語のしゃべれる女性を派遣してくれ通訳してくれた。有難うね。この皆さんはアイルランドから観光に来られているようだ。
ザ・レキオの皆さん『NUCHI GUSUI MUSIC』を有難う！命の薬が切れるころまたお会いしましょね。ヤンバラー宮城さん、このブログ見ていたらお願いを聞いてもらえるかな？あのねのね。歌うときに何という曲か言っていただければ、大変有り難いんだけどね。特に初めてのお客さんは、「この曲は良かった好き」と思っても、曲名が分からなければチョット寂しいかも。先日のミヤギマモルさんのライブでは、全部曲名を言ってくれたので、メモることが出来た。「○○の歌はどのＣＤに収録されていますか？」と尋ねＣＤを買った。

「夜遊びしてもいい方は「新右衛門」 に集合！」と言えば６人も集まった。
初参加の「クギミン」「すずめちゃん」「かほり」
何度目かの「ち～子」「ゆきちゃん」

若い男性がいたが、大新で飲みすぎてダウン。ソファの上で死んだように横たわっている。女性であれば、「しっかりせよ」と抱き起こすのだがオトコではなぁ。こんな経験はその昔、幾度もあるが、目が覚めるまで寝かしておくのが一番だ。
半ソバを皆で食べた。どなた様も、”美味しい！”の声を発する。夜も更けてきた。早く帰らなくっちゃ。「ゆみちゃんタクシーが来たよ」とスタッフのゴーヤーちゃんが告げる。中国から日本に帰化した山崎さんが顔を見せた。それでは皆さんサヨ～ナラ～また合う日まで～♪。

翌日クギミンさんからメールが来た。若者が酔いが醒めるまで「新右衛門」さんでお世話になったようだ。ママさんゴーヤーちゃん有難う！

今夜のセットリスト（隼平さんシェーシェー）
前半
１．Party Night
２．いいあんべー　
３．カントリ・ヘッド　
４．常夏楽園
５．さんご礁
６．ＤＮＡ
７．ちばらな

後半
１．ＨＡＩＳＡＩ 　
２．恋の病　
３．風まかせ明日まかせ
４．クイナ　
５．遠くへ
６．３ｍｇ　
７．泡盛週末　
８．サンキュー・ベィベー　

【ザ・レキオ　プロフィール】
２０００年福岡でかりゆしとして結成！バンドコンセプトに『NUCHI GUSUI MUSIC』を掲げライブ活動を開始。（NUCHI GUSUI とは沖縄の方言で命薬の意味）
場所を選ばない彼らの音楽活動は、老若男女を問わず幅広い年齢層から支持を得ている。

２００７年１２月にはポニーキャニオンミュージックよりミニアルバム『味クーター』で全国CDデビュー！
そして２０１１年４月に、結成から１０年間親しまれた「かりゆし」という名前を心機一転ザ・レキオに改名。（レキオとはポルトガル語で琉球という意味）生まれ育った沖縄のアイディンティティを大切にしながらも新しい文化を取り入れていく。
まさに琉球のチャンプルー精神が生きている音楽である。時にソウルフルに時にハートフルに！アットホームかつ圧倒的なライブパフォーマンスでたくさんの人の心を健康にする為に、福岡を拠点に全国各地でライブ活動を展開中！

カリンバ奏者”山田春三”さん、隣の人間国宝さんに認定！

２月２１日（火曜日）
関西テレビの朝の番組　「よーいドン！」　 を観ていた。楽しみは「隣りの人間国宝さん」のコーナーだ。リポーター円広志さんが修学院の周辺をぶらりと歩き、隣の人間国宝さんを捜す。
公園で大きな犬を２匹散歩に連れてきていたおっさんに声をかけた。犬の種類を尋ねた後、「普段はどんなお仕事されているのですか？」と聞く。
音楽をやっていると聞けば、円広志さんはその方の家にお邪魔した。楽器のカリンバが出てきて、この方は誰かと思い出した。昨年の秋にダーチャのライブでお目にかかった、ギターとベースのデュオ「田中晴之＆山田春三」の　”山田春三”　さんだ。
”山田春三”さんは自作の色々な種類のカリンバを演奏する。ピアノで言えば鍵盤部分が「竹」「ヘアーピン」「アイスキャンデーのスティック」「鉄」等。

カリンバの上部に、自作の”シェーカー”がついたやつで春三さんが弾き、円広志さんが１曲歌った。

山田春三さんに奥さんとの馴れ初めを聞く。奥さんが現れてこれに答える。見た目はおとなしそうな方だが、奥さんは元ハードロックのボーカルをしていた。

夫がいたが別れて、山田春三さんに惚れてゴールイン。人は見かけで判断してはイケナイようだ。
モチロン山田春三さんは「隣りの人間国宝さん」に認定された。

知っている人が「隣りの人間国宝さん」に認定されれば嬉しいものだ。まりお流らーめん店主、アグリの店主、サバンナのお母さんと立て続きに「隣りの人間国宝さん」に認定された。
山田春三さんおめでとう！！

・山田晴三（B,Kalimba,Vo)
14才の頃より独学でエレクトリックベースを始め、アフリカをルーツとするブルース、サンバなど各地の黒人音楽に影響を受ける。CBSソニーよりデビューしている「アプサラス」に加入し、1985年マイルス・デイビスのオープニングアクトとしてモントルー・ジャズフェスティバルに出演する。その後多数のミュージシャンのサポートとして、関西を中心に演奏活動、レコーディング等を行う。
ベーシストとして活動する傍ら、共鳴箱に鉄片を取り付けた親指ピアノとも呼ばれる、アフリカの民族楽器カリンバを演奏する希有なミュージシャンとしても知られている。1988年の誕生日のプレゼントとして友人から貰ったのがきっかけとなり、カリンバの奏法の研究に没頭するようになる。カリンバにシェーカーを付けることにより、音色とリズムの見事なアンサンブルを完成させる。1996年カリンバの不思議な音色を中心に、東洋の香りを漂わせるベース、数々の鳴り物、全楽器を自身で演奏、録音した無タイトルのCDを発表好評を得ている。 現在は、数々のバンドでサポートベーシストとして活動している。

梅の開花は”ま～だだよ～”

２月２０日（月曜日）
今日から家のそばの梅林で、”青谷梅林梅まつり”が始まった。青谷駅から梅まつり会場まで、歓迎のノボリが立ち並んでいるので迷うことはない。

今年は全国的に桜の開花は２週間ほど遅いので、梅も同様で遅れるのではなかろうか。
例年梅まつりが始まるときは、梅が開花していたためしは無い。新聞の”梅だより”では、青谷梅林は「つぼみふくらむ」になっている。とりあえず梅の開花状況を見てきた。

ほとんどの木は、「つぼみ硬し」だ。親類の趣味で育てている梅の木に一輪咲いていた。

雲龍梅も今年は開花が遅れている。

今日は風も吹かず絶好の観梅日和だったが、肝心な梅の花が「つぼみ硬し」では話にならない。月末で５分咲きが精一杯かも。
また開花情報を流しましょう。３月４日は、くぬぎ村で昨年に続き「満月兄弟」のステージがあります。観梅を兼ねていらっしゃい！

梅まつり開催日程
期間：２月２０日（月）～３月１８日（日）
会場：中中山の梅林（約１ヘクタール）

【売店】期間中毎日１０：００～１５：００
おでん・うどん・梅おにぎり・カレー・梅製品（梅干し、ジャム、梅シャーベットなど）、
和菓子・菓子類、飲み物ほか

【餅つき大会】期間中毎週日曜日１日２回実施＊雨天中止（無くなりしだい終了）

【お休み処（青谷梅小町の会】
梅干しや梅大福など梅製品を販売
■日時：梅まつり期間中の土・日曜日１０：００～１５：００
■場所：中天満神社境内

くぬぎ村梅まつり
■日時：３月４日（日）１０：００～１４：３０＊雨天時は３月１１日（日）に順延
■場所：くぬぎ村
■内容：ステージや体験コーナー（勾玉、竹細工など）、子ども広場など＊売店あり
問い合わせ　くぬぎ村梅まつり実行委員会電話０７７４－５３－８２７３