サツマイモの蔓を切っていると、エンサイの中に白い花が見える。雑草の花でも咲いてきたのかと確かめた。
おやまあエンサイの花だった。収獲しても収獲しても次々と葉が出てくるエンサイ。夏場に葉もの野菜が無いときは、有り難い野菜だった。６月の半ばに最初に収獲し、４ヶ月経過するもまだまだ収獲出来そうだ。恐るべしエンサイ。小松菜でも大根でも、花が咲けば薹が立ち終わりになる。エンサイに花が咲けば終わりかと、ネット検索したがよく分からなかった。しかし、「種を取る分は残して、食べるものは花が咲かないうちに収穫しましょう」と書いている方がいたので、遠からず当たっているかも。また茎を切り取り水につけておけば、時期の間に花が咲くそうだ。愛妻に、玄関に生けてみてはと進言してみるか。
１０月２５日（月曜日）
愛妻に「玄関に生けて見たら？」と言ったが、「ヒルガオ科の花であれば一日花ではないの？」と生ける気がない。ならばとメダカを飼っている壷に、自分で生けて見た。
初めて見た方は何の花？と思うことだろう。いいじゃない♪。
【参 考】
１．エンサイ（空芯菜、ヨウサイ）は、ヒルガオ科サツマイモ属の野菜で、色々な名前で呼ばれているが、農林水産省の統一名称では「エンサイ」、日本植物病名目録では「ヨウサイ」。沖縄では「ウンチェー」と呼ばれている。また、花の形から「アサガオナ」とも呼ばれている。
２．エンサイは、炒めるとシャキッとした歯ごたえがおいしい夏野菜で、病害虫に強いので、楽に栽培でき、また収穫期間も長いので夏場の野菜に重宝する。
３．原産地：中国南部～熱帯アジア
４．鉄分、ビタミンA、ビタミンC,カロチンを含む栄養的にもよい野菜。
５．ベトナムでは、スープ、あえもの、炒め物、鍋の具、茹で野菜、麺の付け合せなどに使う。
