ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

火あぶりの刑にしてやった

2008-06-13 18:14:05 | 日記・エッセイ・コラム

2008_06130002 2008_06130001 田舎に住んでいれば、都会のマンション暮らしではめったに見ることのない、虫や小動物が現われる。何が一番嫌いかと聞かれればムカデである。その嫌いなムカデが、使おうとしたバケツの中にいてビックリさせてくれた。ツルツルのポリバケツの中に、どうやって登って中に入ったのだろうかと疑問がわく。ポリの表面はツルツルでもムカデにとっては楽勝だろうか。普通、ムカデに刺されたと言うが正しくは【噛まれた】である。体の左右から足が何十本も出ている姿を見れば、この足が人間の皮膚にすれたら刺されたと錯覚するかも知れない。ムカデはじぶんの身体に触れてくるものに対して、一対の鋭いアゴで素早く噛み付く。寝ている枕元で、ぞろりぞろりと音がしたときは身の毛がよ立つほど恐怖にかられる。寝ているときの噛まれるパターンは、天井から落ちてきたとき無意識に払いのけたときに起きる。過去に女房が夜中に払いのけたことがあり大騒ぎした。ムカデは「せまい」「暗い」「湿り気がある」「餌となる仔蟲がいる」 といった条件のところに暮らすので、これからの季節は要注意である。畑に長靴を履いて出るが、いつも逆さまにしてムカデが入っていないを確認している。今日のムカデは体長10センチそこそこだったので、まあまあの大きさだった。最後は火あぶりの刑で成仏してもらった。私の幼少の頃は、捕まえたムカデを菜種油の中に入れて噛まれたときの薬に置いていたものだ。今時はこんな迷信のような民間療法は存在するのだろうかと、ふと懐かしく思い出した。

6月14日に次男が帰省してきたので、この話をした所「世の中に僕のような経験をした者はいるだろうか。僕はキンタマに噛み付かれただって。想像するだけで縮んでしまった。また妹からは「今年我が家に10センチ級のムカデが4匹も旦那の部屋に出没。4月末に天井うらにバルサンをたいたせいか3匹は弱っていた。こらから恐怖のシーズン。去年は2回もかまれたよ。むかでころりの薬とトンクを寝床の近くに備え眠る日々でーす」とメールが届いた。

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