4月24日(火曜日)
今から約40年前の職場の仲間が9人集まり、山城タケノコの産地で有名な山城町棚倉の、M君の竹やぶでタケノコパーティーをやった。
昨年初めてタケノコパーティーやったので、今回は2回目だ。10時半過ぎにお迎えの乃田の店主の奥さんが運転する車が家まで来てくれた。初参加のなべちゃんは、我が家にバイクを置き一緒に乗った。なべちゃんの旦那さんは、40年前の職場の皆さんが沢山集まるタケノコパーティーが羨ましくてしょうがないと言っていたそうだ。言われて見れば私もそう思う。在職40年で色々な職場に行ったが、何十年経っても一声でたくさんの仲間が集まる職場はここだけだ。
今日は天気も良し、気温も23度と申し分の無いタケノコパーティー日和だ。M君のタケヤブの近くの不動公園の駐車場に車を置いて、タケヤブへ行った。初参加の”よしこ”さんは頚椎がややこしく、歩くのも難儀している。そこはエスコートしかとりえの無いゆみちゃんは、右腕を差し出し、タケヤブまで10分ほど連れ持って歩いた。知らない人が見れば、どっちが介護されているか分からない。私が在職中は、彼女はママさんのテニスの全国大会にでていた実力者だ。それが今では病で、ままならない。好きなテニスがやりたくても出来ないなんて、可愛そうでたまらない。
駐車場から10分ほど歩けば、M君のタケヤブに到着した。
タケノコ農家のM君は、皆さんにタケノコ掘の要領を伝授する。
聞くは易し、行いは難い。どなたも切腹の連続だ。
切腹とは本来切るべきところからから上を、突き刺すことを言う。こんなタケノコは商品として出荷は出来ない。商売人にとっては、た易いことだが素人にとっては難しい。専用の掘る道具がことのほか重たい。女性にとっては難儀だ。軽ければ突き刺したとき、根に跳ね返へされ、掘れないそうだ。そこは男女の共同作業だ。貴方掘る人。私は掘る格好だけで、ポーズをする人。そのポーズ決まってるぅ!カッチョいい!
M君の音頭でまずは乾杯!
掘りたてのタケノコをホイールに包んで焼く。
焼き上がったタケノコを、M君が包丁で輪切りにして皿に入れてくれる。
焼肉のタレをつけて口に運ぶ。「美味い!」。贅沢の極みとは、こんなことを言うのだろう。高級の焼肉店の肉もこれまた美味い。3時間も飲み食いすれば、大なり小なりをもよおしてくる。タケヤブは広い。ここは男、女は関係ない。視界に消えて、再び現れるとどなたもスッキリした顔だ。ウンがついただつかないやら、皆好き勝手なことを言う。
生オケは、ペットボトルがマイクだ。タケヤブに青春歌謡、演歌がこだまする。ウグイスも負け時と”ホーホケキョケキョケキョ”と仲間入り。皆で手拍子しながら歌を歌い、
笑い転げるトークの連続で、腹の皮がよじれてしまった。
還暦を過ぎた皆さんは、少々なエッチことを言っても、どなたも動じない。それこそ独身女性がいれば顔を赤らめるかも知れない。それしきでは顔は赤くならないって?ごめ~~ん。今時の女性は顔を赤らめるのは妊娠不足か・・。笑うほど苦しいことはない。
約4時間のタケノコバーベキュー大会は無事終了した。どなたもお土産の掘りたてタケノコを頂いて岐路についた。
「来年もやろう!」が皆さんの合言葉だ。これは生きていなければ無理な話だ。話を聞けばどなたも病をそれなりに抱えている。それこそ元気モリモリは、私とソバ屋の乃田の店主だけのようだ。人生生きてナンボ!私は、元気が取り柄。過信は命取りは百も承知だ。朝早くからこの日のために食材、機材を準備してくれたM君有難う!来年もヨロシク!
自称松嶋 菜々子さんは4日前から体調不良で、シンドイと言っている。
運転手なので無理をして参加してくれたようだ。熱は無くとも肺炎にかかっているのかも知れないので、帰りに病院へ行くよう皆で尻を叩く。早く元気な菜々子になってや!
菜々子さんは肺炎の心配をしていましたが、大丈夫だったそうです。
熱もなく体がダルイのはどうしてでしょうね。
どなたさんもストレスを上手に発散してください!
いらっしゃい!
来年は格好だけと、口だけは卒業しましょうね。
元気でいれば、ロハでエスコートしましょう。
大変楽しい時間を過ごさせていただき
ありがとうございました。
筍堀りはむずかしい。
来年こそは売り物になるものを掘りたいです。
皆元気で来年もやりたいです。