第９４回 全国高校野球選手権大会が始まった

８月８日（水曜日）
高校野球ファンにとっては待ちに待った、夏の大会が甲子園で始まった。大会歌　「栄冠は君に輝く」 　に乗って行進する球児を観ていると、曲の素晴らしさとあいまって、涙が出そうな不思議な気分に襲われる。

春のセンバツの行進曲は毎年いまはやりの曲だが、夏は「栄冠は君に輝く」これ一筋なので思わず口ずさむ。”ああ栄冠は君に輝く♪”
この曲を聞いてジーンときたり、胸の鼓動を覚えるのは私一人ではないはず。いい曲だ。
選手宣誓は山形「酒田南」の下妻主将。選手宣誓も昔の「絶叫型」からソフトな語り口になり、観衆の心を揺さぶる。

これから盆明けの２２日まで熱戦が繰り広げられる。ビールを飲みながら試合を見れるシアワセ。
まだ勝者も敗者はいない。全ての球児に栄光あれ。

全国高等学校野球選手権大会歌
『栄冠は君に輝く』
作詞：加賀大介　作曲：古関裕而
１．雲は湧き　光溢れて　天高く　純白の球　今日ぞ飛ぶ
　　若人よ　いざ　まなじりは　歓呼にこたえ
　　いさぎよし　微笑む希望　ああ栄冠は君に輝く

２．風をうち　大地を蹴りて　悔ゆるなき　白熱の　力ぞ技ぞ
　　若人よ　いざ　一球に　一打にかけて
　　青春の　賛歌をつづれ　ああ栄冠は君に輝く

３．風を切る　球の命に　かようもの　美しくにおえる健康
　　若人よ　いざ　緑濃き　しゅろの葉かざす
　　感激を　目蓋にえがけ　ああ栄冠は君に輝く