引き継がれた机

１１月６日（土曜日）
亡くなったお婆さんが使っていた机を、孫のひよりが使うと言う。ほんまかいな？
使うと決まれば、椅子のクッションを直すか、新たに椅子を買うかどちらかだ。息子が椅子を修理してくれそうな店をネットで探した。電話で話すと、持ってくれば修理の見積もりをしてくれるとのこと。
見積もりの結果、７，０００円だったので、息子は修理を頼んで帰ってきた。修理してくれる人は、随分と高齢の方だったそうだ。「大丈夫かどうか心配になる」と息子が言うと、「年寄りの方が仕事が丁寧と違うかな？」と愛妻が答える。
その椅子が１週間もせぬうちに修理されて帰ってきた。異口同音に「綺麗になったなあ！」。

早速孫は机に座りお絵かきを始めた。
７０年以上昔の机が、これで引き継がれたことになる。クラシックな机には、やはり昔の椅子が良く似合う。
私の机は入社したとき買ったので４７年になる。

この机は長男が小学校から大学まで使い、今は愛妻の部屋に置いてある。
この机も、孫の誰かが引き継いでくれればいいのだが、無理だろうな・・・。
今の時代は子どもが小学校に入学となると、お祝いにと立派な机を買ってしまうことだろう。孫のひよりが友達の机を見て、「プリキュアの机を買って！」なんて言うのでは？と思っているが、果たしてどうなることやら。後１年半もすれば結末が分かる。大事に使えば１００年は楽に持ちそうだ。