11月5日(金曜日)
家の裏に黄色い花の、ツワブキ(石蕗)が咲いてきた。
菊(きく)科の花なので、菊の花と良く似ている。
このツワブキは数年前、道路を隔てた家の庭から飛んできたものである。年々増えて今では10箇所近くに生えている。
そもそもツワブキは、海岸沿いの崖とかに群生している。裏に生えているのは、もっぱら石垣とコンクリートの割れ目からが多い。
ツワブキが咲く季節になれば、故郷の泊が目に浮かぶ。泊村(現:湯梨浜町)はグランドゴルフ発祥の地で、グランドゴルフ場「潮風の丘とまり」へ行く坂道の崖にツワブキが群生している。それこそ満開の時期になると見事なものだ。潮風の丘には鳥取県第1号の風車があり、風車には泊むらの花”ツワブキ”がペイントされている。
【参 考】
1.ツワブキ(石蕗)
・菊(きく)科。
・学名 Farfugium japonicum
Farfugium : ツワブキ属
japonicum : 日本の
Farfugium(ファルフジウム)は、ラテン語の
「farius(列)+ fugus(駆除)」が語源、といわれるが諸説あり。
・開花時期は、10/15頃~11/ 末頃。
2.名前の由来は、葉に光沢のある艶があり、フキ(蕗)の葉のように見えることからツヤハブキ(艶葉蕗)と呼ばれ、それが転訛して「ツハブキ」となり、更に「ツワブキ(石蕗)」となった説や、フキ(蕗)のように見える葉が厚いことから「アツハブキ(厚葉蕗)」から「ア」が省略されて「ツハブキ」となり、更に転訛して「ツワブキ(石蕗)となった説、自生地が海岸なことから「ツハブキ(津葉蕗)」が転訛して「ツワブキ(石蕗)」となった説など諸説がある。
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